以前、このブログでもご紹介した、ASUSのIntel Z87 Express チップセット搭載マザーボード「MAXIMUS VI FORMULA」を使って、水冷オーバークロックPCの試作機を製作中です。現在はまだテスト中ですが、その途中経過を少しご紹介いたします。
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●温度的な問題で不可能だった電圧での動作が可能に
 現在構築している水冷試作機では、主にCPU冷却性能のテストを行っております。

 そのテスト機で動作しているIntel Core i7-4770Kは、当店が以前メンテナンスフリータイプの水冷クーラーを用いたテストを行った際、4.4GHzでの安定が困難と判断していた個体なのですが、水冷ユニットが実現する高い冷却性能のお蔭で、過昇温問題で投入できなかった電圧を掛けることが可能になりました。

 これにより、メンテナンスフリー水冷クーラーでは動作が困難だった4.4GHzの壁を越え、4.6GHzに設定してもある程度のテストが実行できるようになりました。


 このCPUについては、そのままBTO製品で使用できるレベルという訳ではありませんが、冷却性能の向上によって、高クロック&高電圧時の発熱増大をしっかりと抑制出来ることが確認できたことは大きな収穫となりました。

 どのような動作クロック、そしてどのような形で水冷マシンをBTO製品としてリリースするかについて、まさに検討中ですが、これまでのオーバークロックBTOパソコンよりも1ランク以上高いパフォーマンスを実現できる可能性が見えてきました。

 今後は、水冷が実現する冷却性能のアドバンテージを活かせる形での製品化をめざし、テストを重ねて参ります。途中経過は今後もブログでご報告する予定ですので、続報にご期待ください。

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