PCケースは、自作パソコンの見た目や組み込めるパーツを決定づける重要なパーツです。今回はPCケースの種類とその特徴についてご紹介します。

●タワー型ケース
自作パソコン向けの筐体で最もポピュラーなのがタワー型ケースです。高さ、奥行き、横幅のいずれも大きくケースの占有面積が広い分、パーツの収容力に優れ、ケース内空間の余裕から組み立ても容易な製品が多いのが特徴です。初めて自作パソコンに挑戦されるなら、タワー型ケース、特にミドルタワー型のケースがおすすめです。

Middle-tower▼ミドルタワー
タワー型ケースの中でも最も普及しているのがミドルタワー型ケースです。基本的にATXフォームファクターのマザーボードに対応しており、microATXやMini-ITXなど、より小型のマザーボードも搭載できます。大型のCPUクーラーやグラフィックカードを搭載できる収容力があり、多様なパーツを組み込むことが可能です。
 

full-tower▼フルタワー
ミドルタワーよりも一回り大きなケースで、ATXフォームファクターより大きなE-ATXやXL-ATXに対応している製品も存在します。サーバー・ワークステーション向けのマルチCPUソケットマザーボードや、エンスージアスト向けのハイエンドGPUの複数搭載、フル水冷マシンなど、ケースの収容能力の高さを生かしたハイエンドマシンの構築に適しています。

mini-tower▼ミニタワー
ミドルタワーより一回り小さなケースで、microATXフォームファクターに対応している製品が多めです。小型化に伴い、マザーボードをはじめ、搭載可能なパーツのサイズ制限が増えているため、パーツ選びの際はケースに収容できるか慎重に検討する必要があります。


cube
●キューブ型
ケースの高さと横幅が同じくらいのケースです。対応フォームファクターはMini-ITXが主流で、大型の製品ではmicroATXに対応している場合もあります。キューブ型ケースは奥行きの違いにより収容できるパーツのサイズ制約がずいぶん異なっており、奥行きの長いケースではATX電源や300mmクラスの長大なグラフィックカードの搭載ができるものも存在します。

組み立ての難易度はタワー型ケースよりも高いものが多く、使用できるパーツも大きさが制限されている場合がおおいため、パーツの選択には十分な注意が必要です。ケースの奥行きが短くなるほど、組み立て難易度とパーツ制限は厳しくなる傾向があります。。



slim●スリム型
筐体の横幅を抑えたケースで、縦置きと横置きが選択できる製品もあります。対応するフォームファクターはmicroATXかMini-ITXが多く、ケース無い空間の制約から、電源ユニットに一般的なATX電源を使えるものはほぼ存在しません。

組み立ての難易度自体はそれほど高くないものが多いですが、選択できるパーツの少なさや、排熱の難しさに加え、拡張性も乏しいため、ある程度自作パソコンに慣れていないと、性能と信頼性を兼ね備えたパソコンの自作が難しいケースです。



●小さいケースほど難しくなる自作パソコン
以上、主なケースのタイプを紹介しました。共通しているのは、ケースの大きさが小さくなると、組み込めるパーツの選択肢は少なくなり、組み立て作業の難易度は高くなります。小型ケースは拡張性も乏しく、排熱能力も低いため、適当なパーツを選択する知識も重要です。その分、やりがいがあるとも言えますが、初めて自作パソコンにチャレンジされるのであれば、ある程度大き目のケースで組み立てるのがおすすめです。


●ご相談受付中

当店BTO PCでは性能や組み込み構成を優先させるために、ケースを固定にしています。性能を重視される方は、当店のBTO PCに使用しているケースを参考にされるのもいいかと思います。また、お好みのPCケースがある場合は以下のフォームよりご相談ください。ご希望の構成でお見積りいたします(組み込むパーツによって物理的に難しい場合などご希望に沿えない場合もございます)。

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