最近、ノートパソコンのメモリ増設についてのお問い合わせをいただきますので、知っておくといいことを書きたいと思います。

(1)ノートPC用メモリはディスクトップ用と形状が違う

そんなことはわかってるよ! とおっしゃるかもしれませんが、この買い間違いは意外と多いのです。クロックや容量のスペックだけ確認して、購入してしまわないようにしましょう。

ディスクトップはロングDIMMというタイプです。
ddr3_nt
そしてノートPCはSO-DIMMというタイプになりロングDIMMより小さいメモリになります。
so-dimm01
双方に互換性はないため、間違って買ってしまうと、絶対に使えません。

(2)メモリ増設できるノートなのか、そうでないのかを調べる

最近はオンボードでメインメモリを実装しているノートがあり、メモリスロットが省略されていたりします(つまりメインの基板にメモリがはんだ付けされている)。特に小型軽量のモバイルノートはオンボードのタイプが多くなっています。そういったタイプは増設することができません。将来、メモリの増設を考えている場合は、ノートPC購入段階で調べておく必要があります。

増設できるかはノートPCのスペックを読み解く必要があります。
ですがメーカーにより記述はまちまちで、なかなかわかりづらいのが難点です。そもそもメーカーはユーザーがサードパーティーのメモリを増設することをあまり歓迎しませんので、わざとはっきり書いていないケースもあるのではないかと思います。

以下は富士通のノートPCの仕様の抜粋ですが、このように書かれているとわかりやすいと思います。どのメーカーもこう書いてくれるといいのですが。。。
notememory01


(3)メモリ規格の確認

ノートPCの仕様より、DDRの規格(DDR2、DDR3、DDR4)、メモリのクロック、容量を確認してください。
一方のメモリ側にはタイミングの規格があります。CL10とかCL11という数値です。この数値についてノートPCメーカー側の仕様には記載されていることはほぼありません。どのタイミングを選べばいいかは、現在の動作状況と合わせるといいでしょう。
CPU-Zをインストールして、「Memory」タブを開いてください。
cpu-z_note01

このCLの部分を見て、動作している数値を確認し、同じCL値のものを購入するといいかと思います。違うCLのものでも動くのですが、メーカー製PCはどのようにチューニングしているか未知数ですので、同じCLのものを選ぶのが無難です。

(4)当然、動作保証はなくなる

これは大前提なのですがサードパーティーのメモリを増設した場合はメーカーの動作保証はありません。保証がないと困るという場合は、高額になるもののメーカー純正メモリを使うしかありません。

メモリは今、値下がりして安くなっているので、サードパーティーのメモリなら気軽に増設に踏み切れるかと思います。もし動作しなかった場合、当店ではノートメモリの相性保証も行っていますので、安心してご購入ください。

→当店のノートPC用メモリカテゴリー

もし使われているノートの増設メモリがどれがいいかわからない場合は、以下のフォームよりご相談ください。

OVERCLOCK WORKSのメモリコンシェルジュ