今回は、Broadwell-Eの登場に合わせて発売されたASUSの新Intel X99マザーボードの特徴を紹介します。
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 紹介するマザーボードは、スタンダードシリーズの「X99-A II」と「X99-DELUXE II」、R.O.G.シリーズの「ROG STRIX X99 GAMING」の3種類。
 
 → ASUS X99-A II

 → ASUS X99-DELUXE II

 → ASUS ROG STRIX X99 GAMING


 いずれもBroadwell-Eの登場に合わせて発売された新設計のIntel X99 チップセット搭載マザーボードで、フォームファクターはATXを採用しています。

 各マザーボード共通の特徴として「SafeSlot」「Aura」「CPU電源(8+4pin)」の3つをご紹介します。



●耐久性の高めたSafeSlotなら重量級ビデオカードでも安心
 SafeSlotとは、金属製のガイドを埋め込んだPCI Express x16スロットのことです。従来型の拡張スロットに比べ、カードを引き抜く方向に対して1.6倍、カードに対して垂直方向に掛かる力に対して1.8倍の耐久性を実現しています。
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 ATXフォームファクターのマザーボードを搭載することの多いミドルタワーケースでは、多くの場合、拡張スロットにビデオカードの重量がかかる格好となります。即座に問題が起こるということはありませんが、長期的に使用していると、ビデオカードの荷重で徐々にスロットが変形してしまい、いざビデオカードを交換しようとしたときに拡張スロットの接触が怪しくなっている、ということもあるようです。

 その点、金属製のガイドによってスロット自体が強化されているSafeSlotであれば、樹脂のみで作られたスロットよりも高い耐久性が期待できます。大型のGPUクーラーを搭載した重量級ビデオカードを使う方には安心できる仕様と言えるでしょう。



●LEDイルミネーション機能「Aura」
 新たに登場したASUSのIntel X99 チップセット搭載マザーボードには、拡張スロットのロック部分などにLEDが埋め込まれており、発光パターンやカラーを任意で変更できます。

 特に、ROG STRIX X99 GAMINGは基板上に配置されたLEDの数も多く、LEDのカラーを変更することでマザーボードの印象をガラリと変えることができます。
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 ケース側面に窓を設けたゲーミングケースなどと組み合わせれば、「Aura」のLEDイルミネーションでケース内をスタイリッシュに彩ることもできるでしょう。



●CPUへの電力供給を分散する8+4pin仕様
 新設計のマザーボードは、CPUへの電源供給コネクタとしてEPS12V(8ピン)とATX12V(4ピン)を備えています。それぞれの役割は、動作に必須なメインコネクタのEPS12Vと、大電力の供給を分散する目的のサブコネクタATX12Vというものです。
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 Broadwell-Eとその前世代であるHaswell-E製品は、いずれもTDP 140WのCPUであり、メインストリームのLGA1151系CPUよりも多くの電力を消費します。

 そのCPUへの電力供給を担うEPS12Vは1本でも十分余裕のある仕様ですが、オーバークロックなどで供給する電力が増えれば、EPS12Vを流れる電流が増加してコネクタやケーブルの発熱も増加します。これを4ピンのATX12Vを使って分散供給することで、各コネクタとケーブルの負担を分散しようというのが8+4pin仕様です。

 通常の空冷オーバークロック程度であれば、EPS12V一本でも十分に対応可能ですが、電源ユニットが複数のCPU給電用ケーブルを備えているなら、積極的に利用するとよいでしょう。


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