今年のCOMPUTEXでは、現行のLGA2011-v3プラットフォームの後継とうなるLGA2066プラットフォームと、Intel Core X-Seriesが発表されました。

 最大で18コアのIntel Core i9-7980XEを頂点とする次世代ハイエンドCPUについて、現在判明しているスペックをチェックしてみましょう。


●10コア以下のモデルは詳細スペックが公表
 次世代ハイエンドCPUであるIntel Core X-Seriesでは、Skylakeアーキテクチャを採用したマルチコア志向の「Skylake-X」と、現行のKaby Lake-SをLGA2066向けにカスタマイズした「Kaby Lake-X」が用意されます。

 現時点で、10コア以下のCPUについては詳細なスペックがIntel Arkで公開されていますので、同サイトのデータを元に一覧表を作成してみました。

 IntelR Core X-series Processors
 https://ark.intel.com/products/series/123588/Intel-Core-X-series-Processors

LGA2066

 現行製品であるBroadwell-EベースのCPU製品のリストも合わせて掲載しましたが、直接の後継となるSkylake-Xでは、全体的にCPUクロックが高めに設定されていることが確認できます。また、上位製品ではメモリクロックのサポートがDDR4-2666に引き上げられています。

 CPUクロックやメモリクロックが向上している一方で、L3キャッシュ容量はBroadwell-Eから大きく削減されている他、CPUに統合されたPCI Express 3.0コントローラのレーン数も、Core i9-7900Xより下位のモデルでは28レーンとなっています。

 Kaby Lake-X系のCPUについては、メインストリーム向けのKaby Lake-SをLGA2066向けにカスタムした格好となるため、コア数やPCI Express 3.0 レーンは少なく、メモリのチャネル数もデュアルチャネル対応に留まっています。

 現状、12コア以上のSkylake-X製品の詳細なスペックが公開されていませんが、LGA2066ではPCI Expressやメモリチャネル数といった要素がCPU毎に細かく異なっているため、CPUによってマザーボードの機能の一部が使えたり使えなかったりすることが予想されます。

 LGA2066プラットフォームでは、必要な機能が確実に動作するCPUとマザーボードの組み合わせを選択することが、今以上に重要となりそうです。