AMDのRyzenを使った自作PCをお考えの方向けに、「Ryzen向け電源ユニット選びのポイント」をご紹介いたします。

●電源容量はどの程度必要?
 Ryzne 7 2700Xを搭載したPCでCPUをフルロードにした場合、おおよそ200W弱となる場合が多いようです。ここにシングルGPUで最大級の消費電力を持つ製品を組み合わせたとしても+300W程度なので、特殊な構成にしなければ、電源ユニットの総容量は600Wもあれば足りるでしょう。

 Ryzen 7 2700X以外の第2世代RyzenとミドルレンジクラスのGPUを組み合わせるなら、500Wクラスでも容量的には十分ですが、比較的安価でありながら余裕ある電源容量を実現できる750Wクラスの製品を選ぶのも悪くありません。


●容量以外のスペックでの注目ポイントは?
 AMD X470チップセットを搭載する上位マザーボードの中には、本格的にオーバークロックしたRyzen 7へ安定して電力を供給するため、EPS12V(8Pin)を2系統備えていたり、EPS12V + ATX12V(4Pin)を備えている製品があります。
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▲EPS12V(8pin)とATX(4pin)のマザーボード(MSI X470 Gaming Plus)

 これを利用するとCPU用の電力を供給するケーブル1本あたりに流れる電流の量を減らすことができ、ケーブルの発熱を抑制することができます。

 ハイエンドマザーボードを使ってRyzen 7のオーバークロックをする場合は、CPU給電用のコネクタを複数備えた電源ユニットを選択するのがおすすめです。