PCゲーミングにおける最重要パーツであるグラフィックカード。その性能を決定づけるのがGPUです。今回はこのGPUの選び方についてご紹介します。

 2018年9月時点で、NVIDIAはGeForce GTX 10シリーズ、AMDはRadeon RXシリーズを市場に投入しています。主なラインナップは以下の通りです。
NVIDIA GTX 10
AMD RX
 現在のPCゲーム市場では、GameWorks対応タイトルをはじめNVIDIA製GPUに最適化されたゲームが多く、ハイエンドGPU以上の層の厚さもあって、パフォーマンス重視のユーザーにはNVIDIAのハイエンド以上のGPUが最有力の選択肢となります。

 一方で、ミドルハイ以下のGPUになると、格安ディスプレイでも利用できる動的ディスプレイ同期技術「FreeSync」が使えるRadeon RX 500シリーズの魅力が高まります。

 FreeSyncを使うと、フレームレートが60fpsを維持できない状況でもこれを利用することで破綻の無い滑らかな画面描画を得られるため、大作ゲームで60fpsの維持が困難なミドルレンジGPUでのプレイ体験を高めてくれます。

 なお、NVIDIA製GPUにも同種の技術「G-Sync」がありますが、FreeSyncに比べて対応ディスプレイが高価なため、ミドルハイ以下のGPUと組み合わせるにはアンバランスなのがネックです。

 現状では、ゲームでの描画品質やフレームレートを追求される方にはNVIDIAのハイエンドGPU、低コストでPCゲームを楽しまれたい方には、FreeSync対応ディスプレイとミドルハイ程度のRadeon RXシリーズの組み合わせがおすすめです。

 ただし、既に発表済みのGeForce GTX 20シリーズのハイエンドモデルが、9月末頃から順次登場する予定となっています。今後登場するゲームでの描画品質にも期待したい場合、こちらの登場を待つのもひとつの選択でしょう。