今回は、Intel最新のデスクトップ向けCPU「Intel Core プロセッサー(14世代)」に対応するチップセットを紹介します。

●従来のIntel 700/600シリーズ・チップセットが利用可能

 Raptor Lake-S Refreshこと、Intel Core プロセッサー(14世代)はLGA1700ソケットに対応したCPUですので、対応BIOSが導入されていれば、既存のIntel 700/600シリーズ・チップセット搭載マザーボードを利用することができます。

 2024年1月時点で、Intel Core プロセッサー(14世代)を利用できるチップセットと、その機能を以下の表にまとめました。
Intel 600-700チップセット

●より多くのPCIe 4.0を提供可能なIntel 700シリーズ・チップセット

 各チップセットをおおざっぱに分類すると、もっとも多機能でオーバークロックにフル対応しているZ790/Z690、多数のPCIeレーンを提供可能なH770/H670、廉価マザーボード向けのB760/B660、ローエンドのH610と言ったところでしょう。

 Intel 700シリーズ・チップセットはIntel 600シリーズ・チップセットの後継で、チップセット内蔵PCIe 4.0をより多く提供可能となっていますが、それを除けば同じポジションのIntel 600シリーズ・チップセットと機能面に大きな差はありません。

 ただし、これはあくまでチップセットが対応する機能に過ぎず、実際にどのような機能が実装されるのかはマザーボードの設計に依存します。

 また、Intel 700シリーズ・チップセットを搭載するマザーボードは必然的にIntel 600シリーズ・チップセット搭載マザーボードより新しい設計を採用しているため、メモリ配線やVRMなどの最適化が図られていたり、より先進的な機能や外観デザインを採用していたりと、チップセット機能以外の部分に差がある製品も珍しくありません。

 もちろん、旧製品として低価格で販売されているIntel 600シリーズ・チップセット搭載マザーボードのコストパフォーマンスも魅力的です。使用予定のCPUに対応したBIOSがリリースされているか、またご自身の用途に必要なインターフェイスや機能が用意されているのか、購入前にチップセットとマザーボードの仕様をよく確認されることをおすすめします。