ギリシャ神話ソーシャルメディア炎上事件簿

February 17, 2012

コンピュータ vs プロ棋士


最近、将棋連盟会長米長さんがコンピュータ、「ボンクラーズ」と対戦し敗れるというニュースがあり、気になって読んでみました。

この本では、コンピュータによる将棋の研究を中心にチェスやオセロ(リバーシ?)囲碁の話も多少出てきつつ、2010年、当時の女流王将清水さんとあから2010の対戦までが書かれています。

この本を読んでみて、コンピュータ将棋が強くなってきたのは2つの要因があると考えました。

一つ目がアルゴリズム研究が進んだことと、2つ目がコンピュータの高性能化です。

アルゴリズム研究は局面評価の手法がものすごく進んだ印象を受けました。たくさんのプロ棋士の棋譜が整備されて、どういう局面が有利なのか解析が数年で随分進んだようです。

その間、並行してコンピュータの性能はものすごい勢いで進歩しました。計算リソースが速度の面と記憶容量が豊富になり、データの蓄積、先読みの数ともにものすごい進化です。

そんなわけで、コンピュータが2010年は女流王将をやぶり、2012年には米長会長もやぶりました。

この本の中で解説されていた「あから2010」の構成は技術的にも面白いものでした。将棋ソフトで強いいくつかのソフトの合議によって、次の手を考えていく手法です。そのため、人間のような一貫的な指し筋がなくてある意味コンピュータらしい手を打ったということでした。それでも、清水さんはある程度何を打ってくるか読めたそうで、プロはすごいなとも思いました。

この間、米長会長をやぶった「ボンクラーズ」は「あから2010」に搭載されていたボナンザのアルゴリズムを搭載しているそうです。

http://www.computer-shogi.org/wcsc20/appeal/bonkras/bonkras.html 

自分も将棋は弱いですが、これを機会にスマートフォンに将棋ソフトをいれて遊んでみてます。レベル0から3まであり、1には全くかないません。

今後も技術的な側面が面白そうなので定期的に注目していきたいと思いました。 


oda1979 at 14:53│Comments(0)TrackBack(0) コンピュータ | 新書

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