我が家は、今年の年初に、生まれて初めて
新車を購入したのですが……
その車が、ちょうど1年点検の時期になり、
現在代車を借りております。
ちなみに、こちらです。
今我が家は『VOXY 』という車に乗っているため、
5人乗りサイズのこちらの車は小さめなのですが、
乗りやすくて結構気に入っております。
(あと、借りてるのは、内部のいたるところに
ブルーライト走っていたりしてカッコ良いのです)
んで、代車になって数日が経過した、この日。
寝てるところを、突然カミさんに起こされました。
『車のカギ知らない?』
とっさに目が開きません。
時刻を確認すると、なんと午前3時です。
見間違いではありません……。
午前3時です。
自分は、この手のモノは使用した後には、
必ず決まったところに置くので、そのことを
伝えました。
この日も使ってから、確かにカウンター
キッチンの上に置いたのでした。
『でも、無いから探して!』
そう言われて、必死にありとあらゆる所を
探します。
やがて午前6時前になり、子供たちも
起きてきて、一家総出で探しまくりです。
『無かったら弁償だね……。
カギの部分全部やり換えるとなると
5万~10万くらいかかるかもね』
まったく見つからないため、カミさんは
そんな恐ろしいことを呟き始めます。
『アナタの部屋も探してよ!』
そう言われるので、探します。
が、自分はカウンターキッチンの上に
しか置かないので、いくら探しても
見つかるハズがありません……。
娘は、
『こんなときコナンがいればなぁ~』
息子は、
『カゲヤマがいればなぁ~』
などと、現実逃避し始めます。
前者は、アニメの小学生。
後者は、嵐メンバーの毒舌執事です。
ちなみに、自分は、というと……
『まじかるタルルートくん』の『引力ん』が
頭から離れません。
虚構の世界に頼るほどに、一家全員が
すっかりあきらめて、それぞれ仕事や
学校に行く準備を始めた頃……
車のカギは、実に意外なところから、
いや……
ある意味、ひどく真っ当なところから
出てきました。
3階の寝室のベッドの中。
ちなみに、自分と息子の男性陣は
1階で寝ます。
3階は、カミさんと娘のみ。
自分と息子は上がってもいません。
また、この日に限って、娘が持っていく
理由もありません。
……
…………
空白の時が流れるばかり。
カミさんは、何も言いません。
でも、こちらは午前3時に起されたのです。
さすがにモノ申さずにはいられません。
『ひとコト無いの?』 の問いかけに……
『あ~、多分アタシよ!
アタシなんじゃろ~ね!』
なんで、キレるのか分かりませんが、
自分が欲しいのは、謝罪の言葉なので
今日はちょっと強気に出てみました。
『ひとコト謝んなよ』 と(ややドキドキしつつ)
告げると、なんとカミさん小さく、
『悪かったよ……』
『悪かったよ』
頂きましたぁぁぁぁ~!!
なんだ、コレ?
でも、逆じゃなくて本当に良かった……。