老いもよし

高齢者問題など社会問題の発言をしたいと思っています

011

 

毎週の連載を楽しみにしていますが、介護する側にすれば日々大変なことが多いことかと思います。

 

「オトコの介護 パート3 誤嚥性肺炎に肺気腫も判明

リハビリ専門病院から搬送された救急病院で父(81)は誤礁性肺炎と診断された。誤って気管に食べ物が入ったとき だけでなく、唾液でも発症するという。ただ直接の原因は 分からなかった。担当医から喫煙について聞かれる。ここ数年やめていた が、それ以前はヘビースモーカーだったと伝えると、うなずきながら「いわゆるたばこ肺(肺気腫)もあります。肺 に穴が開いている状態です」。散歩のときなど少し歩くと「息が苦しい」と休んでいたのは、そのせいだったのか。謎が解けた気分だった。治療は抗生物質の注射、酸素吸入、絶食、点滴を施して経過をみるという。「ただし」と担当医。「明日にも悪化する恐れも否定できません」高齢、肺気腫、持病の糖尿病などで免疫力が非常に低下している。そのまま死亡する恐れもあるということだ。「延命措置は望まれますか」。まるでドラマの一場面だ。(以下略)

 (SF) 」(2017720日西日本新聞)

 

「たばこ肺」の可能性は調べないといけませんが12年ほど前まではヘビースモーカーでした。延命処置をするかどうか。迷うことだと思いました。でも、私は延命措置はいりません。

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新聞の投稿欄からです。

 

「家を整理して高齢での転居 68

小包です。開けてみると、すてきな手芸品がいっぱい。義妹のお母さまからのを贈り物です。思ってもいなかった息子さんの死。三回忌を終え、高齢になった。考えて考え抜いて決心され、娘との同居を選択。四国から名古屋への転居です。思い出深い家を整理されたとのこと。決心するまでの葛藤はいかばかりだったか。お手紙を拝見しながら、胸が詰まりました。 お友達もいっぱいいたでしよう。自然も豊かだったでしょうに・・・。何もかもか ら別れ「いろいろ考えても仕方ない」との便りです。 何が起きるか分からない毎日ですが日々を感謝しながら生活を送っていけたらと改めて思います。新天地で生前をより楽しく過ごしていただけたらと願うばかりです。また、手芸に取り組んでください。わが家の居間は手芸品で明るくなりましたよ。どうか、お体に気をつけて・・・。」(201778日西日本新聞)

 

子ども所への転居にもいろいろと悩むこともあるかと思いますが、お年寄りだけ持ち家

からアパートに転居するとなると大家さんから敬遠されるという。70歳代になると敬遠されるという。いつのまにか70歳を超えてしまった私です。

006

 

徳田弁護士は障害者問題にも深く関与しておられます。謙虚な方だとお見受けしました。

 

「元アイドルの弁護士 平松まゆきさん

ほっとする「いい質問だね」

12歳でCMコンテ ストでグランプリ受賞。15歳で単身上京。高校生 で歌手活動を始めました。 芸能活動は楽しくてしかたなかったですが、安定していると}はいえず、30手前になって「何か手に職 を付けなきゃ」と思いまし た 助言を求めて資格試験の予備校に行くと、ちょうど法曹人口の拡大を掲げた司法制度改革の時期。「今から資格を取るなら弁護士」という言葉を真に受け、32歳の時に司法試験予備校「伊藤塾」の東京校に入塾しました。法律の「ほ」の字も分からなくて、周囲の会話が「宇宙語」に聞こえてしまうありさまでし

た。伊藤真塾長は講演とか、 いろんな活動ですごく忙しい人ですが週2回かな、必ず授業をやっていまし た。授業は分かりやすくて 面白いし、話の核心には常 に「弱い人たちをいかに守るか」。引き込まれました。(略)

ハンセン病国賠訴訟の西日本弁護団代表だった徳田靖之弁護士を授業で取り上げました。「(徳田先生の) 私は長年、人権問題に関わってきたという自負があるが、ハンセン病の問題は知りながら取り組んでこなかった。なんたる弁護不作為か」という言葉を紹介。塾長は「こういう弁護士を目指してほしい」と。すごく胸を打たれると同時に自分が恥ずかしくなりました。(以下略)」(201772日西日本新聞)

 

こういう弁護士にどれだけ救われているのかと思います。

 

まもなく8月たです。

 

「長崎平和宣言案

核禁条約国の不参加批判

「抑止力」脱却促す

長崎原爆の日(89)の平和祈念式典 で田上富久長崎市長が読み上げる平和塞言文 の起草委員会最終会合が1日、長崎市内であり、市が新たな文案を示した。7日に米ニュ ーヨークの国連本部で核兵器禁止条約が採択されることを見据え、不参加の日本政府を強く批判する文言を追加。核抑止力に依存する安全保障の在り方を非難した。(以下略)」(同前)

 

018

 

新聞の戦争体験投稿欄からです。

 

「幼子2人失い 母の気持ちは 67

母は農家に嫁ぎ、戦時中の昭和188月、3歳の長男と2歳の長女を病気で相次いで亡くしました。私の実家は群馬県の山間地です。戦地に赴く人、帰ってくる人、たくさんの人々が集落を出入りしました。赤痢がはやり、1カ月の間に幼い2人の兄姉が犠牲になったのです。同じ8 月に3人目の次女が生まれています。 私が小学校低学年の時、 母はご近所の人に亡くなった子どもたちのこと「良い子どもたちだった」と繰り返していました。でも、

母の悲しい気持ちを私は理解できませんでした。若い男性は皆、戦地ヘ駆り出され、田畑を耕す人がいない大変な時代でもありましたo

23年前に亡くなった母に「大変だったね」と今、手を合わせます。平和な日々、平凡な生活を望んでいます。」(2017616日西日本新聞)

 

黒を白と言いこめるのは小泉改革でも多用されたと思う。

 

「備えあっての岩盤に穴です  70

加計学園を巡る問題で「岩盤規制を打ち破る」「固い岩盤にドリルで穴をあける」との言葉が飛び交っています。例えの表現であれ、安倍首相らはドリルで固い岩盤に穴を開ける行為がどんなことか、ご存じなのでしょうか。 坑内での岩盤掘削。岩盤ドリルで穴開け(穿孔)、爆薬を装填し、爆破します。均質な岩盤もあれば、不均質なのもあります。穴の深さ、角度、ドリルにかける圧力など自分の経験と同僚の意見を参考にしながらの作業です。騒音、粉じん対策までやって初めて「岩盤に穴を開ける」との目的は達成されるのです。無計画無装備、力ずくでは所期の目的は達成できません。こうした意味を理解した上で「固い岩盤」と発言しておられるのでしょうか。これら一連の作業は誰もが理解、納得できる説明と対策が必要であることに通じるものです。一次元が違うと一笑に付すのではなく、国政を真剣に考えてほしいものです。」(2017710日西日本新聞)

 011

「母の日待てど 何も来ずかあ  70

毎年5月の「母の日」に なると、友人にはお嫁さん、 娘さんから花、品物、現金を送つてくるそうです。わが家は一度も3人の子どもから届いたことはありませ ん。今年こそはと一日中、 家に居て心待ち。昼ごろ、 ピンポンの音。走って玄関まで行くと、別の品が届いてがっかりでした。夫は近くの花屋さんに行ったけど、高いのに驚いて帰ってきました。代わりに千円くれたので、スーパーでおすしを買いました。夕方で割り引きです。スイカも半額でしたので買いました。赤ワインに酎ハイ、つまみも買い、3千円くらいでした。

〈母の日に待てども待てども何も来ず〉の川柳もでき、良かったです。連休にかわいい孫3人が2泊。これをプレゼントと思うことにします。来年こそは何かお願いね、待っています。」(2017531日西日本新聞)

 

「都民ファースト」を掲げて大勝した小池氏は日本新党ブームで勝利した時と同じ思いがあるのでしょうか。それとも慎重な対応に終われば、新党はどこに向かうのか。進路不明になるでしょう。

 

「(声)小池ファーストにはなるな 60歳   201775日 朝日新聞

 

 2日に投開票された東京都議選での自民党の大敗は当然だ。そして大方の予想通り、小池百合子都知事が率いた地域政党「都民ファーストの会」が躍進した。自民批判の受け皿になったのだろう。

 ただ、あまりにも小池都知事の私党色が強く、本来の都政チェック役を果たせるか懸念が残る。国政では自民党が首相の言いなりになり、あしき例になっている。都議会第1党となっても、権力分立の意義を忘れず、行政を厳しくチェックしなくてはならない。

 都知事に限らず、首長が議会に子分を増やそうと必死になるのも本来おかしいと思う。風に乗ったチルドレンが多く生まれるが、いつも質が問題になる。

 大阪では既に前例がある。橋下徹氏の府知事・大阪市長時代、地域政党「大阪維新の会」や「日本維新の会」が同様に躍進した。「維新」の方針は橋下氏次第であるように見えた。また所属議員の中には、衆院本会議を欠席して飲食店に行くような議員までいた。

 「小池」ファーストの懸念を払拭(ふっしょく)し、真の「都民」ファーストになれれば真に都民の利益になる。なれなければ政治不信、無関心を増長するだけになりかねない。」

024

 

俳優の大地康雄さんは日本に復帰する前の沖縄からパスポートを使って就職したという。

(赤旗日曜版)。『集団就職』という本によると「沖縄から集団就職した人は、本土の人から

言われなき差別を受けた。日本返還前はパスポートを取り上げて、低賃金で酷使する会社もあった。」そして言葉の壁が大きかったという。大地康雄さんも、スーパーに就職したが、沖縄組は地下での作業となり、本土の人たちは店舗での仕事だったと述べておられます。

 

ドラマ「ひよっこ」では専用列車で故郷を離れる集団就職の姿が描かれていました。そして、多くが東北からの人だという思い込みがありますが、率的にいうと九州など西の方が高いという。

 

 

「昭和四十年の県外就職率(%)は、ほぼ集団就職と考えてよいと思う。

 中学卒の県外就職率は、九州は宮崎(男子六00、女子七五・七)、大分(男子五六・七、女子六 六・一、長崎(男子五五・一、女子七二・四)、熊本(男子五四・三、女子六五・五)、佐賀(男子五三・ 五、女子五四・二)、と数値が高い。東北地方は、秋田(男子四九・八、女子六三・四)、岩手(男子四五・五、女子五九・九)、福島(男子四五・五、女子四五・七)、山形(男子四一・六、女子五一-O)と続き、九州よりも低い。もっと低いのが大阪で以下低い順に東京、神奈川、愛知、京都と続く。大阪は男子0・六、女子0・ 五に過ぎない(数値は文部省『学校基本調査報告書』による)

この数値が示すのは、大都市圏の工業地帯が地方からの労働力を必要としていたこと、意外なことに九州、山陰、四国など西日本からの集団就職者が多かったことを示している。

中学卒の就職者が就いた業種は、昭和四十年当時は、農業を除き男子は製造業、金属機械工

業、小売業と続き、女子は製造業、繊維が飛びぬけて多い数値を示している。

大都市圏に住む人たちは、自宅から工場に通えたので集団就職は存在しなかった。また賃金や労働条件の悪い会社ほど、地方出身の就職者を歓迎した。寮に入れ、親元からも遠いので、逃げ出すおそれがないという判断からである。そのため条件のよい求人先は大都会の中学生に提示されたという。」(『集団就職』

 

016

 

「週刊テレビ評

 首相演説へのヤジを報じぬNHK あの声はどこに行ったのか=金平茂紀

 毎日新聞201777日 東京夕刊

 

 東京都議選で自民党が惨敗を喫した。この半年を振り返れば、逆風は明らかだった。その逆風を、メディア、特にテレビ報道はありのまま報じてきただろうか。そのことを考える上で格好の材料がある。

 都議選の投票日前日、東京・秋葉原で安倍晋三首相は唯一かつ最後の街頭演説を行った。秋葉原といえば、安倍首相支持勢力のいわば「聖地」のような場所で、日の丸の小旗を手にした安倍首相支持の群衆であふれかえるのがパターンだった。ところがこの日は、大勢の市民から「安倍辞めろ」「帰れ」コールが湧きおこり、演説場所は騒然とした空気となった。演壇から向かって右手奥に陣取った人々から発せられた「辞めろ」「帰れ」コールは、街宣車の上からのスピーチを聞き取りにくくするほどの大音声となっていた。

1人でその場にいた政治学者の白井聡さんによれば、組織的な呼びかけによる行動というよりも、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などの情報に基づいて1人で来た人たちの自然発生的な「うねり」のようなものを強く感じたという。僕は当日は生放送があったので、現場に取材に行けなかったが、現場にいた記者やカメラマンたちから話を聞くと、今回は今までになかったことが起きていたという。

映像で細かく見た。確かに安倍首相の演説の最中、ずっと「安倍辞めろ」コールが続いていた。当然本人の耳にも入っている。普通の人間なら反応せざるを得ないレベルの音量に達していた。午後5時3分40秒ごろ、堪忍袋の緒が切れたように安倍首相は「こんな人たちに私たちは負けるわけにはいかない!」と声を張り上げた。ところが、それを聞いた人々の間でさらに「辞めろ」の声が一段と強くなったのだ。

当日、TBSのニュースはこの秋葉原演説を「激しいヤジが飛ぶなかで」と明言して報じていたが、なぜかNHKの午後7時のニュースでは、このヤジが報じられず、安倍首相の演説の音をメインにして放送されていた。あれらの人々の声はどこに行ったのか? あの場所で起きていたニュースとは一体何だったのか?(以下略)(テレビ報道記者) 」

 

 政権に媚びるNHKは仕方ないのか。気になる動きです。

 そして、報道されないことでは核兵器禁止条約の国際会議に日本の政界からは共産党のみだったことも報じられていません。

 

「(声)核禁止、逃避は文明の自滅だ 86歳 2017711日朝日新聞

 

 核兵器禁止条約が国連加盟国の過半数の賛成によって採択された。しかし、米ロ英仏中をはじめとする核保有国や、米国の核の傘に入る主要国は交渉に参加しないままだった。

 条約推進派は、生物・化学兵器などが条約で禁止されているのに核兵器を放置するのはあまりにも不合理、という当然の疑問から出発した。人類に壊滅的な損害を与える核兵器の使用・威嚇が、人道法など国際法規に照らして一般的に違法だと、国際司法裁判所も判断を示している。国連はこれに応えなければいけない状態にあったのに、核保有国を中心とする主要国はその討論を拒否した。

 人類の文明は、人間が知の力をもって問い、答えるという過程によって築かれてきた。しかし近代文明を担ってきたと自負する「主要国」は議論の場から逃げ、会議に参加しようとする国々に圧力までかけたという。

 私は、わが国が文明のあるべき姿に背を向けた「主要国」の一つであることを恥じる。救いは、条約を成立させた「過半の国々」の存在だ。核兵器の非人道性への問いから始める、まさに文明国らしい誠実な姿勢に我が国も学ぶべきだと思う。

007

 

 

「ニュース川柳

・国民をこんな人だとお坊ちゃま

・ヒバクシャと書いても日本参加せず

・ほころびを繕いもせず網タイツ

・軒下のてるてる坊主涙する」(2017713日西日本新聞)

 

薄気味悪いことのひとつは、NHKの話です。たまたま見ていたので気になりました。

 

NHK『ごごナマ』謝罪 堀江貴文氏Tシャツの絵柄に疑問の声

7/12() Yahoo!ニュース

  “ホリエモン”こと実業家の堀江貴文氏(44)が12日、NHK『ごごナマ』(月~金 後105)に生出演。堀江氏が着ていたTシャツにナチス・ドイツの独裁者ヒトラー風のイラストが描かれていたことを受け、同局の阿部渉アナウンサー(49)が「不快な思いを抱かれた方にはお詫び申し上げます」と謝罪した。

 番組の最後に阿部アナは「きょうこの番組にご出演頂きました堀江貴文さんのTシャツについて、視聴者の方から問い合わせを頂いております」とした上で「Tシャツはご本人が持参されたもので、戦争反対を示すNotWarという文字や反戦のマークが入っていました。しかし、ヒトラーを想起させるというご意見を頂きました。不快な思いを抱かれた方にはお詫び申し上げます」とした。(以下略)」

 

私が気になったのはヒトラーとおぼしきイラストです。反戦の文字が入っていたというがNHKがヒトラーを見逃したのではないかということの方が気になりました。こんなことに慎重であるのが放送にに関わる人たちに求められるのに、見逃したのではないかと思うからです。

 もうひとつは、ネット社会の闇です。

 新聞のコラムからです。

 

「気流

薄気味悪い。大手運送会社からのメール情報が漏れている。そうとしか考えられない偽メールがスマートフォンに届いた。誰が何の目的でやっているのか。注意していただきたい▼「ヤマト運輸」を名乗り「午前中不在配達の件」と題するメールが届いたのはある日の昼。保管期限は同日中なのでリンク先から再配達を指定するよう書いてある。2日前にヤマト運輸から宅急便のお知らせメールが届き、配達先を職場にかえていたからおかしいと気付いた。配達先を変更していなければだまされていたかもしれないヤマト運輸からのお知らせメールを読み返すと 「不審なメールが発生」していると注意書きがあった。本物と同じ件名や差出人が表示される場合があるので「くれぐれもご注意ください」と。絶妙のタイミングで届いたなりすましメール。闇は深い。」(同前)

 

015

 

新聞の投稿欄からです。

 

「便利なスマホどう向き合う 54

「機嫌がよくなるから」 との理由で3歳児にスマートフォンを利用させたことがあるという保護者が、6割もいるという調査結果が報道されました。仕事、家事、育児に追われる親が、一時的にスマホを「あやし道具」として使うことはあり得るでしょう。スマホやタブレット端末が通信機器としてだけでなく、教育ツールとしても活用され、子どものうちから機器を使いこなすことは、もはや社会生活の上で必須なのが現状です。 シンガポールの小学生の 「ぼくはスマホになりたい」 という作文が話題になりま した。自分そっちのけでスマホに興じている親を見て「スマホになりたい」と声を絞り出した子どもの胸中を思うと心が痛みます。世界の何十億人とつながる一方で、目の前の大切な人とのつながりを失う。そんな本末転倒にならないよう、この文明の利器との向き合い方を考えていく必要があるでしょう。」(2017320日西日本新聞)

 

気になるのは、スマホは情報端末であり、そこでは情報操作されたものが一方的に流れ込んできます。それがどういう教育になるのでしょうか。

 

「学んだように 人間は生きる 53

 私はキリスト教会併設の保育園で育ち、卒園後にクリスチャンになった。短大は日本文化史の学部で、キリスト教とは違う信仰や文化について学んだ。日本文化の良いところを大切にしつつ、自分の信仰も大事にしている。私は、私が学んだように生きている。学校法人「森友学園」の小学校のことは昨年、友人が教えてくれた。この学園は自己主張ばかりが目立ち、他の異なる考えの人々に対する配慮や思いやりに欠けているように思う。この学園を卒業した子どもたちは、その教育が正しいと思い込む。人は学んだように生きていくのだから。彼らが社会に出るとき、どのような大人になっているだろうか。意見や立場の異なる人たちを罵倒するかもしれない。小学校が認可されていれば、恐ろしいことになったことでしょう。

幸い、認可申請は取り下げられた。学園の教育の何が正しく、何が間違っているかが問われている。これを機会に検証すべきです。」(同前)

 

教育というものの力がどう働くのか、森友学園の真の責任はそこにあるのではないか。

012

 

 

「仲畑流・万能川柳   毎日新聞2017710日 東京朝刊

☆印は秀逸(仲畑貴志選)

戦争になるのかしらとお茶を飲む 川崎 メタボン

こうやって戦になっていくんだね 久喜 ポレポレ

投了後お辞儀するのかAIは 奈良 朱雀門

当事者の息がかかった第三者 奈良 しばあんこ (以下略)」

 

懸念がある法律があるのが問題では・・・。

 

「「共謀罪」法、11日に施行=懸念払拭が課題7/9() 14:09配信 時事通信

 

 「共謀罪」の構成要件を改めた「テロ等準備罪」の新設を柱とする改正組織犯罪処罰法が11日、施行される。

  同法は刑法の既遂処罰の原則を転換するだけに国民の不安は根強く、政府には捜査当局による恣意(しい)的な運用を排し、国民の懸念を払拭(ふっしょく)することが課題となる。

  過去に廃案となった法案に盛り込まれた共謀罪は、重大犯罪の謀議に加わること自体で成立する犯罪。テロ等準備罪は、重大犯罪の計画だけでなく、準備行為を構成要件に加えた。対象となる罪は組織的な殺人や人身売買、薬物取引など277。適用対象には「組織的犯罪集団」のほか、「周辺者」も含まれる。

  国会審議では、野党から「内心の自由が脅かされる」「一般市民への当局の監視が強まる」といった指摘があった。法務省は施行に先立ち、全国の検察に通達を出し、「捜査に当たっては適正の確保に十分配慮しなければならない」と要請。取り調べの録音・録画(可視化)をできる限り行うよう努めることも求めた。」 

 

014

 

「疑惑むんむん 「カビ」だらけ  71

じじめじめした嫌な気分は 梅雨のせいと思っていた。ところが、その雲は梅雨前線とは違う方向から流れてきた。霞が関から飛んできた疑惑のようだ。政府、与党は森友、加計両学園問題に安倍首相らの関与を隠すかのように「共謀罪」法を強引に成立させ、 逃げるように国会を閉じた。疑惑が次々に出てくる中、安倍首相は「国民に丁寧に説明する」と。が、現状は閉会すればもうこっちのもの、とでも思っているのか。野党に耳を貸さない政府、与党である。国会は「疑惑の湿気」でむんむんしたままである。

「消毒」しようと野党が臨時国会を要求する。でも、政府、与党は受け付けない。このままでは日本中が疑惑の「黒カビ」だらけになってしまう。」(201774日西日本新聞)

 

違う意見を認めないのでは民主主義は死滅です。

 

文字を読めないということはどういうことか、考えさせる連載です。

 

「非識字者に高い学校の壁  木村政伸

 今も昔も学校からは、さまざまな情報が紙に印刷されてやってきます。行事の連絡、持ち物の連絡、学級通信などです。今では紙だけではなく、 電子メールを使って連絡が来るようです。しかし、どちら にしても文字で書いてあることには変わりありません。多くの家庭では、母親がそうしたこまごました情報をチエツクして対応しているというのがよくある現実です。しかし、よみかき教室の生徒さんの多くは字が読めません。

「明日〇〇を持ってきてく ださい」とプリントに書かれていても分からず、その結果、 子どもは「忘れ物をし、先生から叱られます。でも本当は子どもや親が忘れたのではないのです。 また、授業参観に行った際、 廊下に置かれた机の上に子どもたちの名簿があり、出席をチェックするようになってい ました。でもどれがわが子の名前か分かりません。急に恥ずかしくなって、そのまま帰ってしまわれたそうです。運動会の後などによく写真 が掲示され、欲しい写真の番号を書いて申し込むようになっていました。でも名前が書けないので申し込めません。知り合いに頼もうと思ったら、その人も字が書けませんでした。その結果、写真を購入できませんでした。その方は、子どもの運動会の写真がないことが、今でも心残りだと話してくださいました。学校はいわば読み書き学習の総本山のような所なのですが、非識字者にとっては高い壁に固まれたところになっていました。(よみかき教室スタッフ、九州大教授)」(同前)

006

 

「断酒会参加し心が洗われる  77

ツツジ狩りと森林浴に行ってきました。新緑の中、空気がおいしい。ツツジが満 開で素晴らしい景色を堪能 した。生かされて生きていることを改めて実感した。 アルコール依存症にどっぷり漬かっていた時期、人の助言に聞く耳持たず、ただ酒を追い求める自分勝手な生活があった。専門病院で勉強し、断酒会にたどり着き「例会に出てこんね。酒ばやめられるばい」と励まされるも、立派なことを言うけれど家に帰れば晩酌ぐらいしているのでは?と疑心暗鬼。それでも先輩たちの生き生きとした顔、態度に「例会に来れば宝があるぞ」と

と言われ、宝探しの例会通いを続けた。みんな同じ目的に向かって歩く。芋は芋同士、擦り合って白くなる。いい意味のライバル意識。例会が終わり、夜空を見上げほっとする。気持ちが生き返り、心が洗われる。生きていてよかった。

酒をやめようと思っても やめられない人。異常飲酒 で困っている家族の方。手 を携えて歩いてみません か。」(201765日西日本新聞)

 

タバコでさえなかなかやめられなかった。断酒の大変さを思います。

 

願いと現実の差が大きいことのひとつだと無思います。最後は家でと思いながら現実は病院。それでいいのか気になります。

 

「聴診記 「病院で最期」を迎える現実

息を引き取る瞬間、何を思ったのだろう。連載の初回(417日付)で紹介した鹿児島市の盛泰寛さん(72)58日、亡くなった。「最期はここで」と望んだ自宅では なく、病院で職員がみとった。 盛さんは誤礁性肺炎を悪化させ、食が一気に細った。呼吸も苦しげになり、訪問看護師の入院の勧めに応じた。「兄は元気になって帰ってくるつもりだったと思います」。弟の泰憲さん(69)は推し量った。 「最期の意思」を実現させる難しさ。 国民の6割が自宅で最期を迎えたいと望む 一方、実際には1割にとどまる現実がある。 盛さんも希望をかなえられなかった。ただ、 医師の1人は「誰も責めることはできない」 と語る。苦痛や死への恐怖で本人が助けを 求めたり、容体の急変に動揺した家族が病 院に運んだり・:。「医師や看護師には命を 救う使命があり、家でみとることは、そう簡単ではない」と指摘する。(以下略)」(同前)

 

015

 

 

「対馬ヘ親子旅 歴史心に刻む 47

「離島に行きたい」。母のたっての願いをかなえようと、長崎県の壱岐島と対馬ヘ4泊の島巡りの旅に出た。駆け足だったが、離島ならではの海の幸や手付かずの大自然を満喫した。中でも、現地案内役の方との対馬の散策が一番、思い出深い。神社が数多く点在するのは、医師が少なく、 神仏に病気の回復を祈ったからとのこと。朝鮮との交流の要として栄えた対馬藩。しかし、戦では先陣の働きを強いられた。その後は国交回復にも尽力したと・・・。

樹齢100年に迫るクスノキが空を覆い尽くす境内で心地よい風を受けながら、いにしえの人々の苦労と厚い信仰心に心が清められた。対馬の城下町の象徴である平らな石を積み上げた石垣。今も民家に残り、その 歴史を刻んでいる。長い年月、対馬が培ってきた朝鮮半島との深いつながりをもっと知りたい。そして、これからも育んでいきたい。親子で心動かされた旅となった。」(201773日西日本新聞)

 

発掘場所が伊都国や奴国より離れた地域であり、ヤマト言葉に文字がなかったとする説が正しいのかも気になるところです。文字の歴史はまだ分からないところがあるようです。

 

「福岡県筑前町で出土の石片 弥生時代のすずり

倭人も文書作成か

福岡県筑前町の中原遺跡で出土し、砥石と考えられていた石片が、弥生時代後期初頭(1世紀)のすずりの破片とみられることが国学院大の柳田康雄客員教授(東アジア考古学)の調査で 分かった。弥生時代のすずりは西日本の日本海沿岸域で計3点確認されているが、内陸部での発見は初めて。すずりを和人が使っていた可能性があり、柳田さんは「文字文化は意外に普及していた」と話す。(以下略)」(同前)

021

 

テレビで見ていても何を反省しようとしているのか分かりませんでした。

 

「(声)首相の「深く反省」、中身は何か 55歳  201776日朝日新聞

 

 都議選の自民惨敗を受け、安倍晋三首相が「深く反省」と述べた。そうであれば、何をどう反省するのか、具体的に示されなければならない。

 反省すべき過去としてまず有権者の頭に浮かぶのは、極めて憂慮される数々の法案を強行採決してきた事実だ。記憶に新しいところで「共謀罪」法、依存症や犯罪の温床が危惧されるカジノ法、知る権利をそぐ特定秘密保護法もそうだった。

 安倍政権は、集団的自衛権の行使容認の閣議決定や国家安全保障会議の創設など、戦争関与への道を開きかねない重大な決定も重ねてきた。首相は、こうした法律や制度を廃止・修正するのだろうか。深く反省というなら、それが筋だろう。

 そもそも政治家は、政治信条に基づき政策を打ち出し、有権者に言葉で伝えるのが仕事だ。十分伝えきれなかったというなら、もう一度丁寧に自説を展開してもよい。そのくらいの意気込みと覚悟を持って職責にあたるべきだ。それなのに選挙結果がこうだからと「反省」の一言で済ませるのでは、あまりにも言葉が軽すぎる。

 安倍政権と自民党は、新憲法の施行を2020年と時期まで切って改憲に突き進んでいる。反省してやめにするのか?」

 

「『こんな人たち』発言にみる安倍自民の本当の敗因 江川紹子  | ジャーナリスト

 7/3() 23:18   ヤフーニュース

「こんな人たちに、私たちは負けるわけにはいかないんです」

 

今回の都議選の最中に、閣僚や自民党幹部から出た様々な発言の中で、安倍首相が発したこの言葉が、私にとっては最もインパクトがあった。

最終日、秋葉原で初めて街頭に立った安倍首相に対して、今回の政権を批判する人たちから発せられた「安部やめろ」コールに怒り、「憎悪や誹謗中傷からは、何も生まれない!」と語気を強め、声のするとおぼしき方向を指さして、冒頭の言葉を言い放ったのだった。(略)

安倍シンパたちは、「やめろ」コールをしていたのは一部の過激な集団と決めつけているが、現場の状況を、客観的にレポートしていると思われる記事を読むと、こんな記述があった。

 

〈中心となっていたのは一部の集団だったようだが、街宣が始まるとともにコールは広がりを見せ、通行用のスペースを隔てた場所で演説を見ていた人まで「安倍やめろ」と口ずさむ有様だった〉(東洋経済オンライン「都議選の『安倍やめろ!』は尋常ではなかった選挙戦最終日、安倍首相の目の前で大逆風」より)

 

言い始めたのは一部の集団でも、それに多くの人がそれに呼応した、という現象に、本当は深刻さを感じなければならないところだったろう。ところが、安倍さんの対応は違った。

 

総理大臣という立場

内閣総理大臣は、安倍さんの考えに共鳴する人たちだけでなく、反対する人々を含めた、すべての国民に責任を負う立場だろう。仲間や支持者だけではなく、批判勢力を含めた、あらゆる国民の命や生活を預かっている。なのに安倍さんは、自分を非難する人々を「こんな人たち」という言葉でくくってしまい、それに「私たち」という言葉を対抗させたのである。「こんな人たちに、私たちは負けるわけにはいかない」と。(略)

小泉内閣の総理秘書官だった小野次郎・元参議院議員は、ツイッターで次のように書いている。

〈この方は、自分に反対の考えを持つ人々は国民ではないと思ってる。総理になって何年も経つのに、この方は全国民のために選ばれた職にある自覚は持ち合わせない、遺憾ながら。〉

同感である。 (以下略)」

 

「こんな人たち」の人権や主張を尊重しないのであればそれは独裁政治の道ではないでしょうか。賛成・反対を含めて国民であり、等しく尊重されるべきです。一部の人のための政治ではないはずだからです。

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