2010年07月30日 16:10
インセンプション興行成績
[ロサンゼルス 18日 ロイター] 映画スタジオの推計に基づく7月16日―18日の北米映画興行収入ランキングは、渡辺謙が出演する「インセプション」(日本公開は7月23日)が、6040万ドル(約52億円)で初登場1位になった。 同作品は、「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン監督によるSFスリラー。レオナルド・ディカプリオが、他人の夢の中に入り込んで潜在意識から秘密を盗むスパイを演じる。ディカプリオ主演作のオープニング興収としては、「シャッターアイランド」の4100万ドルを抜いて歴代トップとなった。 配給元ワーナー・ブラザースの北米担当責任者、ダン・フェルマン氏は、多額の制作費を投じた同作品の興行収入が、最終的に3億ドルに届くと予想。今年の北米映画興行収入は現時点で、3億6300万ドルを稼ぎ出した「トイ・ストーリー3」が最大のヒット作なっている。 今週はこのほか、先週首位のアニメ作品「怪盗グルーの月泥棒 3D」が3270万ドルで2位に後退。米俳優ニコラス・ケイジ主演のディズニー映画「魔法使いの弟子」が1740万ドルで3位に初登場した