リチウムイオンバッテリー活用

太陽光で発電、余剰の深夜電力によって得られた電力を巨大リチウムイオンバッテリーに蓄えエアコン暖房、冷房に使用します。更に最近増加傾向にある突然の自然災害による電力供給遮断にも備えます。 このオングリッド及びオフグリッド装置を完成させ運用状況を日記風に記します。

充電テスト
3月7日昼間、6A300Wで充電すると35V台の電圧が短時間で58Vまで上昇。
充電止めて自然放置すると直ぐに53.4Vまで下がる。
53.4Vでほぼ下げ止まった。
これはダメかと思いながら取り敢えず放電テストと再度超低速充電をすることにした。

放電テスト
53.4Vから250Wで放電。
52.1Vまで電圧降下、15分程で放電止め。
自然放置
30分程で53.2Vまで電圧回復。

3月7日23時1Aで再充電
24時56.6Vまで電圧上昇 充電止め。
自然放置
3月8日朝6時、自然放置6時間後54.45Vに電圧下げ止まり。
低電流充電が効いたのか自然放電は止まった。

これは行ける。問題なし。
LiFeバッテリーの場合は54V強の電圧が満充電値である。
これ以上の電圧は直ぐ下げて54V台に降下する。
このバッテリーはその意味では室温15℃の状態で超優秀バッテリーパックと言える。

容量測定
簡易容量測定を開始した。
200W強の放電 セット後即電圧降下が始まり10分後には52.4Vまで低下した。

以降のテスト結果をここに追記します。

シャープJH-AB02バッテリー放電テスト
20230708 室温15℃
  電流 電圧
  0A 54.45V
7:00 4.7 53.3
8:00 4.7 51.8
9:00 4.7 51.6
10:00 4.7 51.2
11:00 4.7 50.3
11:30 4.76 48.8
11:45 5.2 44
11:46 0  
出力 50.5V×4.7A=237W
235W×4.75hr=1116W

放電テストー1 (2)


簡易テストでは1116Wの出力が確認できた。

やれやれ!


早速分解して電圧測定
少なくとも50Vはあるはずが35.75Vしかない。
こりゃ駄目か?
IMG_1944

300Wで充電すると60分後には52.72Vに回復。
充電ストップさせる。
IMG_1946

充電停止、2時間後51.60V。
セル電圧は3.23〜3.26Vと揃っている。やれやれひと安心。

電流の流れ
28650 3.2V3Aバッテリーが8並列で24A このセル群が
16直列で51.2V24AH バッテリーパックとなっている。
IMG_1955 (2)

BMSやアクティブバランサーは上の写真の1から16の数字の
ネジから配線すれば良い。B-は赤1の上のネジから配線する。

AB04バッテリーパックに比べて内部がすっきりしている。
基盤も少ない。
IMG_1949 (2)

IMG_1950 (2)

おおもとのスイッチ
IMG_1952

IMG_1954 (2)

IMG_1953

今からフル充電して停止後一昼夜置いて電圧が54Vあれば
このバッテリーパックは使用可能である。

300Wで充電した。電圧58Vで充電止め。
速い速度で電圧降下、1時間後53.4Vまで下がった。
これ以降の下げは時間がかかる。
54Vで止まってくれれば使用可だが、セルの劣化あるのでしょうか?
低電流で充放電繰り返しセル群の再生をトライしたい。











JH-AB02バッテリーパックをヤフオクで落札した。
明日届く予定。
3.2V3Aの28650 LiFeバッテリーが8並列16直列で
51.2V24AHバッテリーパックである。

Jh-AB02-1

Jh-AB02-2

これを如何にして使うか検討したい。

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