2014年2月に、デンマークのThe Animation Workshop(アニメーション・ワークショップ、以下TAW)で「SEA/Concept Development Master Class (SEA – コンセプト開発マスタークラス)」をおこないます。

SEAは、南米(ラテンアメリカ)+ヨーロッパ+アジアの制作者(社)15名が集まり、斬新なコンセプトや知的財産(IP)を開発するワークショップとピッチングで、新しい世界ブランドやコンテンツ世界観をグローバル市場へつなげるネットワーキングです。
SEAについて>>

主宰するのは、TAW。代表のモートン・トーニングさんからSEAのアイデアを聞いたのが2年ほど前。
最初は、ヨーロッパと日本とで、お互いの国で集中ワークショップをしようという提案でした。
その後、南米ブラジルのAnima Mundiがパートナーとなり、3地域のマスタークラスへ発展しました。
アジアを代表して日本が是非参加してという要望を受け、ただ今準備の真っ最中です。

TAWはかなりユニークな組織です。
日本には、TAWの活動の一部をする組織はあっても、包括的に、しかも20年以上も継続している組織はないと思います。
モートンさんたち運営者のヴィジョンと熱意が成功に不可欠であったことがわかります。

昨年、京都国際マンガミュージアムにモートンさんが招かれ、講演とパネルディスカッションをおこないました。
TAWのすごさがわかる講演でしたので、KYOTO CMEX2012連携セミナー「コンテンツ産業と地域活性 – デンマークのアニメ人材育成現場より」のレポートを転載します。(画像部分をクリックすると、レポートが1ページずつ拡大します)。

原稿_京都TAWセミナー2012_Thorning氏講演レポート_ページ_1
原稿_京都TAWセミナー2012_Thorning氏講演レポート_ページ_2
原稿_京都TAWセミナー2012_Thorning氏講演レポート_ページ_3
原稿_京都TAWセミナー2012_Thorning氏講演レポート_ページ_4
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