デンマーク アニメーション・ワークショップ代表来日
アニメーションの人材育成を語る
日本とデンマーク クリエイティブな関係強化に向けた共同プロジェクト発表

<2018年3月9日(金)16:30〜、DNPプラザ>

アニメーションなどの企画開発スキルアッププログラム「ニッポンノルディック2018」
アニメーションが学習と対話のツールなる「アニメーテッドラーニング」


アニメーション・ワークショップ(The Animation Workshop、TAW)はデンマークを代表するクリエイティブセンターです。
アニメーション、ビジュアリゼーション、グラフィック・ストーリーテリング(漫画)のヨーロッパ有数のトレーニングセンターとして優れたクリエイターを世に送り出し、教育、文化、ビジネスに関わる多様な活動を行っています。
TAW創立者で代表のモートン・トーニンが来日し、TAWの人材育成、そして日本との共同プロジェクトを紹介するイベントを大日本印刷株式会社と共に、東京・市ヶ谷のDNPプラザで3月9日(金)に開催いたします。

■ 「ニッポンノルディック2018」概要発表と参加者募集 ■ 

ニッポンノルディック(ニッポンノルディック - ユニバース・アクセラレータ、NipponNordic Universe Accelerator)は、デンマークと日本が連携しておこなう企画開発を支援する滞在型スキルアッププログラムで、TAWが昨年に続き、今年もデンマークのヴィボー市で実施します。
ニッポンノルディック2018参加を希望あるいは検討されている方は本発表会にご参加ください。
  • 参加者は本年9月3日〜30日の3週間ないし4週間、デンマークに滞在。充実したクリエイティブな環境で、各自の世界観、物語、プロトタイプ・コンセプトをデベロップメントできます。滞在中にビデオ/モバイルゲーム、アニメーション、VR、AR、トランスメディアコンテンツなどのコンセプトをまとめ上げ、終盤のピッチング・セッションでプレゼンします。
  • ニッポンノルディックに参加できる方: プロのクリエイター(主にアーティスト、アニメーター、ゲームデザイナーなど)。日本人/デンマーク人/外国籍でも日本かデンマークに長期滞在していれば応募できます。中級程度の英語力が必要です。
  • 募集人数: 日本とデンマークから各8名。
  • 選考: 申し込み時にプロジェクト案を提出していただき、英文申込書とインタビューで選考いたします。
  • 募集期間: 3月1日から5月15日まで
  • 参加費: 基本レジデンスは無料。航空券と約3週間の宿泊費はTAWが負担します。

今年の特徴はメンター制導入。インキュベーションセンターのArsenalet(アーセナレット)で起業したプロデューサーがメンター(相談相手、助言者)として参加者を支援します
メンターは5名ほどを担当し、参加者が独自のアイデアをヨーロッパや世界へ向けたコンセプトにまとめる段階をサポートします。
Arsenalet_2

アーセナレットで起業し、成功している制作会社には、世界歴代ダウンロードランキング4位/2017年のダウンロード数1億9000万のモバイルアプリ「Subway Surfers」のSYBO Games(シーボゲーム)、オスカーノミネート作『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』をトム・ムーア監督と共に制作したNorlum(ノーラム)があります。  ヴィボーでは、アニメーションとゲーム分野で起業する若手ディレクターやプロデューサーが続々と出ています。

NipponNordic_2本発表会にはゲストとして、昨年のピッチでアヌシー国際アニメーションフェスティバル賞を受賞した、ニコラス・グアリン氏をお招きし、充実したニッポンノルディックのレジデンスを語っていただきます。


ニコラス・グアリン NICOLAS GUARIN LEON (写真右側の男性)の略歴
コロンビア出身。コロンビア国立大学芸術学部映画・テレビ制作専攻卒業後、国立大学付属メディア制作会社UNIMEDIOSとソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント合弁事業TELESETで映像制作とコンテンツ開発を行う。2012年に来日。京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程芸術専攻映像領域修了し、東京藝術大学大学院映像研究科博士後期課程映像メディア学専攻在学中。
2017年9月デンマークで行われた「ニッポンノルディック」(3週間で新企画のコンセプトを開発するレジデンスプログラム)に参加。アニメーションシリーズ企画「Ring-Ring Kirin」がアヌシー国際アニメーション・フェスティバル賞に選ばれ、今年6月にアヌシーでピッチを行う。
アニメーション監督の山村浩二氏のドキュメンタリー映画制作の構想を抱いている。


登壇者:
アニメーション・ワークショップ(TAW) 代表 モートン・トーニン
ニッポンノルディックのパートナー オフィスH 代表 伊藤裕美

■ 「アニメーテッドラーニング」日本始動 ■
■ 高知県大月町での先行事例の紹介 ■

アニメーテッドラーニング(Animated Learning)とは、アニメーションの作り方や観賞方法を教える美術教育に留まらず、アニメーションを「学習のツール」や「コミュニケーション(対話)のツール」として用いて学習者のさまざまな能力を引き出し、さらに自信や積極性を育むメソッドです。

TAWの一部門であるAnimated Learning Lab(アニメーテッドラーニング・ラボ)は、20年以上も学校教師、教育機関、行政機関、広域的・他分野の研究機関や専門家と連携して、アニメーテッドラーニングのメソッドや指導法を開発、普及に努めています。デンマークの一部の公立学校は、アニメーション作りを「学習のツール」として一般教科の授業で活用しています
また、「コミュニケーション(対話)のツール」として学習障害を持つ人の学習支援、大人の自己啓発やセラビーなど、アニメーションをエンタテインメントだけでなく、社会や暮らしに活かそうとする取り組みがヨーロッパから世界へ広がりつつあります。

アニメーテッドラーニングは、美術大学や専門学校でアニメーションの制作や鑑賞・批評を学んだ人たちの進路として、ベテランアニメーターがその経験を若い世代へ伝える場としても期待されています。アニメーターがファシリテーターとして活躍する、新たな雇用の創出につながるでしょう。

日本では、高知県の大月町地域資源活用協議会が大月町立大月小学校で2016年から総合学習にアニメーテッドラーニング導入を試み、児童の成長に効果を現し始めています。
Photo_大月小総合学習2017年度_笹島氏撮影
写真提供:ジャーナリスト 笹島康仁氏


新たに「アニメーテッドラーニングらぼ」(一般法人格取得予定)を設立し、TAWと提携して、日本でのアニメーテッドラーニングの普及に着手いたしました。

本発表会では、大月小学校でアニメーテッドラーニングの指導員を務める、アニメーテッドラーニングらぼの間崎真由子が2年間の実績を、映像を交えながら報告します。さらにアニメーテッドラーニングの日本での事業展開を発表します。

登壇者:
アニメーション・ワークショップ(TAW) 代表 トーニン・トーニン
アニメーテッドラーニングらぼ 共同代表 間崎真由子、伊藤裕美

日時: 2018年3月9日(金) 午後4時30分から6時まで(受付開始4時15分)
会場: DNPプラザ 2F(東京都新宿区市谷田町1-14-1 DNP市谷田町ビル)/ http://plaza.dnp/

主催: デンマークのThe Animation Workshop(アニメーション・ワークショップ、TAW)、
アニメーションラーニングらぼ、オフィスH
共催: 大日本印刷株式会社
後援: 大月町地域資源活用協議会
協力: デンマークのAnimated Learning Lab(アニメーテッドラーニング・ラボ)

参加申し込み: 本発表会に参加希望の方はメールでお申し込みください
定員50名。定員になり次第締め切らせていただきます。
メールの表題は「3月9日発表会参加申し込み」としてください。
氏名、所属先・職業、電話番号、メールアドレスをお知らせください
お申し込み先: hito@officeh.net (担当:伊藤)
お問い合わせ先: 090-8506-4135