Izu Troin(イズ・トロアン)
izuフランス・ニース出身。独学で数本の映画を撮影した後、モンペリエの美術大学に入学、優秀な成績で卒業。その後、ヴァランスにあるアニメーション専門校La Poudriere(ラ・プードリエール)に入学し、2本の短編を制作、『Passage』、卒業制作『Le carnet』(2003年)。数多くの映画祭に出品される。

自作の監督と平行して、他の監督の短編やジャックレミー・ジレール監督の長編アニメーション映画の制作に参加する。ヴァランスのアニメーション制作会社Folimage(フォリマージュ)の『La prophetie des grenouilles』(2003年)、『Mia et le Migou』(2008年)、そして2010年クリスマス期公開の『Une vie de chat』(ジャンル・フェリシオリ、アラン・ギャニョル共同監督)に参加。

2003年、アヌシー国際アニメーション・フェスティバルのプロジェクトコンペティションで『Ceux d'en Haut』(26分のアニメーション)がグランプリを獲得し、現在制作中。

トロアン監督のHP:http://www.izu-troin.com/

トロアン監督のブログ:作品視聴できます>>


トロアン監督が撮影した、ヴァランスの風景写真>>


最新作『Ceux d'en haut (The Inn)』のトレーラー>>

作品歴
2009年  Le bucheron des mots (制作:Folimage/11分、35mm)
2003年  Le carnet (制作:La Poudriere/4分、35mm)
2002年  Passage (制作:La Poudriere/1分)
2001年  Conventuel's Band (制作:La Fabrique/10分、35mm)
1996年  Conte d'une nuit d'hiver (6分、16mm)

作品の紹介
ことばの狩人image_bucheron2
原題 Le bucheron des mots 
英題 The Wordcutter
2009年、11分10秒
フランス語日本語字幕版
2DCGアニメーション

◆監督、グラフィックス、背景、アニメーション、合成:Izu Troin
◆脚本:Isabelle Blanchard
◆編集:Herve Guichard
◆音楽:Aldona Nowowiejska
◆音響:Loic Burkhardt
◆声の出演:Serge Avedikian
◆プロデューサー:Pascal Le Notre

◆あらずじBucheron des Mots_1
樹木から採取した”こどば”を糧とする人々が暮らす国。詩人と芸術家の著す書物は禁書とされ、それを読めば体に印が表れ、極印者として追放される。ことばの木こり、ナダルは極印者を告発した父を誇りとし、母とは幼い時に分かれていた。ある日、森で作業をするナダルに運命的な出会いが訪れ、彼の人生が変わっていく・・・

◆受賞など
2009年  Les Nuits Magiques B���gles(フランス) 審査員特別賞
2010年  Independant Film Festival Washington DC(米国) グランプリ
2010年  Festival Sequence court-metrage de Toulouse(フランス) 審査員特別賞

ノミネート
2009年  アヌシー(フランス)、Cinanima(ポルトガル)、Animation Film Festival of Yerevan(アルメニア)など

「ことばの狩人」の公式サイト>>

◇Aldona Nowowiejskaの音楽についてBucheron des Mots_4
文化の融合と旅が本作のテーマである。
禁書に触れた極印者は追放され、あるいはノマド(遊牧民)としてさすらう。主人公ナダルの運命を左右したのが、ノマド女性2人である。彼女らの不思議な魅力の虜となる。魅力の一つは“ことばの旋律”だった。
その旋律を奏で、挿入歌とエンディングソングを担当したのは、ポーランド出身でパリで活躍するシンガーソングライターAldona Nowowiejska(アルドナ・ノヴォヴィェイスカ)。

ヴァランスに住むトロアン監督はネットサーフで彼女の歌に魅了され、本作の音楽を依頼した。
ノヴォヴィェイスカのスラブ系音楽が、さまざまな原語のタイポグラフィをモチーフとした美しい映像と相まって、本作を盛り上げ、一種のミュージカル劇のようである。
ナダルのナレーションで進行する本作はフランス語で語られるが、ロシア語とアルメニア語の会話が挿入されている。

ポーランド語翻訳・通訳家の久山宏一さんによると・・・
アルドナ・ノヴォヴィェイスカは、ポーランド出身フランス在住のボーカリスト、女優。
東欧の民俗音楽をルーツに持つ音楽と詩的な歌詞(ポーランド語、ロシア語、ラップランド語、ギリシャ語・・・)を融合させ、聴衆の想像力を刺戟する演奏を行う。
5年前から、フランスの音楽家とアンサンブルを組み、パリで活動している。
ポーランドでコンサートは開いているが、CDは発売されていない模様。
ノヴォヴィェイスカのHP>>

「Aldona - Wiej Witrze!(風よ吹け)をYouTubeで視聴しました。素晴らしいと思います」(久山)。

Aldona - Wiej Wietrze! 特別バージョン>>

ここに掲載する作品画像 (c)Folimage

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