ウリ・クラノット監督、ミッシェル・クラノット監督の紹介
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ウリ・クラノット(Uri Kranot、1975年イスラエル。エルサレム生)、ミッシェル・クラノット(Michelle Kranot、1977年イスラエル、テルアビブ生)。
アニメーション監督。ミッシェル監督はテルアビブ大学映画テレビ学部で学び、ウリ監督はRimon School of Jazz and Contemporary Musicで学んだ後、イスラエル、エルサレムのBezalel Academy of Arts and Design(ベツァルエル美術デザイン学院)を卒業。
2004年以来母国イスラエルを離れ、アニメーションと現実のユートピアを探しながら、各国でアニメーション映画制作やプロジェクトに従事している。
デンマーク、ヴィボーのThe Animation Workshop(アニメーション・ワークショップ)とイスラエル、エルサレムのBezalel Academy of Arts and Design(ベツァルエル美術デザイン学院)でアニメーションを教えながら、短編アニメーションや商業作品を制作し、数々の国際賞に輝いている。

とりわけ2013年に発表した『Hollow Land』では、他国への移民を望みながらバスタブを常に持ち歩く夫婦の不条理で、壮大な旅を、初めてのパペット・アニメーションで表現し、改めて国際的に高い評価を得て、インディペンデント作家として不動の地位を得た。
最新作『Cosmopolitanism』では、人種、宗教などを理由とする様々な差別を乗り越え、人類の共存を訴える。愚ブログ「世界が必要とする映画『Cosmopolitanism』」をご覧ください>>
Hollow LandのHP>>
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◇フィルモグラフィー◇
2015年 How Long, Not Long/Cosmopolitanism(監督:Erik Gandini、アニメーション)
2014年 Black Tape(ブラックテープ)
2013年 Hollow Land
2010年 White Tape(ホワイトテープ)
2008年 The Heart of Amos Klein
2005年 God on our Side
2004年 My Sister
2003年 Fallout
2002年 Ducks
2002年 Avinu Malkenu
2001年 The Balls
2000年 Sticki’n with You

◇イスラエルの人権団体・ベツェレム(B'Tselem)と『ホワイトテープ』『ブラックテープ』◇
『ホワイトテープ』(2010年)と『ブラックテープ』(2014年)は、イスラエル占領地域での暴力を告発するイスラエルの人権団体B'Tselem(ベツェレム)の協力をえて、デンマークのThe Animation Workshop(アニメーション・ワークシップ)のアーティストインレジデンス「Open Workshop」で制作された。

ベツェレムは、2007年1月にビデオカメラ配布プロジェクト「shooting back」を開始した。イスラエル占領地域でビデオ撮影をおこなうプロジェクトとして、占領地域で暮らすパレスチナ人にビデオカメラを配布し、彼らの生活圏で起こっている事実を撮影し、イスラエルと国際社会に知らしめ、人権侵害の是正の訴求を目的とする。イスラエル入植地、軍基地、軍事侵攻地域の近くに住むパレスチナ人に100台以上のカメラが配布し、市民ジャーナリストによって日常的に発生している事実が数多く撮影された。ベツェレムはこれらのビデオ映像を、説明責任の追及とパレスチナ人原告の法的救済手段として活用している。
ウリとミッシェル両監督は、ヨルダン川西岸地区で撮影された「shooting back」のビデオクリップをダイレクトペインティングでアニメーション化し、ベツェレムの活動を支援している。『ホワイトテープ』『ブラックテープ』の後に『レッドテープ』(仮)を制作し、3部作にする計画だ。
B'TselemのHP>>
B'Tselem ビデオプロジェクト>>

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『ブラックテープ』より Ⓒ TinDrum Animation-The Animation Workshop

◇『ホワイトテープ』『ブラックテープ』の制作陣◇
脚本、アニメーション、撮影:ウリ・クラノット、ミッシェル・クラノット
音楽:ウリ・クラノット
音響(『ブラックテープ』):Thomas Richard Christensen

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