2005年09月30日

数字のマジック--宝くじは当たるのか?

明日から10月。少し気が早いが、年末ジャンボ宝<じを思い出した。年末ジャンボで1億円以上が当たる宝くじ数は、約100枚とのこと。

「すごい、毎年100人も億万長者になれるんだ!」と思う人も多いでしょう。言い換えると、「100人も!」と思う人が宝くじを買うわけです。「100本もあれば、そのうちのひとつぐらいは自分に当たるだろう。。」この期待感が、多くの人を宝くじ売り場に向かわせます。
私はいまだに宝くじを買ったことがありません。それは自分の運を使い果たしてしまうようでいやだ、という理由からです。

ところで突然ですが、「あなたは、今年、交通事故で死にますか?」と聞かれたら、どう答えますか?「えっ! そんなことにはならないですよ、絶対に!」こう答える人がほとんどでしょう。このブログを読んでいる人も「自分が交通事故なんかに会うわけはない!」と強く思っているはずですし、宝くじを買う人も交通事故に会うなどとは思いません。

さて、日本は年間で約1万人近くの人が交通事故で亡くなっていたことをご存知でしょうか。近年は自動車のエアーバッグなど安全性能がアップしたおかげで、交通事故の死者数は8千人から7千人と減っては来ていますが、それでも凄い数です。

ここから数字のトリックについて話しましょう。わかりやすくするために、日本で年間1万人が交通事故で死亡するとして、一方、年末ジャンボ宝くじで1億円以上をゲットする人数は約100人。

このことは、年末ジャンボ宝くじで1億円以上をゲットする人は、1年間で交通事故で100回死んでしまうことと同じ確率であることを意味しています。こうしてみると、いかに宝くじは当たらないかが、実感出来るはずです。
多いと思っていた「100人」と言う数字が、本当はいかに低い確率でしかないか。

数字のトリックに陥らないためには、身近なものと比較することを奨めます。これを重ねていると、仕事をしていても、数字のトリックに陥らなくなります。


officekei1 at 17:45│Comments(0)TrackBack(0)

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