2005年10月07日

ダビンチは天才か、単なる偏屈か?

先日、六本木にレオナル・ド・ダビンチ展(http://www.leonardodavinci.jp/)を見に行った。

「レスター手稿」とよばれるダビンチの天文学的、流体工学的、航空力学的アイデアを記した手書きのオリジナルが、まことに薄暗い部屋に展示されている。

現代の科学を予見するようなダビンチのアイデアが満載なのだが、私が驚いた点は2つあった。

一つ目は、「レスター手稿」はいわゆる鏡面文字といわれる、鏡に映して初めて判読できる文字で書かれていることだ。
オリジナルを普通に読もうとしても、まったく読めない。したがって展示物のヨコに鏡が設置されている。
ダビンチは、他人から自分のアイデアを見られないようにこの鏡面文字を使ってさまざまなアイデアを書き綴っている。しかし、現物をみると、アイデアの凄さよりも、鏡面文字を使わなければいけないほど、ダビンチは世間を信用していなかったことに気づく。アイデアを出す苦労より、それを鏡面文字に書く苦労の方が大変だったのではと考えてしまう。

二つ目は、展示室の暗さだ。本当に暗い。これはレスター手稿に使った文字がイカの墨で書かれていることに起因している。強い光を当てると、このイカの墨で書かれた文字がどんどん消えていくとのことだった。するといずれはこの「レスター手稿」は白紙に戻るということか?さらに、もう日本では展示をしないだろうとのうわさも聞く。
ちなにみ、「レスター手稿」はそのとき時の権力者や大富豪が所有してきた。いまはマイクロソフトのビル・ゲイツが所有している。なるほど、大富豪だ。展示場はバブルの遺産的六本木ヒルズである。これは何かのめぐり合わせか。

さて、斬新なアイデアが泉のごとく湧き出るダビンチも、その生きた時代では決して裕福な生活を送っていたわけではない。天才は死んでからやっと認められる。
時代にない新たなものを生み出すことは、いまも、400年以上前も、同様に大変なことである。



officekei1 at 10:34│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by みんなのプロフィール    2005年10月07日 15:37
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2. Posted by ありさ   2006年04月04日 17:30
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