横澤彪プロデューサー 「オレたちひょうきん族」「笑っていいとも」でお馴染みの横澤彪プロデューサーが他界、というニュースが届いてきました。2011年1月8日、肺炎のため73歳にて死去されたそうです。高峰秀子 死去のニュースのショックがまだ続く中、またもや辛い訃報…。

30代後半の自分はもちろんバリバリのひょうきん世代。今でも、桃の節句の時期には「人形は、顔がイノキ」(日本人形の吉徳大光「人形は顔がいのち」のパロディー)を思い出すし、ビートたけしはもちろん、西川のりおは自分にとって神です。

そんな横澤プロデューサーが、かなり前、新聞への寄稿で「ひょうきん族」についての色んなエピソードを綴っていたのが思い出されます。
自分が一番好きだったのは、「たけちゃんマン」の人気キャラ・ブラックデビルのエピソード。

「たけちゃんマン」第一回目のブラックデビルは高田純次が演じていたのだが、第二回目の撮影の際、急病により急遽、代役が必要になった。「誰でもいいから!」と代役を探してみたものの、細めの高田純次が着ていたブラックデビルの衣装が合う人間がいない。特に、あのデビルの頭のかぶり物。で、小顔の高田純次がつけていたブラックデビルの頭のかぶり物を色んな人に試した所、唯一はいったのが明石家さんま。そのまま、明石家さんまがブラックデビルになってしまったとさ。というエピソード。(すいません、遥か前に読んだものなので、記憶がちょっと曖昧です。間違ってたらホントごめんなさい)

そんなカオスさが視聴者にも見えていたのか、ウラで放送されていた人気番組「8時だョ!全員集合」へのアンチテーゼとして、「ひょうきん族」はあえて決めこまない、自由奔放すぎるコメディーとして、自分のハートをガッツリ掴んで離しませんでした。

プロデューサー業を退いてからも、バラエティー番組のあり方について、そして現在のお笑いについて、厳しい意見を述べていた横澤彪さん。(「テレビの神様」 横沢さんが語る“バラエティー番組”論にて、アツく語られている文章を読んで感動しました)
まだまだ色んなお話を聞きたかった。ご冥福をお祈りします…。

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