葬儀社の販売促進用のアイテムはたくさんあります

昔、昭和の時代に欠かせなかったのは「白いパンスト」

なぜならば病院営業がさかんで
日夜、病院に行き、
看護婦さんに気に入っていただくためです

私が以前いた四日市市は
昔の紡績工場が多くあり
その直営の売店にグロス単位で買いに行っていました

それも毎週、毎週

売店のおばさんからも
「次の分入っているからね」と
電話がかかってきました

他にも看護婦さんの休みの日用の分も
注文を聞き
やれレイングレーだの、パールグレーだの
いろんなパンストを配っていました

私もまだ、20代前半の時の話で
そんな男がパンストにやけに詳しく、
車の中からもパンストが出てくるので
友人達に気持ち悪がられた事(変態よばわり)もありました

まさに、病院営業真っ盛りの時代でした

それから、いろんな時代に
いろんな商品に目をつけては
それを看護婦さんに運び続けました

しかし、そんな時代から
「葬儀社は消費者に向かって情報を発信するべきであり
 そのためのツールを準備しています」
という変わった会社があり、
その会社の営業マンに奨められると
ついつい、それを購入して
利用していました

ところが、利用する私たち葬儀社の心の奥底には
「一人ひとりの消費者に直接話しかけることは
 ものすごく手間のかかる事で
 病院に行っていたほうが手っ取り早い」と
せっかく購入したアイテムを使いこなすことなく
倉庫の奥に眠らせてしまったことが数知れずありました

ご遺族のサポートのためのDM
会員向けの情報紙
喪主になる方向けのこころえ
参列者向けの豆知識
受付のお手伝いの方用の豆知識
社葬獲得のための本やファイル
こんな時代から、
エンディングノート3種類(自分用・家族用・社葬用)もありました
他にも電話やFAXで葬儀の情報を取り出せるシステム

今、こうやって書いていると
昭和の時代に葬儀社が現場で行なっていた
病院向けの販促用のアイテムは
ほとんど消えてしまっています

ところが、葬儀社が見向きもしなかったり
買っても倉庫の肥やしになってしまっていた
この消費者向けのアイテムこそが
一番重要なものになっているのです

そして、私どもが現在使用していて
今、もっとも喜ばれているアイテムがあります

ご遺族のグリーフケアにも役立つアイテムです

それが「葬にまつわる体験談集」です

どういうわけかすごく評判がいいんです

インターネットをなさる方と
読書をなさる方が
どこかで一致しているのかもしれません

今の葬儀社に必要なことは
「直接消費者と向き合う」と言う事であり
消費者が欲するものを提供していくことでしょうね