2007年06月28日
引越しのお知らせ
色々都合がありまして、ブログを下記に引っ越しました。
散々更新しないままおっぽっといた割には、毎日それなりの数の訪問してくれる方がみえ、自分のずぼらかげんの反省もなく、ちょっと嬉しかったりしています。
こちらのブログは新規の更新はないだけで、当面このまま据え置くつもりです。「データ入力事始」的な内容やExcelの基本的な機能の解説などは、別スペースで新たに整理するつもりもあるのですが、どの程度時間が取れるか・・・。Excelなんか、もうバージョンが進んで2007になっちゃったしね。でも、2003までの内容が通用しなくなるほど普及するのはまだ時間がかかりそうですけどね。
新規のブログも引き続きよろしくお願いします。
2007年03月08日
当世スタッフ事情
うちはいわゆる仲介業者ですので、基本的に作業は外注の業者さんへ発注することになります。一応名目上は登録スタッフということになっていますが、実質、仕事の流れとしては外注下請け業者への発注という形を採っています。
下請け業者と言っても、子育て中だったり介護の必要な家族がいたりで外へは働きに出られない事情を抱えた方や、本業の片手間に副業として業務を行ってみえる方が大半です。
データ入力の仕事にかかわろうと考える方は、初めの一歩として、うちのような業者の登録スタッフから入られる方が大半です。現在、データの入力で外注に出される作業は、個人では受けることの難しい量や納期のものが大半ですので、元の勤め先のコネを利用して仕事を始められる方を別にすれば、たいてい、当初はデータ処理を業務とする会社の在宅作業者に登録するか、うちのように登録スタッフを募集しているような業者に応募、スタッフ、あるいはヘルパーとして作業を覚え、そのうちに横の繋がりができてくると、仲間同士でグループを組んで、ご自分のところで仕事を請けられるようになるのが、もっとも一般的なパターンだと思います。
続きを読む2007年03月02日
競争入札
国交省水門談合、ごみ焼却炉談合に名古屋談合事件と、連日、「談合」の文字が新聞、テレビ等の報道で採り上げられています。「ゼネコン自ら談合決別宣言」などと仰々しく報道されたのはいつだったか、それほど遠い昔の話ではなかったような。
そんな報道、本気で信じた人は少ないとは思いますが、それにしても大企業の態度としては、ちょっと恥ずかしすぎる。「これで国民のレベルを計られてはちょっと困るなあ」といった気さえしてきます。
名古屋談合事件などは、「談合がなければ市交通局の巨大赤字もなかったのでは」というお話まで出ていて、摘発された際の課徴金の額、発注する側の責任、入札制度のあり方等、きちんとした企業競争が自然に促されるように制度を改めていく必要がありそうです。
改正されたばかりの独禁法ですが、課徴金の額が経団連の横槍などで当初案より値切られるなど、改めて「言わないこっちゃない」という感じです。
談合や贈収賄事件などもあって、一応行政による発注は、公共工事に関わらずできるだけ「競争入札」によって行うよう決められています。
大規模工事など、どこの誰でもが請け負えるような内容の仕事ではないものは、予め入札に参加できるメンバーが限られた「指名競争入札」や、予め参加資格を定めて事前審査を行うような形で入札が行われますが、この方式はこの方式で、また別の問題があるのです。
続きを読む2007年02月01日
個人事業主
ただでさえ更新の回数が少なかったのが、ずっと間が開いてしまいほとんど「忘れ去られ状態」に追い込まれておりました。名古屋風に表現すると「やっとかめ」の更新です。
ずっとお医者さんとは縁遠かった母が、昨年11月初めに急な入院、ゆっくり介護をする間も与えてくれず12月の半ばにはあっけなく帰らぬ人となってしまいました。その間厭というほどこの「美しい国」の老人に対する終末医療の制度の不備に振り回されあたふた駆けずり回る間に、ケアの行き届かなかった父まで重ねて入院するなど、年末ギリギリまでテンヤワンヤの時間を過ごすことになりました。
幸い父の方は何とか最悪の事態は免れ、今では容態も落ち着いていますが、まだ母の納骨も済んでいないというのに、早くも転院先を探さなければならないという、素直に回復を喜ぶ暇もないような状況です。
母が亡くなるまでには、老人医療の制度の欠陥に加えて担当医師の不誠実な態度など、お腹に溜まったものが山ほどありますが、また、その辺りは別の機会にどこかでまとめて採り上げたいと思っています。
そういったこととは別に、今回は「個人事業主」としての自分の立場をいろいろ考えさせられましたので、まずはその辺りのことを採り上げてみます。
続きを読む2006年10月27日
景気拡大とワーキングプア
企業の経常利益(お給料など諸々の経費や税金などを支払った後のもうけ)は1割以上増えたものの、働く人のお給料はわずかながら減少。有効求人倍率が改善し、「製造業などで人手の不足感が広がっている」と言われるものの、正社員の数は減っており、逆にパート、派遣等は2割以上の増加。
先に退陣された小泉さんの、首相在任中の経済の動きを要約すると、多少乱暴ですが、こういった感じになるようです。
景気の拡大が4年9ヶ月も続いていて、回復期間は戦後最長の「いざなぎ景気」に並んだとか。確かに、銀行や大手企業の決算は、売上や営業利益などで続々「最高額」を更新しているようです。
ただ、銀行を除けば、華々しいのは一部のメーカーに限られ、一時はマスコミにもてはやされたIT企業も、livedoorの凋落に続き、楽天もテレビ局の株買収の余波で一時の勢いはなく、新たな雇用の受け皿としてそう大きな役割は期待できそうもありません。
景気の推進役と言われている製造業にしても、中小下請け企業では逆に倒産件数が増加しているという統計も出ています。
「不良債権処理」や「郵政民営化」などいろいろ話題を呼んだ小泉改革ですが、こうして結果を辿っていくと、恩恵を被ったのは、大手メーカーやメガバンクなど一握りの既得権益層で、好調と言われる製造業にしても、中小下請け層になると、派遣・パート等の非正社員や偽装請負などでようやく生き延びている状態のようです。
ちょっと乱暴な言い方をすれば、小泉政権の一番の功績のように言われている景気回復も、派遣社員の対象を広げたりして、ワーキングプアを量産しやすい環境を作り、その恩恵を受けやすい大手メーカーが引っ張っている、と言えなくもないようです。
続きを読む2006年09月25日
Word 3ページ目からページ番号を始めるには
Word、Excelなどではフッターを使って自動的にページ番号を挿入することができます。これ、日頃何気なく使っていますが、アタマで設定しておけば印刷位置や書式など、何も考えなくても自然にきちんと揃えて印刷してくれるので、ズボラで大雑把な性格の身としては大変ありがたい機能です。
ところが、この「何も考えなくても自然に・・・」というのが時として曲者で、自然の流れに任せていては差しさわりのある場合は、逆にけっこう面倒だったりします。例えば、仕事でWordを使って冊子を印刷するためのレイアウトを作成する場合など、表紙、目次から一つのファイルで作成していきますが、当然、表紙にはページ番号は入らないし、多くは目次もページ数に入れなかったりするので、実際、ページ番号の挿入が必要なのは、3ページ目、4ページ目からだったりします。
これがExcelだったら、シートを分けるなどしてごまかすことができますが、Wordではそうも行きません。仕事で客先に納める場合、そのためだけにわざわざ別ファイルに分けるというわけにもいきません。
そんなときのために、Wordには、わざわざ、ファイルを分けなくてもセクションという機能が備えられていて、例えば、3ページ目からページ番号を開始したいときには、2ページ目の最後に「セクション区切り」というものを挿入して、ページ番号を付ける前にその前と後とで別々のセクションに分けておきます。
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