2007年10月22日

中国人民元は「かなり過小評価されている」=IMF専務理事

国際通貨基金(IMF)のラト専務理事は21日、記者会見で、中国人民元は「かなり過小評価」されており、その価値を市場原理で決めさせることによって中国は利益を得るとの見解を示した。

 同専務理事は「IMFはこれまで、通貨を市場要因によって決定させることが中国の利益だとの見解を表明してきた。われわれは現時点で人民元がかなり過小評価されているとみている」と語った。

 また、輸出から国内消費に需要のバランスを取り直すという中国の目標の達成には「より自由に通貨価値を市場に決めさせることが必要になる」と述べた。
 一方、中国人民銀行(中央銀行)の呉暁霊副総裁は19日に当地で行った講演で、人民元の上昇のみで中国の貿易黒字問題が解決されることはないと指摘、構造改革の伴わない為替レートの調整は世界経済への打撃となるとの見方を示した。

 同副総裁は「中国の(貿易)黒字を削減するためには中国経済を改革しなければならない」と述べ、中国政府指導者らは経済改革についての合意に達していると付け加えた。


Posted by offshoreinvestments at 10:43│一般