February 24, 2009

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愛知県豊田市にあるNPO法人「保見ヶ丘ラテンアメリカセンター(CELAHO:Centro Latino Americano Homigaoka)」からの緊急の呼び掛けです。

it is the urgent appeal from the Homigaoka Latin America Center (CELAHO: Centro Latino Americano Homigaoka) in Toyota-shi, Aichi, Japan.

many latinos lives in japan. most of them are immigrant workers.
they face a crisis now. the reason is because many of their working factories reduce personnel. (it is said that it is expected that their unemployment rate reaches 70-80%!!!)
activity to protect them and the family begins now.
please read a sentence of this link by all means.

excuse me. we are getting ready to english translation now (please wait a minute).

ということで以下、呼び掛け文より転載(転載転送可)。

*reproduction transfer is possible.

-----------------------------------
http://www9.ocn.ne.jp/~celaho/kinkyu.doc
◎ 保見団地から緊急支援のお願い――解雇された日系人労働者とその家族の生活を守るために

昨年来の深刻な不況により、主に製造業を中心に多くの派遣労働者や期間工が解雇され、生活に困窮していることは、すでにご存知のことと思います。とりわけ、日系人労働者は、そのほとんどが派遣労働者として自動車関連の工場で働いてきたため、自動車販売不振のあおりを受けて解雇される人が増え、本年 3月には日系人労働者の失業率は70%から80%に達するであろうと言われています。

そのため、4千人の日系人が住むここ保見団地でも、多くの日系人労働者とその家族が現在、収入がなく、生活に困窮しています。また、住んでいた社員寮からの退去を余儀なくされて住むところがなく、友人・知人のアパートに身を寄せている家族もいます。さらに、日系人の子どもたちが通うブラジル人学校では、両親の失業で授業料を払えなくなり、退学して不就学となった子どもたちも多数います。このように、今回の大不況で、日系人労働者とその家族はたいへん大きなダメージを受け、日系社会も崩壊の危機に直面しています。

そもそも日系人労働者は、日本国内の製造業の人手不足を補うために、日本政府や産業界が求めてブラジルやペルーから呼び寄せた労働者です。この 20年間、主に自動車製造の下請け・孫請けの工場で、危険できつい仕事に従事し、日本の産業を底辺で支えてきました。その間に、定住化が進み、日本生まれの日系人の子どもたちも増えてきました。そうした日系人労働者が、長年の社会貢献も顧みられず、雇用の調整弁として簡単に切り捨てられているというのが現状です。

そこで、私たちは、ここ保見団地を中心に、日系人労働者およびその家族の雇用、住宅、教育問題の解決に取り組み、彼らがすでに定住している日本において人間らしい暮らしができるように、また、失業を乗り越えて暮らしを立て直すことができるように、緊急の支援活動を始めました。

皆様には、この緊急支援活動に是非ともご協力いただきたく存じます。すでにこれまでにも多くの支援をいただいてきており、さらに支援のお願いをするのはたいへん心苦しい限りですが、予想をはるかに超える緊急事態が発生しているという事情をご理解いただき、ご協力いただければ幸いです。

2009年2月
特定非営利活動法人 保見ヶ丘ラテンアメリカセンター
代表理事 野元弘幸


【支援活動の内容】

○ 生活支援
困窮家族のための食糧援助、生活・医療相談、通訳

○ 住宅の確保
県や市への公営住宅提供や公的支援を求める要請活動

○ 再就職のための職業訓練
日本語学習機会の提供など

○ 教育保障
子どもたちの学習保障のためのブラジル人学校支援や補習教室支援

○ 情報提供
雇用・住宅・生活支援関連のニュースの発行

○ 日系人自主団体の支援
保見ヶ丘ブラジル人協会などの互助組織の支援


【皆さんにお願いしたいこと】

○ 寄付・カンパ
センターにご持参いただくか、下記の口座にお振り込みください。
郵便局口座:00890-2-17817
加入者氏名:特定非営利活動法人保見ヶ丘ラテンアメリカセンター

○ 食糧支援
お米、小麦粉、缶詰(ツナ、トマトなど)、ジャガイモ・たまねぎなど根菜、粉ミルクなど。ご持参いただくか、下記、センター宛、お送りください。

○ ボランティア参加
まずは、090-2348-1154 にご連絡ください。1週間に1度、半日でも構いません。センターで支援活動に参加していただける方を、至急募っています。

○ メール受信希望登録
みなさんに関心を持っていただき、多様な支援のあり方を今後も模索していくために、「保見団地日系人緊急支援情報」をお伝えします。是非、登録ください。下記、センターメールアドレスに、一度メールをお送りください。

緊急支援専用電話:0565-48-1108


特定非営利活動法人 保見ヶ丘ラテンアメリカセンター
代表理事:野元弘幸
470-0353 愛知県豊田市保見ヶ丘5-1 フォックスタウン1F
※センターは保見団地中央のフォックスマート1F、駐車場横にあります。
tel./fax.: 0565-43-1607
e-mail: celaho(at)gaea.ocn.ne.jp
url: http://www9.ocn.ne.jp/~celaho
-----------------------------------

(03:07)

February 20, 2009

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fd7d3dd0.jpeglet's sign the petition for support Mr. Montather Al-Zaidi!
this petition's target is Iraqi embassy in the U.S., Amnesty International and Human Rights Watch.

ブッシュ「靴事件」で逮捕されたイラク人記者、Muntather Al-Zaidi氏の公判が開始されたそうです(末尾記事参照)。

ということで(?)、こちらの署名も紹介しておきます。
あまり知られていないようで、先月、私が署名した頃からあんまり人数が伸びてないでやんの(ちょっと応援してあげてください)。
署名の宛先は在米イラク大使館、アムネスティ・インターナショナル(US)、ヒューマン・ライツ・ウォッチ(US)です。詳しい説明はリンク先(英語)参照のこと。

In Support of the Iraqi Shoe-Throwing Journalist:
http://www.thepetitionsite.com/9/in-support-of-the-iraqi-shoe-throwing-journalist


署名ではもうひとつ、こんなのもありました。
and another petition.

The 50,000 Signatures Campaign for Muntataha Zaidi:
http://www.ipetitions.com/petition/iwffomuntatharalzaidi/

その関連記事はこちら。

Free Muntather al-Zaidi: The 50,000 Signatures Campaign for Muntather al-Zaidi:
http://musliminsuffer.wordpress.com/2008/12/15/free-muntather-al-zaidi-the-50000-signatures-campaign-for-muntather-al-zaidi/


こちらは Muntather Al-Zaidi 記者応援のホームページ。

Free Muntather Al-Zaidi, the journalist who threw his shoes on Bush:
http://www.shoesonbush.com


おまけ。応援ソングもあります。

My Shoe (is 2 good 4 u) - Doc Jazz



以下は各社の関連報道、みくしのニューズから。

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http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=755843&media_id=2
<イラク>靴投げ記者「誇り取り戻したかった」
(毎日新聞 - 02月20日 01:21)

【カイロ高橋宗男】昨年12月に記者会見中のブッシュ前米大統領に靴を投げつけ、外国指導者に対する侮辱罪で起訴されたイラク人テレビ記者、ムンタダール・ザイディ被告(30)の初公判が19日、バグダッドで開かれた。同記者は「武器を使わずにイラク人の誇りを取り戻したかった」などと動機を説明した。AP通信が伝えた。

ザイディ記者は「(私に靴を投げさせたのは)米国の占領と罪のない市民の殺害によってイラクが受けた屈辱だ」と証言。さらに、ブッシュ前大統領が「勝利と成果」を強調したことで不満が抑えられなくなったとし、「前大統領が感情のこもらぬ笑顔を振りまいている間、私はイラク全土の苦難を思い起こしていた」と述べた。

ザイディ記者は事件後、イラク国内やアラブ世界で英雄視された。傍聴席の支持者らは拍手と歓声で同記者の出廷を出迎え、同記者は親類から手渡されたイラク国旗風のスカーフにキスした。裁判長は傍聴者に「静粛にしなければ退廷を命じる」と警告したという。

同記者には最大15年の禁固刑が科される可能性がある。弁護側は前大統領のイラク訪問が公式ではなかったと主張し、裁判長は事実関係を確認するため審理を打ち切った。審理は来月12日に再開される。
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http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=755713&media_id=20
「ブッシュが邪悪に見えた」靴投げたイラク人記者の初公判
(読売新聞 - 02月19日 20:58)

【カイロ=福島利之】イラクで昨年12月に開かれた記者会見で、ブッシュ前米大統領に靴を投げつけたイラク人、ムンタダル・ザイディ記者(30)に対する初公判が19日、バグダッドで開かれた。

AFP通信によると、同記者は、法廷にイラク国旗を肩に羽織って登場。「ブッシュ(大統領)が邪悪なものに見えた」と靴投げの理由を説明した。

弁護人は「抗議は法律で認められている」と述べ、刑罰の減軽を主張した。

外国首脳への侮辱の罪に問われると最高15年の禁固刑が科せられるが、公判では同記者がブッシュ氏のイラク訪問は「公式でない」と主張したため、裁判官は事実関係を調べる必要があるとして、3月12日までの延期を宣言した。
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http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=755705&media_id=4
靴投げ記者の初公判=無罪主張の構え−イラク
(時事通信社 - 02月19日 21:01)

【カイロ19日時事】昨年12月にイラクを訪問したブッシュ米大統領(当時)の記者会見中に靴を投げつけ、外国指導者を襲撃した罪で起訴されたイラク人テレビ記者ムンタゼル・ザイディ被告(30)の初公判が19日、バグダッドで開かれた。

現地からの報道によれば、弁護側は、同被告は米軍のイラク占領に反対する意見を表明しただけで、大統領を傷つけるつもりはなかったとして無罪を主張する構えという。
--------------------------------------------------

こうしてみると、各社報道の仕方にずいぶんばらつきがありますね。
「事件」そのものからもずいぶん時間が経つのに、この記者の名前の表記すら一定してないし(こーいうところでジャーナリズムの「人種差別感覚」ってあっさりボロが出るんだよなぁ。USAのニューズならこんなこともなかろうに)。

(06:44)

February 15, 2009

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各種mlからの情報です。
ここでの先日の日記(「麻生を倒せ! ないかくだとう」実行委員会からの報告を受けての雑感。)でも触れたような、現行法さえも逸脱した街頭行動に対する不当な規制や嫌がらせが横行するなか、この条例案がこのまま成立すれば、政治/社会運動での路上活動は言うに及ばず、路上での撮影や演奏/パフォーマンスといった各種の表現活動もさらに困難になることは明らかです。

明日2月16日がこのパブリック・コメントの提出期限ですので時間がありませんが、メイルでのコメント送信も可能ですので、以下の各種資料をご一読いただいた上で、ぜひコメントをお寄せください。


以下、自由法曹団(http://www.jlaf.jp)東京支部からのメイルによる呼び掛け文とパブリック・コメント案、さらに各種mlで見られた有益な情報についていくつかを抜粋して転載します。

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東京都は安全安心条例を改正し街頭行動を規制しようとしています。繁華街の来訪者に安全確保に努めるという条項を入れ、そのための指針を作成、その指針の中に「街頭や歩行者天国において大衆に多大な迷惑となるパフォーマンス等、街の秩序を乱す行為を慎む。」との項目を入れようとしています。このような曖昧な規定では街頭での改憲反対行動や反貧困のパフォーマンス、組合宣伝などが規制の対象になりかねません。
この件で都は現在、パブリックコメントを募集しています。
締め切りが16日で日時がありませんが、パブリックコメントのお願い文とパブリックコメント案を添付します(※参考資料1と2を参照のこと)。
ご応募いただければ幸いです。
ご応募は東京以外の方でも大丈夫です。
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※参考資料1:【自由法曹団東京支部からの要請文】
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街頭行動を規制し表現の自由を侵害する東京都の動きに対しパブリックコメント応募をお願いします。
また3月3日都議会要請のご参加をお願いします。

拝啓

日ごろのご奮闘に敬意を表します。
さて、東京都は「繁華街等における安全・安心の確保に関する考え方」のパブリックコメントを募集しています。パブリックコメントの対象である東京都安全・安心まちづくり有識者会議の報告書(以下「報告書」という)及び「繁華街における安全・安心の確保に関する考え方」(以下「考え方」という)は治安強化を狙い表現の自由の重大な侵害をもたらすものです。ところがパブリックコメントの締め切りは2月16日であり、あまりに短時間です。急ぎパブリックコメントへの応募をお願いしたく本書面を差し上げました。ご参考までにパブリックコメントへの意見の例を添付します。
提出方法は下記の通りで、個人情報(住所、氏名、電話番号など)の記載は不要です。パブリックコメントは直接、都にご提出下さい。支部に送られた場合には都への転送が遅れるおそれがあります(パブコメ応募後、その旨を支部までご連絡いただければ幸いです)。なお東京支部は2月幹事会声明を意見として提出しました。
短期間ではありますが、ぜひ、パブリックコメントのご応募をお願いします。
また、この問題で団東京支部は多くの団体とともに都議会要請を行います。
3月3日(火)午前11時30分〜/都議会議会棟2階談話室3
この要請行動にも多くのみなさまのご参加をお願いします。

敬具


パブリックコメントの提出方法(東京都ホームページから抜粋)
詳しくは東京都ホームページ
http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2009/02/22j29100.htm 

募集期間
平成21年2月9日(月曜日)から平成21年2月16日(月曜日)まで

提出方法
郵送、ファクス、電子メールいずれかの方法で提出してください。
なお、電話による意見の受付はいたしません。

記載事項
個人の場合:住所(都内か都外か、都内の場合は区市町村まで)、性別、年齢、職業
法人の場合:所在地(都内か都外か、都内の場合は区市町村まで)、業種

提出先
東京都青少年・治安対策本部 総合対策部 安全・安心まちづくり課
パブリックコメント担当あて
郵送:163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1
ファクス:03-5388-1217
電子メール:ML-chian01@section.metro.tokyo.jp

注意事項
郵送、ファクス、電子メールの宛先、件名には、必ず「パブリックコメント担当あて」と記載してください。
提出いただきました御意見については、公開することがあります。
個人情報(住所、氏名、電話番号等)の記載は不要です。

2006年11月の監視カメラのパブリックコメントは募集期間が1週間(11月14日〜20日)でしたが、15件の応募があり、団東京支部も意見を提出しました(提出意見は支部ニュース 06年12月号9頁掲載)。それをはるかに上回る意見を集中したいと思います。よろしくお願いします。
-----------------------------------


※参考資料2:【自由法曹団東京支部によるパブリックコメント案】
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「繁華街等における安全・安心の確保に関する考え方」のパブリックコメントに意見を提出します。

東京都安全・安心まちづくり有識者会議の報告書(以下「報告書」という)及び「繁華街における安全・安心の確保に関する考え方」(以下「考え方」という)は治安強化を狙い表現の自由の重大な侵害をもたらすものであり、以下の理由で反対します。

1)「考え方」は繁華街等の来訪者に対し「次のような対策の実施に努めるものとする。」として「街頭や歩行者天国において大衆に多大な迷惑となるパフォーマンス等、街の秩序を乱す行為を慎む。」を掲げています。
しかし、「大衆に多大な迷惑となるパフォーマンス等、街の秩序を乱す行為」とは極めてあいまいな表現であり、憲法を守り活かす行動、労働組合や反貧困の街頭行動などが禁止される危険性が高いものです。これは表現の自由の重大な侵害であり憲法21条、28条に反します。
新自由主義、構造改革路線の矛盾、破綻により政府や大企業への要請行動が大きく、しかも創意を生かした多彩なものが東京都の各地で繰り広げられています。
「考え方」及び報告書の内容はそうした「パフォーマンス」の抑圧をもたらすものです。
昨年の映画「靖国」上映の自粛に見られたように表現の自由が危なくなっています。「考え方」及び報告書は表現の自由の危機をさらに強めるもので認められません。

2)報告書は「礎となるべき条例上の根拠が必要」と述べていますが、上記の街頭行動の規制に対して条例上の根拠が与えられれば表現の自由に対する脅威は深刻なものとなります。警察の介入を招くおそれも高くなります。しかも報告書、「考え方」からは上記規制に限定は見られず、著しい人権侵害となる危険があります。さらに住民の相互監視、対立をも招来することとなるでしょう。

3)上記のように重大な内容を持つ「考え方」及び報告書のパブリックコメントの募集期間はわずか一週間でしかありません。これでは意見募集の期間として短すぎます。
このような市民の意見を聞こうとしない姿勢に「考え方」及び報告書の本質が表れていると考えます。

4)治安強化を進め表現の自由の重大な侵害となる「考え方」及び報告書に反対します。このような条例を制定されないことを求めます。
-----------------------------------


※参考資料3:【なぜパブリック・コメント提出が必要か】
-------------------------------------------------
「繁華街等における安全・安心の確保に関する考え方」(末尾の「「東京都安全・安心まちづくり有識者会議」報告書概要」も参照のこと)を読みました。
http://www.bouhan.metro.tokyo.jp/press/pdf_0902009_3.pdf

それによると、「安全・安心」を理由に地域協議会が策定した行動計画に、繁華街の「事業者」、「地域住民」、「ボランティア」、「来訪者」を動員するものです。推進協議会には、犯罪防止、事件・事故への対応マニュアルの作成に加え、

★「暴力団」や「客引き」「客引き」の追放
★「放置自転車・自動二輪車や違法看板の撤去、路上清掃、落書き消去等の環境美化活動」
★「街頭や歩行者天国において大衆に多大な迷惑となるパフォーマンス等、街の秩序を乱す行為の防止に係る啓発活動」
★「外国人の不法就労防止に係る啓発活動」

に関する行動計画の策定を行わせ、繁華街の「事業者」、「地域住民」「ボランティア」、「来訪者」(!)にもその行動計画への参加、協力を求めています。

そして報告書は条例化を求めています。公安条例では規制することができなかった、労働組合、市民団体が行った街頭での宣伝活動、あるいは街頭パフォーマーがこれまで当たり前に行っていた表現が、「街の秩序を乱す行為」として規制されることになります。街頭の自由を守るために、パブリックコメントを寄せましょう。
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※参考資料4:【「東京都安全・安心まちづくり有識者会議」報告書概要】
-------------------------------------------------
事業者
・防犯カメラの設置
・推進協議会が企画する活動への積極的な参加、協力
・外国人雇用の際の身分及び在留資格の確認の徹底化による不法就労を防止

を求め、大学、専門学校等教育機関にはそのための「人材面での参加、協力」を求めています。

地域住民やボランティア
・放置自転車・自動二輪車や違法看板の撤去、路上清掃、落書き消去等の環境美化活動に積極的に参加、協力すること。
・推進協議会が計画する犯罪の防止に配慮した環境整備に協力すること。
・暴力団追放キャンペーン等環境浄化に係る啓発活動に参加、協力すること。

を求め、

とくに来訪者には
★街頭や歩行者天国において大衆に多大な迷惑となるパフォーマンス等、街の秩序を乱す行為を慎む。

ことを要求しています。

「東京都安全・安心まちづくり有識者会議」報告書
http://www.bouhan.metro.tokyo.jp/press/pdf_0902009_2.pdf
座長:小出治(東京大学教授)
委員:小田啓二(日本ガーディアン・エンジェルス理事長)
小宮信夫(立正大学教授)
中山弘子(新宿区長)
前田雅英(首都大学東京教授)
茂木洋(東京商工会議所常務理事)
(50音順)
は、これらの考え方に基づいて、「安全・安心まちづくり条例」の改正が必要だとしています。
-------------------------------------------------


(21:12)

February 12, 2009

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昨日搬入してきやした。たなかあっこちゃんの展覧会。
良い展覧会になったと思うので、ぜひ観に行ってくださいな♪

http://tanakaakiko.nobody.jp

my friend Tanaka Akiko's new work exhibition will be starting from this thursday.
Akiko is an artist (her works are abstruct painting using japanese traditional pigment).
http://tanakaakiko.nobody.jp

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田中明子展「Nest」
2009年2月12日(木)- 2月21日(土)
12:00-19:00(日曜休廊/最終日17:00迄)
入場無料
@ gallery 坂巻
東京都中央区京橋2-8-18 昭和ビル B2F
(東京メトロ銀座線京橋駅6番出口より徒歩1分/JR東京駅八重洲口より徒歩8分)
tel./fax. 03-3563-1733
http://www.gallery-sakamaki.net
※土曜日は15:00以降ビル入口が閉まっていますので入口にてお電話いただければ解錠致します。
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TANAKA Akiko exhibition, Nest
[date] 12. (thu.) - 21. (sat.) Feb., 2009.
[gallery hours] 12:00-19:00 (last day; 12:00-17:00 / closed on sunday)
*admission free
[place] gallery Sakamaki; Tôkyô-to, chûô-ku, Kyôbashi, 2-8-18, Shôwa-bldg.B2F
tel./fax. 03-3563-1733
http://www.gallery-sakamaki.net
[access] walk about 1min. from Kyôbashi Station (Tokyo Metro Ginza line) no.6 exit / walk about 8min. from Tokyo Station (JR lines) Yaesu exit.
[attention] on saturday, after 15:00, the entrance door is closed. please call us when you reach the building.
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tanaka akiko exhibition


tanaka akiko exhibition

(01:29)

February 09, 2009

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yesterday, i went to "Defeat Aso! Cabinet Overthrow" street demonstration in Tokyo.
it was a good sunny sunshine day.

the 194 person took part in this demonstration (and many police encircled this protestors for surveillance and intimidating).

beat the system!
marching band was beaten good vibes. it was well "soundtrack for resist".
we were walkin' and dancin' on the street.
protestors shouted "ASO wha Yamero! (Defeat Aso!)".
echoes in this city's sunny sunday afternoon.

on youtube:

interview with staff of "Defeat Aso! Executive committee for cabinet overthrow".
http://www.youtube.com/watch?v=pREe7FXcn_Q

Street demonstration in Shinjuku, Tokyo.
http://www.youtube.com/watch?v=oGXB0VN4mpc

http://www.youtube.com/watch?v=ZEgnIGYfzQY

http://www.youtube.com/watch?v=wis5CyyG_Ow
http://www.youtube.com/watch?v=tf53cbC5vwg
http://www.youtube.com/watch?v=-y_FfiZdjFU
http://www.youtube.com/watch?v=wx-MfbgvQEY
http://www.youtube.com/watch?v=cF9ROz88qQw

promotion by Defeat Aso! Executive committee for cabinet overthrow @ Sugamo, Tokyo on 1 Feb., 2009.
http://www.youtube.com/watch?v=xH1naaCTlsk

promotion by Defeat Aso! Executive committee for cabinet overthrow @ Shinjuku, Tokyo on 16 Jan., 2009.*
http://www.youtube.com/watch?v=yvK6vWdRD9o

*add an analysis version.
http://www.youtube.com/watch?v=mG_11h5iQ-o

related article:

reported by protestors [jp]
http://illcomm.exblog.jp/9314829/
http://henrryd6.blog24.fc2.com/blog-entry-621.html

reported by one passenger's view from outside [en]
http://www.lesterho.com/blog/?p=419
http://news.3yen.com/2009-02-09/sock-and-awe-on-japans-prime-minister-aso/

and the other reference; about 16 jan., 2009.
"Anti-government protest in Tokyo squashed by Police" [en]
http://japanorama.co.uk/2009/01/16/anti-government-protest-in-tokyo-squashed-by-police/
"Japan: Threats to freedom of speech and freedom to protest" by Scilla Alecci [en]
http://globalvoicesonline.org/2009/02/11/japan-threats-to-freedom-of-speech-and-freedom-to-protest/

next "Defeat Aso! Cabinet Overthrow" event (panel discussion) on 22 february and street demonstration on 8 march, 2009.
you're welcome. come together, let join us!



pix from "Galleria Kamex image board". thank you!
http://www.mkimpo.com/minibbs/kamex/imgboard.cgi



(13:22)

February 06, 2009

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クロストーク「ミルマニア×キクマニア――見る快楽 聴く快楽」
小林美香×中村美亜
2009年2月8日(日)/ 18:30-20:00
参加費:1,000yen(資料代込)
申込先(小林美香):mika@marebito-editions.com
詳細:http://www.scribd.com/doc/11016022/mirumaniakikumania

@ 渋谷 PA/F SPACE
東京都新宿区馬場下町18 フェニックスビル 3F
(東京メトロ東西線早稲田駅2または3B出口より徒歩2分)
tel./fax. 03-5991-6117
http://www.pafspace.com

標識、電車の中吊り広告、雑誌、ポスター、インターネット、ミュージックビデオ、映画、、、。私たちは日々膨大な量の写真や映像に囲まれ、絶え間ない音の洪水に晒されながら生活しています。そのような環境の中で、知らないうちに見る快楽や聴く快楽を忘れてはいないでしょうか。

マニアックに写真を見る小林美香(ミルマニア)とマニアックに音を聴く中村美亜(キクマニア)の二人が、日頃見慣れている写真や映像、何気なく耳にしている声や音楽の楽しみ方をガイドします。
今回のトークでは、二人が興味を持っているアートや音楽、ジェンダーに関するトピックにフォーカスしてお話をします。普段気づかなかった見るツボ、聴くツボを探っていきましょう。

小林美香:写真研究者。国内外の各種学校/機関で写真に関するレクチャー、ワークショップ、展覧会を企画、雑誌に寄稿。
2007-08年にアメリカに滞在し、国際写真センター(ICP)及びサンフランシスコ近代美術館で日本の写真を紹介する展覧会/研究活動に従事。著書『写真を〈読む〉視点』(2005年、青弓社)、訳書に『MAGNUM MAGNUM』(Magnum Photos 監修、青幻舎、2007年)、アン=セリーヌ・イエガー編著『写真のエッセンス』(ピエブックス、2008年)などがある。
http://d.hatena.ne.jp/mika_kobayashi/
http://www.scribd.com/people/view/6021133-mika-kobayashi

中村美亜:音楽文化/セクシュアリティ研究者。1994-2003年にアメリカに滞在し、音楽学とセクソロジーの研究に携わる。
帰国後は、さまざまな公共施設や大学でセクシュアリティや音楽文化に関する研究/教育活動や社会活動を展開している。著作に『心に性別はあるのか』(医療文化社、2005年)、『クィア・セクソロジー』(インパクト出版会、 2008年)などがある。
http://www.postmodernclinic.com
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cross talk "mirumania_kikumania"
by Kobayashi Mika & Nakamura Mia
[date] 08. (sun.) Feb., 2009. 18:30-20:00
[fee] 1,000yen
[application] Kobayashi Mika (mika@marebito-editions.com)
[place] PA/F SPACE; Tokyo-to, Shinjuku-ku, Babashita-chô, 18, Phoenix-bldg.3F
tel./fax. 03-5991-6117
http://www.pafspace.com
[access] walk about 2min. from Waseda Station (Tokyo Metro Tôzai line) no.2 or 3B exit.
[more info.] http://www.scribd.com/doc/11016022/mirumaniakikumania
* refer to the flyer

KOBAYASHI Mika; photo studies (critical theory, history)
http://www.scribd.com/people/view/6021133-mika-kobayashi
http://d.hatena.ne.jp/mika_kobayashi/

NAKAMURA Mia; musical theory, sexology
http://www.postmodernclinic.com
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(10:34)

February 05, 2009

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SOCK AND AWE ON TARO ASO #1「麻生を倒せ! ないかくだとうデモ」
2009年2月8日(日)14:00(集合)/ 14:30(出発予定)
【集合場所】新宿区立大久保公園(東京都新宿区歌舞伎町2-43)
【アクセス】西武新宿線西武新宿駅徒歩3分、JR 新宿駅徒歩8分
【コース】新宿区立大久保公園〜歌舞伎町一番街〜セントラルロード〜靖国通り〜明治通り〜BEAMS・IDC大塚家具・マクドナルドの通りへ右折〜JR新宿駅中央口手前を右折〜新宿駅(アルタ前広場解散)
※地図参照
【主催】「麻生を倒せ! ないかくだとう」実行委員会
     160-0022 東京都新宿区新宿1-30-12-302
     tel. 080-3499-3996
     http://asou.taose.jp


SOCK AND AWE ON TARO ASO #2"Defeat Aso! Cabinet Overthrow" Street Demonstration
[date] 08. (sun.) Feb., 2009. 14:00 (meeting time) / 14:30 (etd)
[meeting place] Shinjuku Ôkubo park; Tokyo-to, Shinjuku-ku, Kabuki-chô, 2-43
[access] Seibu Shinjuku station (Seibu Shinjuku line) or Shinjuku station (JR lines)
[protestors' demonstration course] *refer to the map
[sponsor] Defeat Aso! Executive committee for cabinet overthrow
Tokyo-to, Shinjuku-ku, Shinjuku, 1-30-12-302
zip code: 160-0022
telephone (c.p.): 080-3499-3996
url: http://asou.taose.jp

* "SOCK AND AWE ON TARO ASO" poster/banner designed by illcommonz, 2009.



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■今週のメッセージ

倒せ!私たちは「ないかくだとう」を選択した。これはすごいことだ。ほんといいの?と問い返したくなるくらいだ。私たちが言っているのは、「○○内閣打倒!」ではなく「ないかくだとう」なのだから。麻生内閣に限らず、小沢内閣や福島内閣、志位内閣であっても倒す。だれだれの内閣はいらない、のではなくいらないのは「ないかく」なのである。
つまるところ、この選択が意味するのは、自らの意思を自らによって示すことを選択した、というごくあたり前のことだったりもする。指をくわえて選挙を待ち、そのあげく「二大政党制」に仕込まれていた政権交代に幻惑されるのではなく、ただ淡々と牙を研ぐ。意思は表象され得ないことを理解する者は、つねに内閣の打倒を言うのだ。
人は行動の中で私たちを見出し、私たちを見出す中に自らの未来を描く。自らを自らの主人として取り戻す試みは、したがって行動にこそ宿る。そもそも民主主義とはそういうことではなかったか。人が自由に語らい、議論し、行動することの中に、人の未来を展望することではなかったか。
そこまでいかなくてもいい。でもそこまでの志を抱えて、4代にわたって続いた世襲首相を倒し、世襲と新自由主義を終わらせよう。

Y(「麻生を倒せ!ないかくだとう実行委員会」)
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■麻生を倒せ! ないかくだとうデモ(2月8日14時@新宿)

・不支持率80%越えを記念(?)して、麻生内閣を倒すデモをやります。与党の政争や、マスコミの論調の変化での政権交代ではなく、街頭から内閣を倒しましょう。
・「2世、3世とかもうやめてくれ」「大富豪首相に貧困対策は無理だ」「消費税あげるってどんなだよ」「1万2千円でごまかすな、100倍毎年よこせ」「戦争やめろ」「いいかげん選挙やれ」などなど麻生内閣へのダメだしをします。
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※ 週刊「ないかくだとう」2号(2009.02.01)より転載。

(08:35)

January 29, 2009

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えー、実は先の仕事まだ終わってないんですけども(沈)。
とりあえず、これにツッコミ入れるのが先決だろう、と。

さて、まずはYouTubeにアップされたこの映像をご覧いただきたい。
この動画と、当日の様子についてはフリーター全般労組のブログ「Spiders' Nest」の2009年1月29日02:19のエントリに掲載されている。
それによれば、これは同16日、「麻生を倒せ! ないかくだとう」実行委員会による新宿駅東南口での街頭行動のさいに起こった、新宿署警察官のビラまき規制介入の様子である。

ウイスチワオ氏が語る「新宿署によるビラ撒き介入の不当性とは?」


「撮っといてね。警察が適正な(執行)公務をしているところを撮っといてね。
 ちゃんと届けを出してやってくださいね。
 道路使用許可届とね、道路交通法に基づいて、法律に守って、適正にやりましょう。
 私たちは決まりを守って、ね。よろしくお願いします。
 新宿警察です。はい。」

にこやかな笑顔(なんとはなしに強張っているように見えなくもないけど)でこのキャンペーン的なセリフを語る警察官の姿を冒頭に持ってきている編集はなかなかのもの。
公務」と言うべきところをうっかり「執行」と言いかけて慌てて「修正」しているあたりにどういう無意識を読み取るかは、ぜひとも精神分析の専門家の意見を伺いたいところだが(苦笑)、まぁ、これが何を意味するのかについては、「お上」思考というか官憲意識の現われと見るのはそれほど的外れでもあるまい。

もちろん、上のブログ記事中でも指摘されている通り、道路交通法の条文のどこを見ても、この街頭行動を「違法」とする法的根拠を見出すことは難しい(爆)。
おヒマと興味のある方は、私の日記ではすっかりお馴染みの houko.com から該当条文をリンクしておくのでご一読を道路交通法の特に第5章第1節(道路における禁止行為等)の第76条(禁止行為)、ならびに第77条(道路の使用の許可)が該当項目と思われるが、お好みであれば全条文をご覧になっても一向に差し支えないだろう。

道路交通法に基づけば、この街頭行動で「道路使用許可届」が不要なことはこれらの条文から明らかなんですが?
ということで、規制や警告は「法律を守って、適正にやりましょう」ね新宿警察署の皆さん(苦笑)。

で、ところで。今回の注目は突如現われた期待の新星、新宿警察署の警部補、ナガシマ・サツキ(791816号)さん(年齢不詳/仮名)。

さて、今回のこの映像で特筆すべきことのひとつは、警察官がこうした街頭行動の現場に出張してくるときによく使われる「(善意の)市民による110番通報」というレトリックの一端がつぶさに収められていることだろう。
それ以前に電話している先がどうも「担当部署」らしいと推測しうるものの、路上での問答の末にナガシマ・サツキ(791816号/仮名)さんが「私、110番するわ」と言っている点に注意しよう(ちなみに担当部署に直接電話するのとは異なり「110番通報」は通話履歴が警視庁通信指令センターにデータ化される)。

これは実際に街頭行動に出たことのある人であれば少なからず体験していることであろうが、この手の「匿名の」(「近所の」「通行人の」その他、ヴァリエイションは何でもいいが基本は「匿名」である)「通報」が警察関係者による自作自演ではないのか? ということは以前から指摘されていたが、今回のこの映像は、はしなくもそれを傍証するものとなっている。

ということで脇が甘過ぎやしないか? 新宿警察署警部補、ナガシマ・サツキ(791816号)さん(年齢不詳/仮名)

ちなみにいつも通り確認しておけば、公務中の公務員に「肖像権」はない(より精確を期せば、過去の判例では司法判断として「肖像権」への言及が避けられており、概ね「個人はその承諾なしにみだりに撮影されない自由を有する」とされている。公務中の公務員や政治家は「公人」であるため、ここでの「個人」には該当しない)。

たとえここでのナガシマ・サツキ(791816号/仮名)さんが通勤帰宅途中、ないし非番中であっても、こうしたケースでは記録されている前後の行為から鑑みても公務の一環と看做すことに何の問題もないことは言うまでもないだろう。何より彼女自身が実行委員会某氏の質問に対し、葵御紋の印籠よろしく警察IDを出していることからもこれは疑いようがない(この点については、このケースをたとえ司法の場に持ち込んでも、大きな判断の違いは出ないだろうことを附言しておく)。

ついでに言っておけば、最高裁判所大法廷の1969年の判例によれば、「何人もその承諾なくみだりに撮影されない自由がある」と過去の判例を支持した上で、「撮影される本人の同意がなく、また裁判官の令状がなくとも(←ここ重要だから忘れないように:笑)」警察官による個人の容貌等の撮影が許容される条件として次の三つが挙げられ、この条件は、同時に満たされていなければならない、としている。

1)現に犯罪が行なわれもしくは行なわれた後間がないと認められる場合であって、
2)しかも証拠保全の必要性および緊急性があり、
3)かつその撮影が一般的に許容される限度を超えない相当な方法をもって行なわれるときである。


最後の 3)はよほどのことがない限り(立ち塞がって撮影し、街頭行動を物理的に邪魔するとか)問題とはならないだろうが、1)と 2)については、近年のケースだけ見ても、この判例が守られていることを証明することのほうが難しい。
ついでに補足しておけば、後年になっても上の判例を見直し、または覆した新たな事例は特に見当たらないということも確認しておこう(以上、村上孝止『勝手に撮るな! 肖像権がある! 増補版』青弓社、2006年、pp.53-54 を参照)。
ちなみに、今回のこの件では、警察官が主張している道路交通法による法的根拠が認められず、当然、1) 2)ともに該当する事実は存在しない(苦笑)。

これは最近、各種ウェブサイトやYuTube等に、デモやその他の街頭行動の映像が公開されるようになったことで、簡単に確認できるようになったことのひとつですね。
当然、今回のこの映像でも、街頭行動の様子をつぶさに撮影しているナガシマ・サツキ(791816号/仮名)さんの姿がしっかり収められていますが、ここでも再び脇が甘過ぎやしないか? と、ついいらぬ心配をしてしまう私です(苦笑)。

ちなみに、実際に現場で上の判例を根拠に抗議したこともありますが、その時の警察官からは「はいはい、よく知ってるね。現場だからそういうこと知らないの、こっちは」と、思わず「あれ? 日本って法治国家ですよね?」と目が点になるような返答もあったりと(苦笑)、どうも彼らの頭の中では「放置国家(ただし官憲のみ適用可)」と変換されているのかもしれませんが(爆)。

まぁ、そんなこんなで、いろんな意味で法を無視しているのが誰なのか、よく考えてほしい。
少なくとも名目上、日本は「法治国家」のはずである。
警察が法に基づいて適正な公務をしているところを見たいと思っているのは、もちろん私だけではなく、この「法治国家」に暮らす一人一人の願いのはずだ。w

ということで、法律を守って、適正にやりましょうね。ホントに(苦笑)。
つーか、まず法律の勉強くらいしてください。仕事なんだから。新宿警察署の皆さん

さて、ところでこの「麻生を倒せ! ないかくだとう」実行委員会、「おい麻生、勝手に倒れるな! 倒させろ!」を合い言葉に、もういい加減、イイカゲンな政府は自分たちの手で倒してしまおう、という趣旨のもの。

あはははは。「民主主義」を「いかさまレース」でしかない選挙に切り縮めて、真っ当な政治参加の機会を隠蔽するようなことばかり「正論」として語られるような世の中で、これはいい。
「民主主義」とは、何よりこうしたダイナミズムであり、「私たちは日々、民主主義を発明しなければならない」というジャック・デリダの言葉は、まさにこうした試みにこそ相応しいだろう。
当然、私もこれを支持するし、連帯することは言うまでもない。

ちなみにこの「麻生を倒せ! ないかくだとう」実行委員会については、お馴染み「イルコモンズのふた。」でも既に1月21日のエントリ「それにひきかえ…」で詳細に触れられているが、まぁ、こういう話ならいくらネタがかぶってもいいだろう。

▼[再掲載]花森安治「内閣を倒した無学文盲の三人の女たち」
http://illcomm.exblog.jp/9230972/
▼それにひきかえ…
http://illcomm.exblog.jp/9230934/

ということで、皆さんも是非この愉快な委員会の活動にご注目あれ。
そして、広くその存在と主張を伝えてくれればなお楽しいことになるでしょう♪
何かを変えるのは、権力を掌中に握った政治家の「Yes, we can!」というスローガンへの付和雷同などではなく、こうした当たり前のことを当たり前にすることができるという、日々の実践の丁寧な積み重ねなのだということは、せめて確認しておこう。

(13:24)

January 26, 2009

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相変わらず収入の予定は……という状態なのですが(涙目)、とまれ、そろそろ整理を終わらせなければいけない仕事もあるので、こっちの日記は一時休業。
それにしても、そっちの整理はこの二日くらいで残りをフィニッシュさせるにしても、混沌としたままの惨状を呈するこの部屋の整理のほうはどうしたものか?(爆)

あ、過去のものも含め、日記についての追加コメントがあった場合、それらはきちんとリプライするようには致しますので宜しくご愛顧のほどを☆(笑)

ところで昨日はあちこち電話かけまくって、非常にご迷惑おかけしました。^^;>関係各位

参加できなかったものの、その記録として、関連情報とまいみくさんの日記(一部公開範囲設定あり)をいくつかここで紹介しておきます。
http://keihinhotel.blog49.fc2.com
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1062056253&owner_id=422079
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1062748089&owner_id=6309461
http://irregularrhythmasylum.blogspot.com/2009/01/blog-post_25.html
http://d.hatena.ne.jp/spiders_nest/20090124/1232767711
http://d.hatena.ne.jp/spiders_nest/20090124/1232802187
http://d.hatena.ne.jp/spiders_nest/20090125/1232845199
http://d.hatena.ne.jp/spiders_nest/20090125/1232845934
http://d.hatena.ne.jp/spiders_nest/20090125/1232879790


それから、もうひとつ。
日々いかに冗談や無駄口を数多く飛ばせども、ここ数日はこのブログを読むたびに心痛めることが多い。
http://illcomm.exblog.jp

これから何をしなければならないかをも改めて考えさせられるということで、その基本を忘れないためにも記しておく。

(09:56)

January 25, 2009

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さっき、ちょっとだけ外出したら、雪が舞っていた。
顔に当たって、冷たい、と思ってはじめて気づくくらいの小さな結晶。

用事を済ませて帰ってくる頃にはもうやんでいたけれど。
こういうことがあると、すこしだけ気持ちが晴れる。

(01:50)

January 23, 2009

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UNRWA_20090117_000まず左の写真をクリックして拡大して見てほしい。
これは2009年1月17日、ベイト・ラファにある、UNRWAが運営する学校に白燐弾が投下された際に撮影された写真のうちの一枚だ。
イスラエル当局側の発表によれば、用いられた白燐弾は「発煙弾(煙幕弾)」であったという。その発表に従うなら、主張の正当性を追認しうる証拠と言うことのできる一枚だろう。

さて、もともと「白燐弾問題」に関して積極的に発言するつもりもなかったのだけど、まぁ行きがかり上これについて触れざるを得なくなったので「U(リハビリ中) さんへの回答。白燐弾、その他について。」という一文の中で所見を書いた。

そもそも引用文を除けば、「白燐弾(表記は「白リン弾」がほとんど)」という単語が私の文中に出てきたのは、この「回答」を通じてのものが最初である。
その理由は簡単で、緊急性が必要とされるものを除けば、報道の扱いについてはできる限り複数のソースに当たることを基本にしているので、特定の兵器についてのニューズでそういう手間をかけるつもりも余裕もなかったというだけのこと。つまり、私自身の関心の中ではそれだけ優先順位の低いトピックに過ぎない。
また、この兵器が、あたかも米軍のファルージャ侵攻以降注目された「新兵器」であるかのような印象操作がなされていたことによる、各種メディア報道への不信からという理由も一方にはある(「非人道的兵器」という語法に至っては何をかいわんや。被抑圧者の「対抗暴力」については議論の余地が残るだろうが、原則として兵器の使用や武力行使そのものが「人道的」であろうはずがない)。

ちなみに、基本的にこれまでの私の白燐弾についての知識は、医療機関、国際人権団体や各種メディアの報道の発表のほか、Global Security.Org 等の軍事情報を参考にしたもの。
なお、これは余談だが白燐弾について解説したこのページを久しぶりに確認してみたところ、最近になってガザ侵攻についての記述が追加されていたらしい(ちなみにドキュメントの最終更新日時は、現時点で「19-01-2009 17:18:56 Zulu」となっている)。

で、それらを踏まえた上での私自身の認識は既出の「回答」で述べた通りだが、以下、主要部分のみ再掲しておく。

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まず、白燐弾はたしかに名目上、「発煙弾(煙幕弾)」として開発されています。これはその類縁兵器である黄燐弾よりもさらに空気中での燃焼効率を高め煙幕効果を上げるとともに、燃焼時の拡散効率も高まったものとして知られています。
問題は、その「効率化」に伴い、高熱の燐が非常に広い区域にわたって拡散すること、その「煙幕効果」が最大限に発揮される高空での爆発においても、それが地上に到達するまで燃焼時に発生する高熱の粒が地上まで届くことが知られています。
その高熱粒が人体に著しい損傷を与えることはすでに国際赤十字や国境なき医師団をはじめとする多数の医療機関から報告があり、特にイラク戦争時の米軍による使用を契機に、それらの報告に基づいたさらなるリサーチから、現在は各国の人権団体が使用禁止を訴えています。

日本の報道ではこうした最前線の「医療現場からの報告」という点がすっぽり抜け落ちて、「非人道兵器」というイメージのみが一人歩きしている感がありますが、それは明らかなミス・リーディングであると言えるでしょう。
「発煙弾(煙幕弾)」の「副次的な」殺傷効果が、現在の戦術において最大限に「活用」され、それが途方もない被害を引き起こしている、そのことが白燐弾使用の規制に向けての国際的な議論を高めたのであり、その逆ではありません。

なお、これもよく誤解されているようですが、現在のところ、白燐弾の使用はハーグ陸戦条約やジュネーヴ条約のような戦時国際法では禁止されていません。
とはいえ、当たり前のことですが「禁止されていない」ことと(とくに市街地のような人口密集地域において)「使用すること」は、倫理的判断を含めた重要な差異があることは強調しておきましょう。
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この文章に続く部分では、ガザでの白燐弾使用が「空爆時」のものであるという事実誤認に基づいた記述があったため、後のコメントでその部分について撤回しているが(訂正したヴァージョンはこちらを参照)、基本的にこの認識そのものに訂正の必要は認めていない、、、とはいえ。

さて、それでは今回のガザ侵攻では使用された白燐弾が、実際にどのようなものだったのか。百聞は一見に如かず、ということで、今度は上に掲出した写真と同じ現場で撮影された連続写真で見てみよう。

UNRWA_20090117_001UNRWA_20090117_002UNRWA_20090117_003UNRWA_20090117_004













なお、ここでの写真はすべて「An UNRWA school in Beit Lahiya suffered a direct hit from IDF fire on 17 January」および「The aftermath of the shelling of Beit Lahiya school」からのもの。以下も同様である。

ちなみに、ここからの写真を記事中で用いているイスラエルの独立系メディア、Alternative Information CenterMichael Warschawski の記事では「Bet Lahia, January 18: Israel Shells an UNRWA school with white phosphoros bombs」とのキャプションが付けられている(「18日」との日付は誤記だろう)。

これまでも攻撃する側の視点から撮影された、白燐弾の爆発飛散する様子の写真はいくつか見てきたが、それとは逆の立場から撮影されたこの写真を見て、上の記述はあまりにも穏当すぎやしないだろうか? と、少々気持ちが揺らいだ今日この頃である。
すくなくとも、カタログ・データ的にはたんに「(爆発時の)破片」と表記されるであろう、付随的でしかない(あるいは軽微すぎて注目されることもない)はずのものが、実際にそれを被る側にとってどのようなものであるのか、この写真は雄弁に物語っている。

もちろん、イスラエル当局側の発表によれば、これは「発煙弾(煙幕弾)」であり、焼夷弾や化学兵器のたぐいではない。
掲出した写真からも容易に想定しうる「副次的な効果」がどのようなものであれ、現状、ここで用いられているのは、あくまでも「発煙弾(煙幕弾)」でしかない。

それが「戦争」を遂行する側の「正しい」ターミノロジーなのだということは、きちんと把握しておこう。

ShellingofUNRWASchoolinBeitLahiya_001ShellingofUNRWASchoolinBeitLahiya_002ShellingofUNRWASchoolinBeitLahiya_003ShellingofUNRWASchoolinBeitLahiya_004













そしてむろん、その実態を明らかにしながら、こうしたターミノロジーを覆していくのが、言論や各種アクションの要諦である。

戦闘の停止/終結後も、禍根を残したままの日常が続くのが「戦場」の現実であることは言うまでもない。これは白燐弾に限った話ではない。
下の記事はその一例に過ぎないが、戦時下の状況の記録として引いておく。

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不発弾が住民の脅威に=イスラエル軍撤退後のガザ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=727996&media_id=4
(時事通信社 - 01月22日 15:01)

 【エルサレム22日時事】イスラエル軍部隊が21日に完全撤退を果たしたことで、パレスチナ自治区ガザの軍事作戦は一応の終結をみた。しかし、徹底的に破壊が進んだガザでは不発弾などの脅威が指摘されており、住民にとってはまだ「戦時」が続いている。

 赤十字国際委員会(ICRC)は、激しい交戦が展開されたガザの住宅地に残された不発弾が「大きな脅威」になっていると指摘。ガザ北部では、既に不発弾で子供2人が死亡するケースも出ている。

 イスラエル軍は、アラビア語のメディアを通じてガザ住民に対し、不発弾に近づかないよう求める警告を発している。ただ、人口密集地のガザでは、至る所にがれきの山が築かれており、破壊された自宅跡で貴重品などを探す人の姿があちこちで見られる。危険は隣り合わせだ。
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(21:20)

January 22, 2009

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クサクサした気分がまだ抜けずに、えれー機嫌が悪いので気分転換。

何か重大な出来事が起こったとき、「彼(あるいは彼女)なら何と言うだろう?」と、その発言が待たれる人がいる。
最前線で活躍中の人間は言うに及ばないが、例えば、今は亡きサイードやデリダは、かつて実際にそうした知識人としての役割を果たしてきたし、その死後においても「彼が生きていれば」という問いを発する人は、今もってなお決して少なくはない(ガザ空爆の報に際して、昨夏亡くなったマフムード・ダルウィーシュを想起した人が数多いたことも、そうした例のひとつに数えることができる)。

自らの言葉に責任を担った人々がその思想とともに、まるで善き隣人ででもあるかのようにそうやって想起されるということは、それらの人々が今も一級の同時代人であり続けていることを意味する。
人がその思想を生きる、というのはとどのつまりそういうことだ。

私にとっては、そうした今は亡き同時代人の一人として、忘れられない人物がもう一人いる。

dumb type - S/N (1/2)


dumb type - S/N (2/2)


この動画のもととなったTV番組の構成上、肝心のパフォーマンスが細切れなのは残念だが、彼の思考と実践が向かおうとした先の片鱗は、それでも垣間みることができるだろう。

彼ならば、今、現在のこの世界について何と言うだろうか。

dumb type - S/N


(06:12)
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これは先の日記の「みくし版」にコメントのあった、U(リハビリ中) さんへの回答として書かれていますが(ちなみに当ブログでの該当記事はこちら)、まぁ、長くなったのでこっちに独立のスレッドを立てざるを得なかったとゆう。
参考にしたい方は(こればっかりは今後想定しうるやりとりも含めて)、自由に使ってかまいません。
……まぁ、私の日記本文については基本的にどれもそうだけど(苦笑)。

ちなみに、前の日記スレッドをもう一回読むのがかったるい(苦笑)、またはみくしを利用していない、という人のために、もとの U(リハビリ中) さんの疑問を「追記」として再掲しておきますので、参照が必要な方は末尾の「続きを読む」をご覧ください(なお、URL以外の文中リンクのみこちらの挿入によるものです)。

※なお、こちらのブログでは読みやすさを考慮して、論旨に影響の出ない範囲で若干の字句や言い回しの修正、気がついた範囲での誤記の訂正を行なっています(みくしの元記事では原文には手を入れず、訂正が必要な誤記のみコメント欄でその旨追記しています)。


ということで以下本題。


白燐弾について、あちこちで似たような議論を目にしますので、とりあえずこれについて詳しく述べておきましょう。若干長くなりますが、まぁおつきあいくださいませ。

まず、白燐弾はたしかに名目上、「発煙弾(煙幕弾)」として開発されています。これはその類縁兵器である黄燐弾よりもさらに空気中での燃焼効率を高め煙幕効果を上げるとともに、燃焼時の拡散効率も高まったものとして知られています。
問題は、その「効率化」に伴い、高熱の燐が非常に広い区域にわたって拡散すること、その「煙幕効果」が最大限に発揮される高空での爆発においても、それが地上に到達するまで燃焼時に発生する高熱の粒が地上まで届くことが知られています。
その高熱粒が人体に著しい損傷を与えることはすでに国際赤十字や国境なき医師団をはじめとする多数の医療機関から報告があり、特にイラク戦争時の米軍による使用を契機に、それらの報告に基づいたさらなるリサーチから、現在は各国の人権団体が使用禁止を訴えています。

日本の報道ではこうした最前線の「医療現場からの報告」という点がすっぽり抜け落ちて、「非人道兵器」というイメージのみが一人歩きしている感がありますが、それは明らかなミス・リーディングであると言えるでしょう。
「発煙弾(煙幕弾)」の「副次的な」殺傷効果が、現在の戦術において最大限に「活用」され、それが途方もない被害を引き起こしている、そのことが白燐弾使用の規制に向けての国際的な議論を高めたのであり、その逆ではありません。

なお、これもよく誤解されているようですが、現在のところ、白燐弾の使用はハーグ陸戦条約やジュネーヴ条約のような戦時国際法では禁止されていません。
とはいえ、当たり前のことですが「禁止されていない」ことと(とくに市街地のような人口密集地域において)「使用すること」は、倫理的判断を含めた重要な差異があることは強調しておきましょう。
これはものの例えですが、現在の各種国際条約において核兵器の使用は禁止されていません。「だから」使ってもよい、というロジックを積極的に支持する人がどれだけいるでしょう?(規模の大小が違うからそういう比較は成り立たない、という人が「もし仮に」いるとすれば、その論理は「兵器」なり「軍隊」なりというもののそもそもの基本じたいを見落としていると言うことができるでしょう)

しつこいようですが、もうひとつだけ分かりやすい例を挙げましょう。
ノーヴェルがダイナマイトを発明したのは、それまで取扱いが非常に繊細だったニトログリセリンを、より「安全な」爆薬として使用するためでした。それはあくまで工事/採鉱現場での使用を目的としたものでしたが、その使用時の「安全性」追求の結果、兵器として採用され甚大な被害(使用者側にとっては「戦果」です)をもたらしました。ノーヴェル自身はダイナマイトの兵器利用には断固反対の立場でしたが、この「現実」への反省から自らの資産を基金にノーヴェル賞を設立し、世界平和の実現を訴えたことは有名です。
しかし開発者が平和を望もうが望むまいが、「兵器」とはそのように利用されるものです。

さて、そこで白燐弾に話を戻しますが、それが「発煙弾(煙幕弾)」であるから安全だと言う根拠は何でしょう? ダイナマイトのようにスピンオンされた「兵器」は枚挙にいとまありません。まして、「使用者側」の立場としてであれば(ましてそれが国際法の隙間を縫うものであればなおさらに)、兵器としての「効率」を追求するのが当然ではないでしょうか?
戦略上、戦術上の問題として、単なる煙幕と、「敵」にダメージを与える副次効果を持つもののどちらを採用するでしょう?

そしてさらに、白燐弾について「あれはただの発煙弾(煙幕弾)だ」とする主張する方をよく見かけますが、そういう「軍事知識に基づいた」知見をひけらかす人の多くが、製造メーカーや使用者(軍隊)側の発表データのみを鵜呑みにしていることが私には不思議でなりません。それが実際に使用された場合の人体や環境に対するリサーチと双方を比較対照しないのは何故でしょう?(まして、軍事技術であれば、公表データをそのまま鵜呑みにすることがどれほどの愚かは言うまでもありません。すべてが機密だとは言わないまでも、そんな自軍の兵装を丸裸にするようなお人好しが果たして「軍隊」たりえるのか、私には大きな疑問です)

また、戦術的にこれを傍証するものとして、今回のガザ侵攻において、イスラエル軍の白燐弾使用で現在までに確認されているのが空爆時のものであること、言い換えれば陸戦時の近接戦使用ではない(つまり榴弾や市街地戦闘における近距離砲のものではない)ということが挙げられます。
対空迎撃に唯一有効なはずの対空兵器を(スティンガー程度の携行兵器ですら)ハマースは持っていなかったことは空爆以前から明らかですが、そのような戦域において煙幕弾の使用は戦術的にいかなる意味を持つのか?(竹槍で突けば落ちるような戦闘爆撃機が世の中に一機でも存在するのであれば多少は意味があるのかもしれませんが)。

さて、対空兵器を持たない「敵」に対しては空爆時における「発煙弾(煙幕弾)」の使用は戦術的に言えば「ただの無駄」というものでしょう(まともな議会を持っている国であれば、ただでさえ戦費のかさむ「戦争」でそんな濫費が明らかにされたら軍司令官のクビのひとつも飛びかねません)。
むしろ、軽装備ではあれ市街戦においては銃火器による攻撃がより「現実的」であるはずの、つまり「煙幕」としての戦術的効果(攪乱)が最も期待できるはずの陸戦で、これ(白燐弾には榴弾も存在します)が使われていないことのほうが奇異に思うのは私だけではないでしょう。

白燐弾について、「軍事的な知見(現実)に基づいた」とおっしゃる方々が、こうした戦略的、戦術的な基本的現実をなぜかスルーしているのは何故なのでしょう?
常識的に考えれば(また各種のデータをまともに読み解く知性さえあれば)、それほど困難なことではないと思うのですが。


※この抹消部分は完全に私の事実誤認でした。謹んで前言を撤回致します(ぺこり)。


それでは残りの点については簡単に。


>> 5位ですね。3年で150以上も増えたのですか?

このデータに関する出典が文中にないのであくまで推測に過ぎませんが、おそらく軍事費との掛け合わせ係数等によるデータの偏差、古いデータの参照、単なるケアレス・ミス、あるいは伝聞に基づく誤認等が原因ではないか思います。
この程度の「間違い」であれば数字を訂正すれば済むでしょう。しかし、4位が5位であったとして、文脈上、この引用文の論旨に与える影響がどれほどのものなのでしょう?

ということで、ここではご指摘によって参考意見も出たことですし、何年版のどの資料に当たってのものなのかがこの転載(引用)文中では定かではありませんので、とりあえずこのままにしておいても問題ないでしょう。


>> ハマスは対空ミサイル車両の保有を認めていますが

これは白燐弾の項目で詳述しましたので繰り返しになりますが、現実問題として、対空兵器は当初より存在していなかった(※)、または使用不可能であった、と判断するのが妥当ではないかと思います。
傍証として、この記事のソースがイスラエル当局筋の発表であること、また日本ではほとんど報道されていませんが、「停戦期間中」にもイスラエル軍によるガザへの空爆が実際に行なわれていたにも関わらず、ハマース側がそれを用いての反撃を一切行なっていないこと、さらには空爆開始以来の報道でも、それが実際に用いられた形跡がないこと、等が挙げられます。
ついでに言えば、この報道によれば、ハマースの手にあるはずのSA-7が(冷戦時ならありそうな話ではあるものの)、実際にガザに存在する可能性はどれだけのものでしょう?
イスラエル以外に国境を接し、最も、というよりこの数年の間では唯一ガザ区域外の接点になっていたのがエジプトであることを考えてみましょう(まぁ、エジプト軍が使用しているのはSA-7の派生型である「Ayn as Saqr」だったと記憶していますが。イスラエルの軍備が世界4位だ5位だと問題にするのであれば、このへんの情報の「精度」もまず検証してみてはいかがでしょう?)

※これについては後に「ハマース側の発表として少なくともSA-7を50は保有していた」と報じる記事が確認された。

>> なら、人口150万人の同地区で戦闘して、民間人死者1000人弱ってのは少なすぎませんか?

正確には「1000人以上」であって、「弱(=下回る)」ではありません。
それでは逆にお聞きしますが、いったい何人「殺せばいい」と貴方様はお考えでしょうか?
私は一人一人がこれだけの数をも「殺される」という事態そのものに、自らも同じ人間であることを恥ずかしく思います。

もう一度問います。このように数をあげつらうあなたは、いったいあと何人死ねばいいとお考えですか?

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(03:35)

January 21, 2009

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※写真はイスラエル当局がパレスチナとの「国境」に建造した隔離壁(通称「アパルトヘイト・ウォール」)。

ガザ一帯も高さ9mに及ぶこの隔離壁で囲まれているため、この数年来、食糧、燃料ほかの輸送や人的往来が困難となり日常生活の恒常的な破壊をもたらしたばかりでなく、昨年末からの空爆ではこれによってガザ住民の市外脱出がほぼ不可能であったことから犠牲者の拡大を招いた。
ガザが「巨大な監獄から(ナチス時代のホロコーストにおける)絶滅収容所になった」と言われる所以である。


以下に掲載するのは〈パレスチナ連帯・札幌〉が今月13日に発表したコミュニケ。sirokanippeさんのブログからの転載です。
先日のエントリィでも転載した、イスラエル、ベングリオン大学のネヴ・ゴードン教授の記事と併せて読めば、一連の「パレスチナ/イスラエル報道」におけるメディア・バイアスの実相がよく理解できると思います。

若干注意を促すために一例を。
海外での「国名」表記を注意深く見てみれば、日本では一般に〈パレスチナ「自治区」〉と呼ばれるパレスチナ自治政府の管轄区域は、英語では一般的な「Palestine」のほか、「Palestinian Territory, Occupied(占領下パレスチナ領)」とされていることが多いことに気づくだろう。
これは以下の引用文の中にある、《ハマースもパレスチナもイスラエルと「対等の国家」ではない》という指摘が、たんに「ハマースとファタハの二大勢力による主導権の分裂」という表層的な次元で引き起こされた問題ではないことを示している。
そして、それとともに日本のメディアが伝えない、(日本以外の)国際社会が「パレスチナ」と「イスラエル」の関係をどう認識しているのかを明らかにしているだろう。
メディアの「偏り」はこうした隅々まで行き届いていること、そして、日本のメディアが「パレスチナに対して同情的」という論調(これはみくしのニューズ関連日記にもよく見られる反応だが、英語圏のニューズを一瞥しても分かる通り、日本メディアの報道は「及び腰」の一言に尽きるだろう)が、どれだけ的外れなものでしかないかを表わしてもいるということを念頭においてほしい。

以下転載、転送歓迎。

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メディアとイスラエルの共犯―罠にはまっている私たち

●メディアの偏った報道―視聴者から見るはなはだしい不公正

11日、日曜日午後6時のNHK「海外ネット」のパレスチナ報道をみた。一見、ガザ市民の無差別な被害を憂えるトーンではあった。しかし報道時間の7割はイスラエル政府報道官の攻撃理由の説明に費やされ、ハマース側の停戦破棄と反撃の理由にはインタビューさえもない。使われた映像も、ガザ現地からのものは無く(ジャーナリストが締め出されているのだから已む無いとしても)、いつ取材したか分からないイスラエルの垂れ流した覆面ハマースの訓練場面を繰り返し映し出す手法。あたかもハマースが「テロリスト」の代表であるかのように。

これと同じ場面を、かつても観たことがある。9・11直後のアフガニスタン侵攻のときのアルカイダ、そしてイラク戦開始時のフセイン「幻の大量破壊兵器」のときである。アメリカもイスラエルも、「敵」を徹底的に悪の象徴として喧伝する手法は、インターネット時代の今日、ナチのゲッベルスを百万倍も凌いで全世界を覆う。NHKと大新聞は(そして民放も)、イスラエルの与えたフレームにすっぽり嵌っている。紛争や戦争を憂えるふりをして、その原因は「敵=テロリスト」にあるという報道の構図は一貫している。


●イスラエル・プロパガンダの三点セット・フレーム

ハマース(あるいはヒズボラ)やパレスチナ民衆の攻撃からイスラエルは「自国を防衛する」権利がある。
停戦を破棄しカッサムロケット弾でイスラエル民間人を攻撃しているハマースが悪い。
「国際テロリスト」ハマース、ヒズボラ、イランはイスラエル国家を認めず「地図上から抹殺すべし」と言っている。
BBC、CNN、NHKのビッグTV局、大手新聞など世界の巨大メディアは、この三点セットの枠組み(フレーム)の中でガザ空爆やパレスチナ問題を報道・放映している。


●前提の大嘘

この三点セットを批判する前に、二つの大嘘をメディアは触れようとせず暴こうともしない。
第一は、ハマースもパレスチナもイスラエルと「対等の国家」ではない! したがってハマースにもパレスチナにも「国家」や「国防軍」のようなものは存在せず軍事的能力はほとんど無い! 片や世界第4位の核軍事力を擁し、クラスターから劣化ウラン弾、白リン弾、バンカーバスターまであらゆる新兵器の実験場をつくっている戦争犯罪国家である。これに抵抗するパレスチナ人は、まず投石や銃、砂糖などを燃料にした手製カッサムロケット砲。このまったくの非対称な軍事力の差をメディアは対比せず、あたかも「両者対等」であるかのように描き出す。

第二の大嘘は、すべての元凶である「軍事占領」しているという冷厳な事実に触れないことである。パレスチナ人の基本は、全生活を不自由にしている不当な軍事占領に抵抗し戦っているという積年の事実を、すべてのメディアは触れようとしないか掘り下げようとしない! それは欧米が、「国際社会」がそれを認めているからだ。この元凶を隠蔽し続けるかのように全メディアは、これらのことを暴いたり関連付けたりせずに、「過激派ハマースの脅威」を針小棒大に描き出し目先の現象に人々を縛り付けておく。

こうした欧米中心の「国際社会」の大嘘と闘いつづけているのが、この60年のパレスチナ人なのだ!


●イスラエル・プロパガンダ三点セットへの批判

パレスチナ人は、60年間もイスラエルの侵略と攻撃から土地と民族を防衛するために戦ってきたのだ! イスラエルの日常の攻撃、略奪、暗殺、破壊、そして全パレスチナ人への抑圧と弾圧を放映・報道することなしに、イスラエルの「防衛権利」ばかりを誇大に垂れ流すメディア。まるでガザのパレスチナ人に生活防衛の権利などないかのように!

2ヶ月前から停戦を破っているのは、イスラエルだ! 昨年11月、12月と幾度も停戦期間中にガザを空爆していたのは、イスラエルだ。停戦期間中にハマースが約束を履行していたことは、イスラエル高官でさえ認めている。ハマースが攻撃を再開したのは、イスラエルが攻撃したあとだ。しかも停戦期間中、イスラエルはインシュリンなどの医薬品から医療備品、食料、電力が途絶えるまでラファやエレツの封鎖を強化してきたのは、ハマースのロケット弾攻撃を阻止するためなのか! ハマース以外の市民を攻撃しないというイスラエルがなぜ、モスクや病院、医師、救急車、救急隊員、国連の学校や職員・輸送車、漁船や女子寮を爆撃しなければならないのか?

だれもイスラエルを「抹殺」とは言っていない! ハマースはずーっと前から、「軍事占領しているイスラエルは認めない。せめて67年国境線(グリーンライン)まで撤退したなら、交渉に応ずる」と言ってきた。ハマース指導者が交渉に手を指しのばすと、ミサイルのピンポイント爆撃で爆殺してきたのはイスラエルだ。イランのアフマディネジャドも「地図上から抹殺」と言ったのではなくホメイニ発言を引用して「エルサレムを占領している現在のイスラエル政府は歴史から消え去らねばならない」と述べたのである。メディアは好んでこの「抹殺」を繰り返し、「テロリスト」のイメージ作りを増幅させている。

この三点セット情報を全世界10億の民に流すと、あらゆる虐殺に正当性が与えられイスラエルは大威張りで「テロリストと戦っている」と強弁できるのである。


●ハマースを殲滅することは、150万人ガザ市民を殲滅すること

「イスラーム抵抗運動」というハマースは、周知のように民生部門で全ガザ住民の生活・教育・福祉を支えている。ヨーロッパをはじめ歴史的な各地のレジスタンス運動と同様、民衆に深く根ざしたハマースをあの人口密集地で殲滅するということは、いま現下で無慈悲に行われているように大虐殺にならざるを得ないことは火を見るよりも明らかだ。ハマースは民間人を盾に使っている…? 手で運べる移動式カッサムが市街地にあれば、全民衆が虐殺対象となる。ハマースはガザを実効支配している…? ガザの領空・領海・領土を支配しているのは、イスラエルだ!


●民主主義の二枚舌―欧米は、民主主義を抹殺するのか?

ハマースは「まったく模範的で民主的な選挙」(カーター元大統領)で選ばれた正当な政権である。それをはじめから経済封鎖し自治政府を分裂させ政権から追い落としてきたのは、イスラエルだけではなくアメリカ、EU、ロシア、中国、日本だ。「国際社会」の二枚舌こそ民主主義をはてしなく形骸化させている。メディアは一貫してこのダブルスタンダードを当然のように扱い、あまつさえファタハとの「内紛」のせいにしてほうかむりしている当の「国際社会」を裁こうとはしない。そして私たちは、この二枚舌の傘の下で無関心を装うことができるのだ。


●ハマースを口実に、全パレスチナ人を攻撃しているイスラエル

今回のガザ侵攻は、けっしてハマースとイスラエルの「紛争」ではない。西岸では、延命をはかるアッバスのもとで自治政府警察やファタハが民衆のガザ連帯デモを鎮圧しイスラエル占領軍のエルサレムやチェックポイントでの警備・抑圧が強化され若者の犠牲者が急増している。じつはイスラエルは、パレスチナの「抵抗運動」そのものを殲滅したいのである。西岸や450万難民、すべてのパレスチナ人への攻撃だということは、すこし歴史をさかのぼれば分かることだ。しかしこれを語っているメディアはすくない。

パレスチナ人がもはや組織的に抵抗できないように、西岸地区を三つのバンツースタンに閉じ込め、イスラエル占領軍の巨大な検問所が出入り口をコントロールしアメリカの武器をもつ自治政府警察に鎮圧させている。全長700キロ高さ8メートルの分離壁も「自爆テロ」からイスラエルを守るためではなく、入植地を守るためだけでもなく、なによりもパレスチナ人が占領に抵抗できないように閉じ込めておくために建設されている。

占領に抵抗するハマースの戦いは、全パレスチナ人の戦いだ。西岸でも売国奴アッバスからは勿論ファタハからもつぎつぎと離れ、底辺からハマース支持がひろがっている。どんな虐殺があっても、パレスチナ存在の大義は失われることがない。それは彼らの生存理由だからだ。60年の歴史がそれを証明している。


●「暴力の応酬」「報復の連鎖」という隠蔽言説

とくに9・11後、この言葉が常套句となった。すべてのメディア、多くの「平和活動家」たちでさえこのフレームの上で「平和」を語ってきた。あたかも憐れみとヒューマニティをもつ「われわれ」こそ「平和愛好者」であり「中立者」であり、まるで「双方」が自分たちの平穏をかき乱したのだといわんばかりである。世界中に不当な支配と闘っている人々がいるのに、日本では皆がみな戦わなくとも「平和」でありうると思いこんで、「紛争」はいけないと目をひそめる。

「あんなロケットなんか飛ばさなきゃいいのにね。そしたらこんな被害も起きないのに…」とある人がため息混じりに言った。またある人は「どっちもどっちだね」と。こういう受け止め方を許していることが、イスラエル=「国際社会」=メディアたちの共犯の「成果」なのだ。「どっちもどっち」「暴力の応酬」「報復の連鎖」と言っているあいだ、「国際社会」の躊躇に促されて虐殺はつづいていく…。


●犯罪国家イスラエルに制裁を! 戦争指導者を国際法廷に! そしてボイコットを!

イスラエルはテロで不法に占領した60年前の「建国」以来、軍事的膨張主義で領土を侵略拡大してきた。今回のような抵抗に対する「集団懲罰」は、イスラエルのお家芸だ。それはとりもなおさず、パレスチナ人の血の犠牲の上になされてきたことである。イスラエル発の「反テロ戦争」は「国際社会」の常識と化した時点で、大量無差別虐殺という正体を白日の下にさらした。そして、このガザ虐殺を90%の国民が支持するという、悪魔の国と化したイスラエルはナチの再来を髣髴とさせる。60年間の歴史のすべてが、違法・不法・犯罪のデパートのようなこの国家を許容してきたのは「欧米国際社会」である。

650万イスラエル国民のためにも、来るべき国際正義のためにも、世界民衆の未来のためにも、いまこそイスラエルの野蛮を糺し虐殺中止の世界中の声 をひとつにしなければならない。戦争指導者を国際法廷に引きずり出し、経済制裁を、ボイコットを実現すべき時だ。
あらゆる人間のいのちと尊厳、正義のために。そのときメディアの役割は甚大だ。

2009年1月13日

パレスチナ連帯・札幌
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最後に触れられているイスラエル支援企業関連ボイコットについては、ナオミ・クラインの提言(http://blog.livedoor.jp/offtrap/archives/51836554.htmlhttp://mixi.jp/view_diary.pl?id=1053775827&owner_id=241453に訳文転載)も参考になると思います。

(19:35)
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前から気になっていた「音楽的インティファーダ」の動向を、これからちょびっとずつ紹介していこうかと。
まず最初は、この日記でも何度か紹介したYouTubeのクリップ「Children of Gaza」でお馴染みの、Doc Jazz。
私自身、この「Children of Gaza」で初めてその存在を知ったのだけど、この人自身もパレスチナの出自らしい。自らのウェブサイトで「The Musical Intifada」を唱え、2002年にはジェニンの虐殺に抗議したメモリアル・ソング「Home (for Jenin)」を発表してもいる。

今月4日にはガザ虐殺に抗議して、これまで発表したアルバムから88曲(!)をコンピレーション・ウェブ・アルバム『88』と銘打って、soundclick.comでフリー・ダウンロード可能にしたという気性骨のあるミュージシャン。

http://www.musicalintifada.com/music/?tag=88-cd-music-cancelled-songs-free-gaza

いくつかの曲は、彼のオフィシャル・ウェブサイトのホームページや、soundclick.comでもフル・レングスで試聴可能なのでアクセスしてみてほしい。

ところで、Doc Jazzのブログにこんなメッセージが。

Musical Intifada closes studio after 8 years (by docjazz. January 11th, 2009)


ちょうど、全曲ダウンロードして聴いてたところなので、あらら、、、という感じなんだけど。
今後の動向に注目しつつ、気になった曲をいくつかご紹介。

Break the Silence : Holocaust in Gaza


Closure (War Crimes) - Doc Jazz



My Shoe (is 2 good 4 u) - Shoes on Bush Music video



Intifada
http://soundclick.com/share?songid=1533160

Wake Up!
http://soundclick.com/share?songid=4201976

Bring Down the Wall
http://soundclick.com/share?songid=2921721

S.O.S.
http://soundclick.com/share?songid=7174791

Ala Dalona
http://soundclick.com/share?songid=6456444

もともとフュージョンやアーバン・ソウル/AORあたりからキャリアをスタートさせた人らしいけど(サウンド・プロダクションやメロウなメロディ・ラインにその影響が随所に聴き取れる)、「The Musical Intifada」の主張を前面に押し出した2000年代からの曲は、音楽的にもレゲエやヒップ・ホップ、アシッド・ジャズからアラブ伝統音楽まで幅広いアプローチを試みていて、うまく纏めているのが興味深いところ。

最後は彼のYouTubeチャンネルにアップされていた、アムステルダムでのガザ虐殺反対集会での彼のスピーチの様子を。

Speech at anti-war demo by the Palestinian Community in the Netherlands (PGN)



(10:05)

January 19, 2009

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まず、マクラに昨年12月30日、イスラエル大使館でのガザ空爆に対する抗議行動に関連してのお知らせ。
この行動を呼び掛けたNGO団体が、各団体連名による要請文(内容はリンク先を参照)をイスラエル大使館のポストに投函してきたことは既に一般メディア等でも報道された通りですが、その要請文と同内容の文書が申し入れ行動と同時に内容証明郵便で送られていました。
で、その結果がこちらのレポート

非常に分かりやすい対応、どうも有難うございます。>イスラエル大使

……とまぁ、予想通りの展開とはいえ、あまりにも予想通りでまるでマンガのようなイスラエル当局側の対応は、いかにも駄々っ子のイヤイヤぶりを見るかのようですが(名作絵本の『いやいやえん』でも今度は読み聞かせに行こうかとまじめに考えていたりして)、ついでに今回の「空爆」意図に関する傍証と言えそうな新聞記事があったので、そちらもこのエントリィの末尾に引用しておきます。
もっとも、床屋政談レヴェルでは誰もが思ってたことなんで情報としての新味はありませんが、まさかここまであからさまだとは、、、ねぇ。

それはともかく、イスラエル国内の人権団体に対する政府当局の動きについて興味深いレポートが届いていたので、今回はそのご紹介。
出典はオルタナティヴ・メーリング・リスト(AML)、2009年1月18日(日)21:39:48 JST のコリン・コバヤシさん(Global Watch/Paris)の投稿より。以下、引用文の前に付した追加情報も含め転送転載可。

このエッセイの執筆者、ネヴ・ゴードン氏はイスラエル南部の都市、ネゲヴにあるベングリオン大学(Ben-Gurion University of the Negev)の政治学部部長で、著作に Israel's Occupation(『イスラエルの占領』), University of California Press, 2008、From the Margins of Globalization: Critical Perspectives on Human Rights(『グローバリゼーションの余白から――人権の批判的パースペクティヴ』), Lexington Books, 2004、編著に Torture: Human Rights, Medical Ethics and the Case of Israel(『拷問――人権、医療倫理、イスラエルのケース』Ruchama Martonとの共著), Zed Books, 1995、ほか、多数の著作がある。

なお、元記事では大学名表記が「ベン・グーリオン大学」となっていますが、ここでは過去の日本語表記を参照して「ベングリオン大学」に変更しています(ほか、簡単な原稿整理による若干の字句修正による異同がありますが、内容については訳文そのままです)。

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■どのように、「倫理的な」戦争を売るのか?――イスラエルによる情報操作は、驚くべきものであるだけでなく、恐るべきものだ

ネヴ・ゴードン(ベングリオン大学政治学部部長)
コリン・コバヤシ訳
『カウンター・パンチ』2009年1月16-18日週末版(この翻訳は「インフォ・パレスチナ・ネット」に転載された仏語版からの重訳)

原文:How to Sell "Ethical" Warfare: Israel's Media Management is Not Just Impressive, It's Terrifying
By NEVE GORDON
http://www.counterpunch.org/gordon01162009.html


私の学生の一人が、昨日警察に捕まり、一夜を刑務所で過ごした。この学生Rの軽犯罪は、ガザに対するイスラエルの攻撃に反対してデモしたからだった。ガザに対するイスラエルの容赦ない戦争の始まりから監獄にぶち込まれた700人以上のイスラエル人に、彼は合流したわけだ。それらのうちの230人はまだ鉄格子の中にいると推測されている。イスラエルの文脈の中では、デモ参加者たちを弾圧し、抵抗の息の根を止めるこの戦略は、今までになかったもので、世界のメディアがそのことについて触れないのは、少々忌まわしいことだ。

同時に、イスラエルのメディアは、戦争批判を現地のテレビでは一切しないという具合に、政府の方針の言いなりになっている。実際、状況は、ジャーナリストや司会者たちが、現在、軍のスポークスマンよりも戦争に対して批判的ではないという馬鹿げた状態になってしまった。あらゆる批判的な分析の不在によって、イスラエル人の78%、ユダヤ系イスラエル人の98%が戦争を支持していることは、驚くにあたらない。

しかし、批判的な声を黙らせることは、世論の支持を得るための唯一の方法とは言えない。一つの支持は、論理的な見かけを持った論拠によって、作り出されるのだ。攻撃の後ろから戦争を支持するようにイスラエル人たちを説得するために、これらのメディア、軍と政府が用いている方法の一つは、ハマースに対して、倫理的な軍事行動をイスラエルがしていると主張することだ。アイヤル・ワイズマンのように、その論理は、彼の著作『Hollow Land』で、的確さを持ってそれを観察されたように、自制の論理である。

イスラエルのメディアは、イスラエルの自制について、軍隊がしえることと実際に彼らがしていることの落差について主張しながら、継続的に強調している。ここに、イスラエル人たちが現況について日毎に聞いている繰り返しの例をいくつか挙げよう。

1)イスラエルは、予告なしに、飛行機でパレスチナの家々を空爆できる。しかし、軍事担当者が、個人的に住民と――少なくとも電話で――、攻撃の 10分前には連絡を取り、彼らの家が破壊される時点にいることを通告している。言外に、イスラエル軍は、予告なしにも破壊できるのだ、しかし、人間の生命を尊重するから、それをしないのだ、と言わんばかりなのだ。

2)イスラエルは、壊滅的なミサイルを発射する数分前に、意地悪な爆弾――家を本当には破壊しない――を使用している。ここでもまた、イスラエル軍はもっとパレスチナ人を殺すことができるが、それをしないことを選択しているのだということを見せようとしている。

3)イスラエルは、アル・シファ病院にハマースの指導者たちが避難していることを知っている。このことを言明しつつ、イスラエルは、その手段を持っているにもかかわらず、この医療センターを壊滅させるようなことはしないのだということを見せているのだ。

4)人道危機のために、イスラエル軍は、一日に数時間ずつ、人道支援物資のトラックがガザ地区に入れるように、攻撃を停止している。ここでもまた、イスラエル軍は、これらのガザへの搬入を禁止することもできる、というものだ。

これらのライト・モチーフによってイスラエルが送っているメッセージは、ターゲットとしている聴視者によって、二つの異なった意味合いがある。

パレスチナ人たちには、このメッセージは、明らかな脅迫のメッセージだ。イスラエルの自制は、終了することもあり、いつも新しいエスカレートがあり得るのだということだ。イスラエル軍の現在の攻撃の殺人的能力がどうであれ、その考えは、パレスチナ住民に、暴力はもっと殺人的でもっと激しくすることもできるのだということを見せつつ、彼らを驚かすことだ。暴力が意味するもの、行使された暴力とこれからあり得る暴力は、常に危険な脅威であるということだ。

イスラエル人たちには、メッセージは、倫理的次元である。イスラエル軍は、所有している暴力の巨大な兵器によって盲滅法に荒れ狂うこともできるが、このような選択はしない、なぜなら、ハマースと違い、この軍隊は、人間の生命に対する価値を認識しているからだというものだ。

この最後の引用は、イスラエル人たちにとって、かなりの反響を持っているように見える。しかしながら、それは、間違ったモラルに基づいている。我々は、もっと暴力的に振る舞うことができるが、自制を選択しているのだ、という事実は、どのような場合においても、モラルの次元ではない。イスラエル軍は、ガザ地区全体を壊滅することができるが、実際は、建物の15%しか壊していないという行動は、モラルの行動ではない。イスラエル軍が数千人の子供たちを殺すことができるが、300人「しか」殺さないのだと言う『強固になった鉛』作戦を少しも倫理的な作戦にはしないのだ。

結局、この戦争のためのこれらの行動を支援するためにイスラエル政府が援用しているモラルは、むなしいことだ。だが、これらの行動は、現実には、今日の暴力の最初の源を見つめるというイスラエルの意志の欠如を明らかにしているのだ。それは、ハマースではなく、ガザ地区、西岸地区、東エルサレムの占領である。
私の学生Rや他のイスラエルのデモ参加者たちは、この明らかな事実をよく理解しているように思える。彼らが表現することを妨げるために、イスラエルは、彼らを逮捕して、市民の自由を押しつぶしているのである。
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ガザ侵攻以前以後問わず、侵略と虐殺の実行者たちを「イスラエル」と表象することに私自身はやっぱり違和感があって、イスラエル支援企業製品ボイコット等と併行しながら、政府や軍といった「当局筋」に「否!」を言い続けているこういう動向にももうちょっと注意を促しておきたい。
「敵」は明らかだが、同時に、「イスラエル」にも連帯すべき人たちはまだまだたくさんいる(しかし何しろ情報が少なすぎる!)。

http://jp.youtube.com/user/SocialTV

なお、イスラエル国内の人権団体/平和運動へのアクセスについては、こちらのリンク集もぜひご参照願います。


以下はイスラエル当局筋の話。こんな床屋政談レヴェルの「外交手段」として大規模な虐殺が実行されるのだから(公言して恥ずかしげもないところがまたすごい)、いまどきのマンガのストーリィの水準にさえはるかに届かない思惑ぶりに気の抜ける思いだけど、、、これではただでさえ浮かぶ瀬もない「侵攻」の被害者たちがあんまりだと思うのは、たぶん私だけではないはずだ。
こいつらを叩くのは今まで以上にしつこく騒々しくハタ迷惑なくらい、やる。

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■米大統領就任式までにガザ撤退完了、イスラエル放送伝える
(読売新聞 - 01月19日 20:12)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=724959&media_id=20

 【エルサレム=三井美奈】イスラエル放送は19日、政府筋の話として、国軍が20日に行われるオバマ次期米大統領の就任式までに、パレスチナ自治区ガザから撤退を完了することを目指していると報じた。

 オバマ新政権との良好な関係構築が狙いという。

 イスラエル軍は18日夜に撤退を開始し、同放送によると、19日までに予備役が一部解除された。オルメルト首相は18日、イスラエルを訪問したサルコジ仏大統領ら欧州各国首脳との夕食会で、「ガザに居座るつもりはない。できるだけ早く撤退する」と公約していた。

 一方、ガザのハマス政府首相イスマイル・ハニヤ氏は18日、テレビ演説で「神は我々に偉大な勝利を授けた。侵略を食い止めた」と主張し、ハマスの停戦入りを正当化した。ハマス指導部は当初、イスラエルによる「一方的停戦」に反発していたが、18日に突然、シリア国営放送を通じて「1週間の停戦入り」を表明。オバマ新政権が、ブッシュ政権の「ならず者排除」政策を転換するとの観測が広がる中、シリア、ハマスが関係改善を期待して柔軟姿勢を示した可能性もある。

 ガザでは、18日夜から19日昼までに衝突は起きていない。
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「死者たちよ、安らかに眠ることなかれ。今なお繰り返され続ける過ちに無関心な、この世界を呪い続けよ。」(岡真理)

(23:26)

January 18, 2009

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ふだん、みくしのRSS以外、ニューズにはほとんど見ないのだが、たまたま見つけたブログのリンクを辿るうち、興味深い報道を見つけた。

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【ガザ侵攻】悲哀、アラブ系イスラエル人 同胞から浴びせられる砲弾
(産經ニュース - 2009.1.15 22:52)
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090115/mds0901152255012-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090115/mds0901152255012-n2.htm

arab-israeli〔写真:イスラエル南部ラハトに着弾したロケット弾の跡を指差すアラブ系イスラエル人のマテブ・アブナセル氏〕


 パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム原理主義組織ハマスによって、偶然にも激しいロケット弾攻撃にさらされているアラブ系イスラエル人たちがいる。ガザの“同胞”から浴びせられるロケット弾攻撃は、過酷な運命を背負う人々に、さらなる悲哀をもたらしている。(イスラエル南部ラハト 黒沢潤、写真も)

 体に熱く流れる「血」はアラブ人。だが「国籍」はイスラエル人−。アラブ特有の白いずきんをかぶったイスラエル国籍のマテブ・アブナセルさん(59)は、ハマスによって最近攻撃されたラハトの現場で“悪夢”を振り返った。

 「衝撃的だった。砂漠地帯とはいえ自宅から200メートル。彼らは私の同胞だよ」

 攻撃目標もなくガザから15キロ南東に飛んできたロケット弾から逃れられず、約10メートルの場所にいた長男(12)は身を伏せて助かった。しかし破片が貫通したブリキ小屋の穴(直径3センチ)はその破壊力を示す。

 人口710万人のイスラエルには現在、2割のアラブ系イスラエル人が住む。第2次大戦中、ナチスにより絶滅の危機にさらされたユダヤ人たちが第1次中東戦争を経て正式に独立を果たした際、周辺アラブ国家に逃れられず、イスラエル人となった人たちだ。ラハトにはこのうち、遊牧民ら5万人のアラブ人が住む。

 この街の人々は自らの意思により、国家からの徴兵を拒否できるという。大学で法律を専攻したいという高校生のオスマン・アブサラハン君(18)は「パレスチナ人に銃口を向けたくない。ガザに行けといわれても従軍しない」と、きっぱり語った。こうした若者が半数近くだという。

 地元メディアによれば、この街の問題点は、ユダヤ系住民が暮らす他の街とは異なり貧しいため、ハマスや周辺アラブ国家からの攻撃を防ぐ「シェルター」が自宅にほとんど備わっていないということだ。

 「ミサイル飛来」の緊急事態を伝えるアラビア語放送が充実したのも最近で、水道や道路のインフラ整備も不十分。ユダヤ系住民との境遇の違いは明らかだ。

 今回の600発ものロケット弾攻撃では、別の街のアラブ系住民ハニ・マハッディさん(27)も死亡した。アラブ系イスラエル人社会は今、例えようのない悲しみに包まれている。

 「われわれは今、自分たちを差別する『母国』と、攻撃を仕掛けてくる『同胞』のはざまで、苦悩を余儀なくされている」。ナセルさんは、長年の苦労を刻んだ表情を一段と曇らせ、そう語った。
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イスラエル「独立」の経緯の記述や相変わらずメディアで繰り返される「イスラム原理主義組織」というハマースの呼称(これには政治的立場の左右を問わず、多くの中東研究者が異議を唱えているが、マス・メディアの報道にそれが反映されることのないもののひとつだ)等、問題の多い記事ではあるが、それは今は措く。

また、これは余談になるが、イスラエル政府が盛んにその「脅威」を喧伝する、ハマースの「ロケット弾」については、下のような写真もインターネット上で公表されている。上の着弾点の写真で確認できるその「威力」と併せて見てほしい(むろん、多くのメディアで採り上げられているイスラエル軍による空爆の被害と対照することも忘れずに)。

hamas missileあくまで推断だが、空爆に対しての有効な「対空兵器」さえ何ひとつ持ち合わせていないらしいハマースの「兵装」は、実際にこのレヴェル程度のものだろうということは容易に想像できる。

なお、この写真については、出処が確認できていないため、ここではあくまで参考に留めておくことを「お断り」しておく(ここでの出典は「見よ、これが、ハマスのロケット弾だ」より。元記事も要参照のこと)。
インターネット上に流布される言説や映像が、「イスラエル支持」のものは言うに及ばず、さらにはそれがどれだけ良心的な立場からのものであっても、あまりにも「事実」の確認がなおざりにされたものが多いため、不要とも思われる「お断り」をここではあえて記しておく(どのような立場からの言説であれ、このメディア・リテラシーの不在に、私は恒常的に苛立っている)。

余談が長くなったが、本題に移ろう。
これが(他のマス・メディアの報道と同様に)問題の多い記事であることは間違いないが、それでもここから確認できる「事実」がいくつかある。
ひとつには、ハマースの「ロケット攻撃」が、戦術的にも戦略的にもほとんど無意味なものに過ぎないという事実の一面が確認できること。だが、これはここではさしたる「問題」ではない。
より重要なポイントは、ハマースの「ロケット攻撃」が行なわれている地域が、イスラエル国内でも「アラブ系イスラエル人」の居住区であること、言い換えれば、イスラエル「国民」の中でも最下層におかれているアラブ系の人々が、「ロケット攻撃」の最も危険度の高い「最前線」に追いやられている、という事実である。

すでに周知のように、今回のガザ侵攻でイスラエル軍は国連政府関連施設や学校、病院等への攻撃を繰り返し、多くの犠牲者を出している。それが国際社会から厳しく非難されるたびに、「ハマースが民間人を“人間の盾”として利用しているため」という旨の政府コメントを発表している。
もちろん、すでに国連や多くの国際機関、ジャーナリズムの発表が示すように、事実と照らしてみるならば、そうしたコメントのほとんどが虚偽である(あるいはどれだけ控えめに言ってもその主張の正当性は極めて疑わしい)。
そして、ここでさらに明らかとなっているのは、イスラエル政府こそがイスラエル「国民」であるアラブ系住民を「人間の盾」として集住させているという、あられもない現実である。

上に引用転載した新聞記事からも、イスラエルに対する「テロ」による死者のうちの少なくとも一人は、そうしたアラブ系住民であることが明らかとなっている。
なお、イスラエル総理府によるイスラエル国民のテロ犠牲者の詳細は、以下のページで確認することができる。ハマースによる「ロケット攻撃」がどれだけの犠牲者を出しているのか、実際に確認してみてほしい。

http://www.pmo.gov.il/PMOEng/Communication/IsraelUnderAttack/attlist.htm

ここで補足的に確認しておけば、イスラエルでは「植民」によるパレスチナ領への「国土」の拡大(これは軍が先住アラブ人を追放、殺害し、街や村を破壊した上で民間人「入植者」を移住させるため、「銃とブルドーザーによる侵略」として知られている)や、アラブ系「国民」の強制移住、市民権剥奪、追放といったことがその「建国」以来、現在まで日常的に続いている。
一例として、エルサレム在住のアラブ系市民が、いったん居住地を別の場所に移せば、既得の市民権はおろか再びエルサレム市内に居住することも禁じられる「制度」があるということを挙げておこう(2009年1月16日、岡真理氏によるPARCでの報告より。なお、同じエルサレム市民でも、ユダヤ人に対してこの「制度」は適用されないという)。

そのため、歴史的に「自然発生的に」発展したかに見える都市ですら、成立の経緯はそうした政策に基づいていることを見落としてはならないだろう(日本では移動や転居の自由はごく当然のことではあるが、少なくともイスラエル国内のとくにアラブ系住民については、そのような「常識」はまるで当てはまらないことだけは理解しておかなくてはならない)。

すでに見たように、ハマースの「ロケット弾」は、殺傷能力こそあるものの一般的な軍事技術の観点からは極めて貧弱なものでしかない(六尺玉程度の花火と比較してどちらがより大きな「破壊力」を有しているのか、私などは単純にそう思う)。
むろん、だからといってそれで被害者が出ている以上、攻撃それ自体を免責するわけにはいかないが、上に見るような事情を勘案するならば、ガザ「自治区」からのロケット発射は示威行動以上の意味を持たず、着弾地点の多くが市街地から離れた場所であるのも、そこに住む住民を標的としていないがゆえのものである可能性を否定できないだろう。
言うまでもなくこれは推論に過ぎないが、そう考えるに足る材料はここで採り上げたものだけに留まらないことは附言しておく。

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イスラエルがガザ攻撃停止を宣言、ハマスは攻撃続行表明
(ロイター - 01月18日 11:12)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=723773&media_id=52


 [ガザ 17日 ロイター] イスラエルは17日、パレスチナ自治区ガザに対して3週間にわたって続けてきた大規模攻撃を18日午前2時(日本時間同午前9時)に一方的に停止すると発表した。

 一方、ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは、攻撃の続行を宣言している。

 イスラエルのオルメルト首相はテレビ演説で、軍事作戦開始時に設定した目標を達成するとともに、ハマスに「深刻な打撃」を与えたなどと述べた。

 一方のハマスは、イスラエル軍がガザから撤退するまでは攻撃をやめないとしている。オルメルト首相が攻撃の一方的停止を発表した数分後には、ミサイル数個がイスラエル南部に着弾した。

 今回の大規模攻撃では、これまでにパレスチナ側の約1200人が死亡した。
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(20:12)
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Save the Childrens of Gazaある男の子の話です。

ある国に、ひとりの男の子が住んでいました。

大きくなった男の子はあるとき、自分の誕生日に、たくさんの子供たちを招待しました。

男の子は、集まってくれた子供たちのために、その子たちが見たことも、もちろん訪れたこともない、自分の住んでいる国の歌を歌ってあげました。
それは、男の子がまだ今ほど大きくなかった頃に流行った歌でした。

  今日も子どもたちは 小さな手をひろげて
  光と そよ風と 友だちを呼んでる
  
  だれかがどこかで答えてる
  その子の名前を呼ぶ
  名前 それは燃える生命
  ひとつの地球に ひとりずつひとつ
  Every child has a beautiful name
  A beautiful name, a beautiful name
  呼びかけよう名前を すばらしい名前を
  
  今日も子どもたちの 歌声が世界を
  大きくつつむだろう 大きくまわるだろう

男の子は、子供たちのために、心をこめて、この歌を歌いました。
そこにいた子供たちは、それがどんな歌なのか分かりませんでした。
それは、今まで聞いたこともない、知らない国の言葉で歌われていたからです。
けれども、そのうち、子供たちの何人かは、学校で教わったり、どこかで聞き覚えのある英語で歌われている歌詞に気づいて、そこだけは、一緒にコーラスしてくれました。
それにつられて、英語を知らないのに、たどたどしく一緒に歌う子供もいました。
言葉を知っている子供たちと囁きあって、歌の意味を教えてもらい、それを自分の国の言葉で歌う子供までいました。

みんな、楽しくなって一緒に歌っていました。
男の子も嬉しくなって、そばにあった太鼓を叩いたりしながら、みんなと一緒に歌を歌いました。

だけど、どうしたことでしょう?
どうしても、最後のコーラスになると、この歌をもとの通りに歌えていないことに男の子は気がつきました。

男の子は何度も何度も繰り返し歌を歌いました。
けれども、何度も一生懸命に歌っても、同じところでどうしてもうまく歌えなくなってしまったのです。
そこにいたみんなも、なぜか同じところで、同じように間違えて歌っていたのです。

アフメッド、モハンメド、イブチャル、アリ、ムスターファ、イシュマイル、ジハード、ハッサン、ラマ、カメリア、イクラム、サマール、ハヤ、レェム、アヤ、アブドゥール、アイチャ、メリィエム、ガッサン、マフムード、アスラァ、ワディー、イブラヒム、ラマダン、シャハド、アラファト、ナジ、ナーダ、アラァ、アマニ、サルサベェル、ドーハ、フィラスティーン、ユーッセフ、アイマン、アマル、アズミ、バハ=ウルディーン、ラナ、ローラ、ディヤー=ウルディーン、ガーニマ、ファティマ、……、……、……みんな、みんな。

「ぼくはきみのなまえをちゃんと呼べているかい?」

男の子は悲しくなって、そこにいる子供たちの名前を呼びました。
けれども、子供たちは男の子にまるで気づいていないかのように、誰も応えてはくれませんでした。

男の子は悲しくなって、泣いてしまいました。
泣きながら、それでも一生懸命に子供たちのために歌を歌い続けました。
うまく歌えなくなってしまったところも、そのままずっと、間違えたまま歌い続けました。

  Every child had a beautiful name
  A beautiful name, a beautiful name...

どうして、男の子はうまく歌えなくなってしまったのか分かりませんでした。
分からないまま、男の子は間違っても一生懸命、歌い続けました。

だけど、優しい大人が男の子のそばにやってきて、そっと教えてくれました。
「きみは、本当は間違っていないんだよ。だって、きみが招待した子供たちは、もうみんないなくなってしまったのだから」

それを聞いて、男の子はがまんできなくなって叫びました。

「ちがう! みんながいなくなる理由なんてどこにもないじゃないか! なぜみんながいなくならなければいけないんだ!? もしみんながいなくなったのだというのなら、きっとそのせいでぼくは間違った歌を歌わされているんだ!」

男の子はそう言って、今も一生懸命、心をこめて歌い続けています。
「あきらめたら、本当にみんないなくなってしまう」
歌いながら、なぜか、そう思いました。

だから、自分が生きている世界がどんなに間違っていても、そこにいる友達のために、男の子はずっと歌い続けているのです。
そして、いつかきっと、もとの歌のように「Every child has a beautiful name」と歌えるはずだと信じているのです。


▼「ビューティフル・ネーム」(作詞:奈良橋陽子+伊藤アキラ/作曲:タケカワユキヒデ/唄:ゴダイゴ)
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=56015
▼Every child had a beautiful name...
http://illcomm.exblog.jp/9211617/
▼Child victims of Gaza
http://english.aljazeera.net/news/middleeast/2009/01/200911591418168902.html

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■イスラエル軍、国連運営の学校砲撃…少年2人死亡
(読売新聞 - 01月17日 20:39)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=723483&media_id=20


 【エルサレム=三井美奈】パレスチナ自治区ガザ北部のベイトラヒヤで17日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する学校が、イスラエル軍の砲撃を受けた。

 UNRWA報道官によると、校舎に避難していた少年2人が死亡した。一方、イスラエル政府は、17日夜に治安閣議を開くと発表。当地のメディアは一斉に、「一方的な停戦」を採決する見込みだと報じた。

 UNRWA報道官によると当時、校舎には避難民約1600人がいた。国連施設が被害を受けるのは、イスラエル軍がガザ攻撃を開始した昨年12月27日以来、少なくとも3度目。今月6日には別の国連学校が砲撃を受け、避難民約40人が死亡している。報道官は「戦争犯罪に相当するかどうか、調査が必要だ」と訴えた。

 イスラエル政府が17日、停戦を決めるとの見方が強まる中、同国軍は駆け込み攻撃を強めており、16日夜から17日にかけて約50か所を空爆した。17日には閣議後、オルメルト首相が協議結果について記者会見するという。
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(06:09)

January 16, 2009

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Boycott Bloodshed

以前ここでも紹介した(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1047598468&owner_id=241453)、ナオミ・クラインの「Israel: Boycott, Divest, Sanction」(The Nation, January 7, 2009)の翻訳です。

ここに引用したのは、Emyさんの日記にあったコリン・コバヤシさんによる粗訳(※)、sirokanippeさんの訳文と対照し、ナオミ・クラインの上記原文も適宜参照したうえで、岡井の文責により若干の修正を施したヴァージョンです(訳者のお二人には深い感謝とともに、訳文に手を入れさせていただいたことをお詫びします。また、この訳文は以後も予告なしに改訂する可能性があります)。
【※当初、「Emyさんによる訳文」として紹介していましたが、2009年1月15日 (木) 23:40:41にオルタナティヴ・メーリング・リスト(AML)で訳者のコリン・コバヤシさんによって送信されたものであることが確認されたため、上記のように訂正します】

転載および転送については、上記の点を留意したうえで、各自の判断でお願いします。

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もう充分だ! ボイコットのときは来た!
ナオミ・クライン
原文:The Nation, January 7, 2009
http://www.thenation.com/doc/20090126/klein/print


その時が来た。すでに長い間、そうだったのだ。
とどまることなく、ますます流血を拡大するこの占領を止めさせる最良の戦略は、南アのアパルトヘトを終らせた同じようなタイプの運動で、イスラエルをその標的とすることだ。

2005年7月に、パレスチナのグループの大規模な同盟は、これと全く同じことを行なう計画を立ち上げた。彼らは「世界中で、良識を持つひとたちに、アパルトヘイトの時代に南アフリカに適用したのと同じように、広範囲のボイコットを行使し、イスラエルに投資しないための提言を作り上げる」ことを呼びかけた。
こうして「BDSキャンペーン」が生まれた。「BDS」は、ボイコット・投資引き上げ・処罰(Boycott, Divestment and Sanctions)の略である。
毎日、イスラエルが、ガザを空爆する度に、BDSの大義に納得した人たちが――イスラエルのユダヤ人たちを含めて――、この運動に加担するだろう。
この攻撃の最中に、500人のイスラエル人たち――そのなかには、12人ほどのアーティストや有名な大学人がいたが――、彼らは、在イスラエルの外国大使たちに手紙を書いた。
この手紙は、「制限措置と即時の懲罰」を要請し、反アパルトヘイトの闘いとの明確な同一性を示した。
「南アフリカへのボイコットは有効だった。しかしイスラエルは子羊皮の手袋で扱われている(腫れ物に触るように扱われている)……このイスラエルへの国際的支援は、中止させねばならない」。

しかしながら、このような明確な声に直面してさえ、わたしたちの多くは未だそれを行なえずにいる。
理由は複雑で、感情的で、また理解できる。だが、それらの理由は、単純に満足できるものではない。
経済的な制裁は、非暴力的な武器の中では最も有効なものなのだ。それを行なわないことは、積極的な共犯性と隣り合わせになるのである。
ここに4つの主要なBDS戦略への反対の立場と、それに対する反論を上げておく。


1)懲罰的な措置は、イスラエル人たちを説得するよりも、イスラエル人たちを疎外するばかりだ。

世界は、いままで「建設的なかかわり方」を試みて来た。しかし、それは、完全に破綻してしまった。
2006年以来、イスラエルは、犯罪的な行為を繰り返し強めて来た。入植地の拡大、レバノンへの無茶苦茶な戦争、そしてガザでの非人間的な封鎖という派手な集団懲罰。
このようなエスカレートにかかわらず、イスラエルは、懲罰措置の対象となっておらず――むしろ事実は逆である。
米国が毎年イスラエルに送る武器と30億ドルの援助 は、まだその端緒についたばかりなのだ。このカギとなる時期に、イスラエルは、他の同盟諸国と、外交的、文化的、商業的関係のめざましい改善を獲得して来たのだ。

たとえば、イスラエルは2007年にメルコスール〔※訳注:南米南部共同市場。1995年1月、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイの4ヶ国により発足し、2006年7月よりベネズエラが加盟した自由貿易圏〕との自由貿易協定にサインしたラテンアメリカ以外では最初の国となった。
2008年の最初の9ヶ月、カナダへの輸出は45%、増大した。EUとの新しい合意は、保存用食糧のイスラエルの輸出を倍加させるだろう。
そして12月には、ヨーロッパの大臣たちが、イスラエルとEUとパートナーシップ協定をさらに拡大させることにしたのだ。これは、エルサレムによって長い間、待たれたことなのだ。

このような文脈において、イスラエルの指導者たちは、この戦争を始めたのだ。すなわち、問題となるようないかなる出費にも直面しなくて済むということに安心していたのだ。
戦争の間の7日間以上の株式市場で、テル・アヴィヴの株式の指針は、10.7%も実際、高騰しているのは、目を見張るばかりだ。


2)イスラエルは、南アフリカではない

もちろん、そうではない。南アフリカのモデルの妥当性は、軽い措置(抗議、署名、陰で行なわれる ロビー活動など)がすべて失敗したとき、BDS戦略が有効だと証明できるときだ。
そして、そこには、実際、苦渋に満ちた深い反響がある。すなわち、カラー・コードのついた身分証明書や旅行許可証、ブルドーザーで押しつぶされた家々、そして強制退去、入植者専用道路。
著名な南アフリカの政治家、ロニー・カスリルス〔※訳注:水資源森林大臣〕は、西岸とガザにおける人種隔離の構造を見て言った、「アパルトヘイトなどと比較にならぬほど酷い」と。これは2007年のことで、野外監獄たるガザに対しイスラエルが全面戦争を始めるより前である。


3)米国もイギリスも、イラクやアフガニスタンで同じことをやっているのに、なぜ、イスラエルを、異なった一例と見なすのか?

ボイコットは教義ではない。これは戦術だ。BDS戦略をイスラエルに対して適応すべき理由は、実践的な理由である。つまり、小さな国で、商業的にも依存した国に適応すれば、これは実際に効果がある。


4)ボイコットは、コミュニケーションを遮断する。対話をより押し進めるべきで、少なくすべきではない。

これに対しては、私個人の話を引き合いに出して答えよう。
8年間、私の本は、イスラエルでバベル社と呼ばれる出版社から刊行されてきた。しかし、自著『ショック・ドクトリン(The Shock Doctrine)』が刊行されたとき、私は、ボイコットを尊重したかった。
素晴らしいライターであるジョン・バーガー氏を含め、BDSの活動家の活動家の助言により、アンダルス社という小さな出版社とコンタクトを持った。
アンダルス社は、活動家の出版社で、反占領運動に深く介入していた。そしてまた、イスラエルでは、唯一、アラビア語からヘブライ語に翻訳している出版社だった。
私たちは、契約を取り交わし、収益すべてが、私にではなく、この出版社に行くよう保証した。言い換えれば、私はイスラエル経済をボイコットしたが、イスラエル人たちをボイコットしたわけではなかった。

このプランを提案することは、テル・アヴィヴからラマッラーまで、パリからトロント、そしてガザ市まで、電話、電子メール、インスタント・メッセンジャーを数十件、やりとりする必要があった。
重要な点はここだ。ボイコット戦術をはじめるが早いか、劇的に対話が増える。
そして、なぜそれをしないのだろうか。一つの運動を立ち上げようとすれば、反アパルトヘイトの闘いに身を投じた多くの人々が思い出すように、とどまることなく意思を伝え合わねばならない。
ボイコットはわたしたちを他から切り離すという議論については、とりわけもっともらしく聞こえる安っぽく着飾った手軽な情報技術だ。
私たちは、国境の向こう側で、どちらも非難し合う方法によって、圧倒されているのだ。どのようなボイコットも、私たちを止めることはできない。

今このとき、多くの名誉あるシオニストたちはすばらしい得点を稼ごうと備えている。情報技術について、世界の指導者たちの多くが素晴らしくハイテクな玩具をイスラエルの研究工業団地からもってきているのをわたしが知らないとでも?
そうだ、だがそれがすべてではない。
ガザの侵攻の数日後に、インターネット通話サーヴィス専門会社英テレコム常務リチャード・ラムゼイが、イスラエルのテクノロジー会社「モビールマックス」にメールを送っている。「ここ数日に及ぶイスラエル政府の行動の結果如何では、私たちは遠からず貴社または他のイスラエルの会社との取引における在り方を考えることになるでしょう」と。

『ザ・ネイション』紙から連絡を受けたラムゼイ氏は、彼の決定は政治的ではないと説明し、「私たちは、クライアントを失うのを放置できない。従って、これは商業的な理由です」と語った。

20年前、南アフリカから多くの企業を撤退させた背景には、このような冷たい商業的計算がある。
パレスチナにおいて、あまりにも長い間拒否されてきた正義に至る、私たちの最も現実的な希望を形作るのは、まさに、このような計算である。
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主なイスラエル支援企業リスト(日本語):http://palestine-heiwa.org/choice/list.html

BIG-Boycott Israel Goods

Global BDS Movement:http://bdsmovement.net
Palestinian Campaign for the Academic and Cultural Boycott of Israel(PACBI):http://www.pacbi.org

BIG-Boycott Israel Goods 01BIG-Boycott Israel Goods 02


(14:18)
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http://www.elfarra.org/gallery/gaza.htm

昨日は10言語だった。
今日は13言語。
明日は?
いったいどれだけ呼び掛ければいい?


http://www.poets.org/viewmedia.php/prmMID/15308
http://www.poets.org/viewmedia.php/prmMID/20255


Footnote to Howl

Holy! Holy! Holy! Holy! Holy! Holy! Holy! Holy! Holy! Holy! Holy! Holy! Holy! Holy! Holy!
The world is holy! The soul is holy! The skin is holy! The nose is holy! The tongue and cock and hand and asshole holy!
Everything is holy! everybody's holy! everywhere is holy! everyday is in eternity! Everyman's an angel!
The bum's as holy as the seraphim! the madman is holy as you my soul are holy!
The typewriter is holy the poem is holy the voice is holy the hearers are holy the ecstasy is holy!
Holy Peter holy Allen holy Solomon holy Lucien holy Kerouac holy Huncke holy Burroughs holy Cassady holy the unknown buggered and suffering beggars holy the hideous human angels!
Holy my mother in the insane asylum! Holy the cocks of the grandfathers of Kansas!
Holy the groaning saxophone! Holy the bop apocalypse! Holy the jazzbands marijuana hipsters peace & junk & drums!
Holy the solitudes of skyscrapers and pavements! Holy the cafeterias filled with the millions! Holy the mysterious rivers of tears under the streets!
Holy the lone juggernaut! Holy the vast lamb of the middle class! Holy the crazy shepherds of rebellion! Who digs Los Angeles IS Los Angeles!
Holy New York Holy San Francisco Holy Peoria & Seattle Holy Paris Holy Tangiers Holy Moscow Holy Istanbul!
Holy time in eternity holy eternity in time holy the clocks in space holy the fourth dimension holy the fifth International holy the Angel in Moloch!
Holy the sea holy the desert holy the railroad holy the locomotive holy the visions holy the hallucinations holy the miracles holy the eyeball holy the abyss!
Holy forgiveness! mercy! charity! faith! Holy! Ours! bodies! suffering! magnanimity!
Holy the supernatural extra brilliant intelligent kindness of the soul!

Berkeley 1955
Allen Ginsberg



(06:39)