2006年11月06日

湯煙の向こうに自分が見える(姥湯温泉)

姥湯温泉 桝形屋旅館(露天風呂)

姥湯温泉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



よくまあ、こんなところまで温泉宿屋があるものだと思う。先人の強い思いに感激してしまった。

ここまでたどりつく道すがら、峠駅をさらに下って谷に滑川温泉、そこからガタガタの林道を通っていくと、今度は急な曲がり坂のためにスイッチバックで登る。スイッチバックってわかりますか? そう、前進ギアで登っていたのを、曲がりのコーナーで一旦止まってバックギアに切り替えて後ろ向きに登り、また次の曲がりのコーナーで一旦止まって前進ギアに切り替えて前向きに走り出すというめったに経験できない場所を通らないと行けないところ。

小高い山の終点に車を止める。ここから歩いて宿へ歩き始めようとして、ハッと息をのんでしまいそうな光景。掛け軸の山水画が目の前に表れたかのよう。高い山の頂きから川が流れ落ち、中腹に人のすむ庵のように宿屋が位置し、その下に河原が広がっている。ここで釣糸を垂らす人でもいれば、まさに山水画そのもの。

ここを下って、さらに登って宿屋へ。

「なに、見てるんですか」

「ほら、あの岩影に動くもの見えませんか」「あれが、カモシカなんですよ」「登山の途中で、ここに腰を下ろして見ていくんです」

ツン!としたイオウの香りと湯煙の中、沸き出た湯を岩で囲った露天風呂。子供といっしょに自然のど真ん中で混浴。

「いいなあ、家族で混浴なんて」、岩影からカモシカがうらやましそうに見つめていた。

「ね、ね。いっしょに入んない!」

http://www.tim.hi-ho.ne.jp/uukako/ubayu.htm(姥湯温泉) 

http://www.spa.or.jp/hito/info.htm(日本秘湯を守る会)

http://www2c.biglobe.ne.jp/~ofuroudo/ofuro-udo.htm(湯煙の向こうに自分が見える)

http://www2c.biglobe.ne.jp/~ofuroudo/ofuroudo_kizi01.html(取材記事)



ofuroudo at 00:07│Comments(2)

この記事へのコメント

1. Posted by 工坊   2006年11月06日 18:09
 温泉人の本領発揮!!シリーズ展開を期待してます。
2. Posted by 温泉人(おふろうど)   2006年11月06日 20:47
温泉人(おふろうど)です。
工坊さん、ご声援、有難うございます!
温泉人(おふろうど)って名乗っているのですから、温泉(銭湯も)について感じたこと、単なる温泉紹介じゃない、形はないけど“大切にしたいもの”について、ここに表現できたらいいなあと考えているんです。
いま、タイトルも変えました。「湯煙の向こうに自分が見える」シリーズにします。
乞うご期待!

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