2008年01月31日

つらら(「心の風景のデッサン」より)

★つらら


つらら(「心の風景のデッサン」より)
 

 

 

「つらら」のある生活したことがありますか。

雪国の生活でしか出合うことが出来ないもの、それはつららをポキッと折った経験も一つだろうか。
通りに積もった雪が踏み台となって、軒下にとどくような高さになるのだ。こうして、いつもより高い目の高さから見る光景に、軒下に連なったつららがある。降り積もった屋根の雪が、昼のあたたかさで解け出すとともに、外気がその解け出した水滴をすこしづつ凍らせるに十分な程下がっている場合、雫が棒状に凍って固まったものである。

よく、近づいてみると、融けて固まった時間がおのおの違っているため、太さの違いとなってその表面に経過が刻まれている。つららの年輪とでも言えるようなものである。

そんな、自然の作りだした氷の彫刻のごとく、曲がり具合や太さの変化の作り出した光の棒がそこにあった。

雪の降った翌日、真っ青に晴れ上がった空を、軒下になかよく並んでいるつららを透かしてみる。キラリと光る日の光が、氷柱の中に閉じ込められ、屈折して飛びだしてくる。間断なく出来ては落下する水滴に、その光もいっしょにくっつきながら・・・・。

光をとじこめたつららから、光がくっついた水滴の水玉が、何本も何本も連なっている氷柱に光が散る。

青空に透かして、その氷柱を見つめる。そのつららに閉じ込められた光を感じ、直接に輝く光の感情を覗く思いで。
一滴一滴の雫が重なり、つなぎ合いして形づくられたつらら、その中には、光をも取り込み、織り込んでしまっていた。

 

http://www2c.biglobe.ne.jp/~ofuroudo/dessan.htm 「心の風景のデッサン」:温泉人(おふろうど)






心の風景のデッサン
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「心の風景のデッサン」:温泉人(おふろうど)
・・・故郷、それは心の中にある「心の風景」に違いありません。決して消えることのない・・・


まえがき

 誰にでも、生涯の中で忘れ難い自然や季節との思い出があります。でも、これは思い出といったものだけでは語れない「その人が大切にしてきたもの、これからも大切にしていきたい宝物」なのではないでしょうか。

 昔のことを、そして自分の生まれ育った故郷を単に懐かしんでいるということではないのです。きっと大切にしたい何かがそこにあるからと感じるからなので す。自分の心の目で心地よいと感じ、大切にしたいと思っている価値観がそこにあるのかもしれません。きっかけは、小さいころに出合った光景だったかもしれ ません。でも、その時代、その場所に戻ることはできないし、その意味も違うのかもしれません。





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トロイメライ



温泉人(おふろうど)
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略 歴(写真活動):温泉人(おふろうど)




日立市田尻での講演にて
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(哲学堂公園のネコ)・クリックしてみてください。話の様子が聞こえますから。



木札:温泉人(おふろうど)
 温泉人(おふろうど)の意味 

 日本語ドメイン取得 http://温泉人.jp   


ofuroudo at 00:08│Comments(0)

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