2009年01月16日

★竹スキー

★竹スキー



★竹スキー

 


下駄屋で、冬になると売っていた季節商品。それは、竹スキー。

便利な道具。いつもは、邪魔にならないようにと長靴に足をつっこんだまま、この竹スキーをかかとに差して歩く。ここで滑ろうと思うときサッと取り出して、いつでも気楽に滑れる道具。利き足の下に踏み付けて滑る。

道路がカチンカチンに凍り付いた所では最も滑りは良い。でも横にズッてしまうので体のバランスを保たないと上手く滑れない。また、雪がざらめ状態の時は抵抗が大きくなかなか前に進んでくれない。そして、粉雪の降り積もった時は、竹スキーの滑り面がきれいでないと固まりになってくっついてしまう。

青竹を立てに割って、30〜40センチの長さに切り、先の方をスキーのように30度ほどの傾斜になるように火であぶりながら折り曲げたもの、それがこの竹スキー。
自然の素材で、だれもが身近な道具とちょっとした手間で使えるものであった。こんな素朴な遊び道具だから、身近で自然な生きた材料を使ったものだから、ほっとするのかもしれない。

誰か言っていた。木(植物)や皮(動物)、石、金属、そしてプラスチックこの順番に人からしだいに遠ざかる、つまり自然界に生き物として存在する有機質、石といったそのままでも自然界にそんざいする無機質、そして金属のように人が精製して純度を上げてこそ存在するもの、さらにはそのままの形では自然界にそんざいしないものへと、しだいに人から遠ざかってゆく順番である。この竹スキーのように、自然にあるがままの形で存在するものが身近にある生活、これこそが人が安心できることかもしれない。

冬の季節の、自然の素材で作った遊び道具、竹スキー。こころのやすらぎを呼び戻すものであった。

                    「心の風景のデッサン」より

 

http://www2c.biglobe.ne.jp/~ofuroudo/dessan.htm 「心の風景のデッサン」:温泉人(おふろうど)





心の風景のデッサン
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「心の風景のデッサン」:温泉人(おふろうど)
・・・故郷、それは心の中にある「心の風景」に違いありません。決して消えることのない・・・


まえがき

 誰にでも、生涯の中で忘れ難い自然や季節との思い出があります。でも、これは思い出といったものだけでは語れない「その人が大切にしてきたもの、これからも大切にしていきたい宝物」なのではないでしょうか。

 昔のことを、そして自分の生まれ育った故郷を単に懐かしんでいるということではないのです。きっと大切にしたい何かがそこにあるからと感じるからなので す。自分の心の目で心地よいと感じ、大切にしたいと思っている価値観がそこにあるのかもしれません。きっかけは、小さいころに出合った光景だったかもしれ ません。でも、その時代、その場所に戻ることはできないし、その意味も違うのかもしれません。





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トロイメライ



温泉人(おふろうど)
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略 歴(写真活動):温泉人(おふろうど)




日立市田尻での講演にて
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(哲学堂公園のネコ)・クリックしてみてください。話の様子が聞こえますから。



木札:温泉人(おふろうど)
 温泉人(おふろうど)の意味 

 日本語ドメイン取得 http://温泉人.jp   


ofuroudo at 00:08│Comments(0)

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