2010年09月22日

蝉獲り (「心の風景のデッサン」より)

★蝉獲り


蝉獲り

 

 

 

 

蝉獲りの方法、どんな方法でした?

夏休みの毎日は、蝉獲りに始まって蝉獲りで締めくくった。休みの初めは、ニイニイゼミがシ−シ−シ−と鳴きはじめ、休みの半ばにはジ〜ジ〜ジ〜と油ゼミ、そして休みも終わりに近づくと、ミンミンゼミへとバトンが渡っていく。

蝉取りの方法に幾通りかあるが、最も印象的なのは、鳥もちを長いサオの先に付けてくっつけて取る方法である。この方法は、蝉の体に直接にサオで触れて取ることで、魚釣りにも似て、釣り味を楽しむのだ。

この鳥もちは、貝殻の中に入れて、一銭店屋に並べて売られていた。しかし子供の小遣いにとってはなかなか高価なもので、ふんだんに使えるものではなかった。

そこで、この鳥もちの代替手段として、噛み終えたチュ−インガムを使う方法を教わった。それは、母方のじいちゃんのアイデア。夏休みになり数日の間泊まりに行くと、広口の瓶の中に噛み終えたチュ−インガムが大切にしまってあった。噛み終えたチュ−インガムが、互いにくっつきながら色とりどりの縞模様となって、透明な蜂蜜の入っていたガラス瓶越しに見えた。

この、簡易鳥もちは、思ったよりも良くくっついた。鳥は捕れないけど、蝉には十分といった具合。

ニイニイゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミへと季節が移っていく。子供たちも、心と体が一回りも二回りも大きくなっていく。そして、物の大切さ、工夫のおもしろさ、生き物との交わり方を体験した一夏であった。

また、来年も逢えるといいね。セミにも、友達にも・・。

 

http://www2c.biglobe.ne.jp/~ofuroudo/dessan.htm 「心の風景のデッサン」:温泉人(おふろうど)

http://www2c.biglobe.ne.jp/~ofuroudo/yume1.html 積極的に自然に親しむ人生を歩む(人生の夢):温泉人(おふろうど)ライフへようこそ!

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ofuroudo at 00:07│Comments(0)

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