2010年09月24日

あんずの木の下で (「心の風景のデッサン」より)

★あんずの木の下で

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“あんず”って、あのボタッと落ちてくるのを見たことがありますか。

梅の実のような形であるが、やっぱり“あんず”は“あんず”。梅の実のように青いうちは、落ちてこない。熟して食べごろになってようやく枝から離れて地上に落ちてくる。
あの品のある甘酸っぱい香りは、やっぱりあんずに適わない。桃の実のように、中心の種と果肉が離れやすいので、地面に叩きつけられたものは、たいてい口を開いている。

この開いた果肉から、あの香りは発せられているのだ。

地面いっぱいに黄色いオレンジ色に色づき、熟した香りを通りがかりの人に振りまいている。しばし足を止め、足元のいくつかを拾い集めては、鼻に近づけ、そしてちょっと香りを楽しんだ。なんと、魅力的な果肉なのだろう。思わず種を外し、果肉に食らいついてみる。その瞬間、期待にたがわぬ満足な心持ちになった。1つ、そしてまた1つと口に運んでいくことになった。

しばらくして、キュルキュルと、下腹の方が自分の意思に関係なく言うことを聞かない様相を呈してきた。“超特急”が始まったのだ。
 どういうわけか、余りの魅力に度を過ごして、あんずの実をパクパクと腹に入れると、決まって下腹の”超特急”が待っている。魅力的なものには、トゲがあるのか。魅力に溺れないようにと、ちょっと教えてくれているのか。

あんず、その大きな大木の下で、華やかな春の花を楽しみ、そして初夏にはこんなにも魅力的な実を受け取った。通りががりの子供たち、井戸端で立ち止まって話題に興じる近所のおばさんたち、そんなものたちを大きく包んでしまった“あんず”である。


 

http://blog.livedoor.jp/ofuroudo/archives/51662027.html “職人”:Blog「温泉人(おふろうど)ライフ」より

http://blog.livedoor.jp/ofuroudo/archives/51400346.html 産湯「桃の湯」:Blog「心の風景のデッサン」より

http://www2c.biglobe.ne.jp/~ofuroudo/dessan.htm 「心の風景のデッサン」:温泉人(おふろうど)

http://www2c.biglobe.ne.jp/~ofuroudo/yume1.html 積極的に自然に親しむ人生を歩む(人生の夢):温泉人(おふろうど)ライフへようこそ! 

http://www2c.biglobe.ne.jp/~ofuroudo/ 温泉人(おふろうど)ライフへようこそ!



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“八幡石(山形市)”への想い 
http://blog.livedoor.jp/ofuroudo/archives/51900732.html 

三軒長屋の通りには、あんずの木があって、いっぱい熟れたあんずが落ちてくるんです。いっぱい食べたんです♪




「城下町やまがた探検地図」上の★心の風景ポイント

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「城下町やまがた探検地図」上の★心の風景ポイント


 

城下町・山形市に生まれた意味
 


 

温泉人(おふろうど)は、自己紹介で「“おしん”の筏(イカダ)が流れるシーンの村が、じいちゃんの生まれた村です」と、話します。それは、自然に寄り添って生きてきた“北の民”としての哲学(“もののけ姫”にも感じます)を誇りに思うのです。

ずねん(じねんが訛って)と」と言う山形に残る日常の言葉に、“自然(じねん)”を基本に、無理のない“あるがまま”の生き方を大切にしたいと思えるからです。

その東北の山形にあって、城下町・山形市に生まれ育ちました。小学校2年生の秋まで霞城公園のお掘り端の3軒長屋に暮らしましたので、毎日遊んだお城跡のお掘りの土手や泥の中、これが身近な自然でした。父が勤めや家の商売であった“種屋(最中のカワ)”の傍ら、休日に自転車で出かけた郊外のたんぼでの光景は、今の私の自然と共に暮らす価値観を作ったことはまちがいありません。

幼稚園(大谷幼稚園)も、専称寺という寺町にある真言宗の大きなお寺(大屋根を支える力士は、有名な左甚五郎作とも言われる)の境内にあり、この大公孫樹の気配に包まれて暮らしたことなど、これも大きく影響しているようです。
小学校2年生に転校して、自宅からすぐ近くにある「もみじ公園(京都のもみじが植えられ心字池を木々が囲み、お茶室もある有名な庭園です)」での光景が、身近な自然になりました。池には、とんぼのヤゴもいたし、林の中で小さなもみじの子も採ったし、大自然の中そのものだったのです。

こうした自然と城下町に過ごしたことが、「心の風景のデッサン」として描き出され、その価値観で、今、暮らしの中で出逢うものを見つめているように思えるのです。

現在の勤務地に近い東京・外堀の千鳥が淵に立ち、お堀端で育った光景を感じ、暮らしの近く川越の城下町の町の様子やそこに住む人の感じ、そして自宅のある富士見市に広がるたんぼや貝塚で出逢う季節のいきもの達、これらひとつひとつが、それぞれに自分の心に描かれた光景に繋がって感じ取れるのです。こうして、自分の大切な世界が、新たな毎日の出逢いとなって発展しているように思えてなりません。

(追伸)

「あなたの人柄はとても魅力的です。これは、3世代かかって出来たものですよ、きっと!」と、お話いただけた方に出逢いました。あらためて、「そうだったんだ!」と思えたのです。ありがとうございます。





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心の風景のデッサン
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「心の風景のデッサン」:温泉人(おふろうど)
・・・故郷、それは心の中にある「心の風景」に違いありません。決して消えることのない・・・

まえがき

 誰にでも、生涯の中で忘れ難い自然や季節との思い出があります。でも、これは思い出といったものだけでは語れない「その人が大切にしてきたもの、これからも大切にしていきたい宝物」なのではないでしょうか。

  昔のことを、そして自分の生まれ育った故郷を単に懐かしんでいるということではないのです。きっと大切にしたい何かがそこにあるからと感じるからなので す。自分の心の目で心地よいと感じ、大切にしたいと思っている価値観がそこにあるのかもしれません。きっかけは、小さいころに出合った光景だったかもしれ ません。でも、その時代、その場所に戻ることはできないし、その意味も違うのかもしれません。




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「心の風景のデッサン」&モンゴルのフェルト製のブックカバー♪
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★曲り屋の四季 ★http://blog.livedoor.jp/ofuroudo/archives/52138719.html






“センス・オブ・ワンダー”への想い
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“センス・オブ・ワンダー”への想い




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風の便り(波暮旅二) & 温泉人(おふろうど)



★年賀状(2013年年賀)
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★笑顔♪



“計画された偶発性”(計画的偶発性理論)を起こす行動様式
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“計画された偶発性”(計画的偶発性理論)を起こす行動特性





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トロイメライ



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新どこへでも温泉人(おふろうど)号 での、どこまでも、温泉人(おふろうど)!




振れ幅
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振れ幅


自分らしさの発見・育成・表現
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自分らしさの発見・育成・表現 
http://www2c.biglobe.ne.jp/~ofuroudo/zibunrasisa.htm

このコーナーは、当初「イノベータの条件」としてスタートし、改善プロジェクトメンバーと共有するために使っていました。これをベースに人生プロジェクトの作り方として「自分らしさの発見・育成・表現」にまとめなおし、ホームページに掲載したのです。そしてニュータイムスの連載として「自然体の人間学」へと進化・深化してきました。Blog記事の末文に掲載し続けたいと思います。




温泉人(おふろうど)
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略 歴(写真活動):温泉人(おふろうど)




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日立市田尻での講演にて
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(哲学堂公園のネコ)・クリックしてみてください。話の様子が聞こえますから。



FB
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温泉人(おふろうど)印です。(^_^*)
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温泉人(おふろうど)とは、 箸ふろ うど(温泉の狩人)”として、◆肇フ ロード(off Road)”として、温泉と道草を愛しながら、“自然と共に自然体で!”暮らす意味です。(^_-)-☆




木札:温泉人(おふろうど)
 温泉人(おふろうど)の意味 

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ofuroudo at 00:07│Comments(0)

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