2016年03月19日

いろんなたね、有るんですね。では、最中のたねは何?

いろんなたね、有るんですね。では、最中のたねは何?

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いろんなたね、有るんですね。

では、最中のたねは何でしょう?

お分かりですね。最中の皮です。(^_−)−☆




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生まれた家への想いを重ねる(川越・菓子屋横丁の家屋):2015年3月8日撮影
http://blog.livedoor.jp/ofuroudo/archives/52111866.html


本物:最中の種(皮)

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八幡石(アーカイブ)




“職人”
 

 



温泉人(おふろうど)は、小さい頃最中の皮を焼く“種屋”に生まれ育ちました。

じいちゃん、ばあちゃん、父、母、お弟子さんがいっしょになって自宅で働いている光景を覚えています。

もち米を蒸籠で蒸かし、臼の中で杵で突いて餅にして、のし棒で薄く延ばし重ねる。それをまな板の上で小さく切って餅片にします。鋳型を開けて、型のなかに餅片を入れてレールに乗せながらひっくり返しながら焼いて、開くとあの最中の皮が出来上がります。

正月の縁起物の飾り「ふなせんべい」も、最中で作って、デパートに飾り付け、初市で商売していました。

三軒長屋でしたので、両隣とくっ付いた住まいでしたので、まさに近所の大人や子供が井戸端会議なのです。

城下町山形市育ち、この街で人の間近に袖ふれあう暮らしの中で育ったからでしょうか、東京の下町育ち、職人育ちそのものの気質が身についたようです。

“人として”の判断を大切にしたい価値観が、こうして自然に備わったのが、温泉人(おふろうど)です。
何と言われても、それを一途に大切にしたいと思う感性の、温泉人(おふろうど)が居ます。

次第に、“職人”としてのこだわった生き方をしたい、もともと備わっていたものが、次第にはっきりと意識できるようになってきました。

自分で感じて納得して好きな物は、徹底して好きなのです。納得できない物は、やっぱり納得できないのです。
好き、嫌い、このことをはっきりと分けたい気持ちが、次第に強くなってきました。

“人として”、その判断を大切にしたいのが、温泉人(おふろうど)です。





職人
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職人


ふなせんべい(最中種屋)
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ふなせんべい(最中種屋)




最中の種って、最中の皮のことです。その最中の種をつくる商売を、種屋(たねや)と言います。温泉人(おふろうど)は、小学2年生の秋まで、種屋で過ごしました。

最中は、もち米を蒸かし、餅を搗き、のし棒で均一に薄くのします。それを包丁で小さく切って、最中を焼く鋳型に入れて(人形焼きのような)焼き上げます。

この型が最中のデザインを作り出すもので、お得意先のお菓子屋さん毎に決まっているのです。頼まれて作るだけでなく、独自のデザインで作った自前の型もあり、“半月”と銘々した最中の種が、大好評だったと父から聞きました。

そう、正月飾りも最中で作り、ヤナギの枝に紅白の丸い餅、恵比寿・大黒の最中の人形、そして大判小判など、縁起物が最中で作って吊してあるのです。

毎日もち米を蒸かすためのカマドに杉の葉をくべて燃やし、その枝の切り口からじゅうじゅうと汁が吹き出すのを眺め、蒸かしたてのもち米を塩をまぶした片手の に乗せて握ったおにぎりをふうふう食べ、うまく焼けなかった最中の種を崩して蒸かし直した“種くず餅”を、納豆でいただいたことなど、種屋ならではの暮ら しが、記憶の中に詰まっているのです。

手伝いの職人さんもいて、祖父のもとで修行したお弟子さんが、埼玉の秩父にいるとも聞いたことがあります。
当時、大きな風呂敷をかついだ紙売りの行商人も、玄関のあがりに腰をかけて、持参の弁当を食べている光景も覚えています。

職人さんや、お年寄りへの人懐っこさは、案外こんなところから出来上がったのかもしれません。東京の下町、江戸の母・川越の持つ雰囲気が、こうした心の風景重なり合い、安心の気持ちになるのでしょうか。




王将の“最中の種”
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王将の“最中の種”




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うまく行くようにする「おまじない」のはなし。

最中の種屋」に生まれた。じいちゃんとそれを助けて最中の皮を焼く親父さん、そしてお弟子さんと、尋ねてくる紙売りのばあちゃん。こんな、職人の香りがプンプンする環境で小さいときを過ごした。これが、いまでも職人さんとすぐ友達になる特技を身につけさせた。

毎 日、もち米を蒸かし、蒸け上がった「お蒸かし」を片手で握って塩をちょっと付け暑いのをフウフウいって食べた米の甘味と香ばしさを忘れない。ドンと蒸け上 がったお蒸かしを臼に移し、杵で突く。こうして餅になったものを、のし台とのし棒を使って均等な厚さに伸していく。適当な大きさに揃えて切ったものを、あ ぐらをかいて座った前に置き、包丁で小さく切っていく。目の前に炭火を起こし、火力を均等にした上に型(最中の皮を焼く型)を4丁並べ、左から順に右に向 かって裏表をひっくり返しながら焼いていく。そして、一番右の型を開けて、焼き上がった皮を型から剥がしていく。

こうして焼き上がった皮(これが最中の皮、つまりこれをつくる商売が「種屋」)を耳きりばさみではみ出した部分を切りそろえて完成品になる。そして、お得意さんに送るために、お茶箱に下から順に隙間なく並べていく。

こんな種屋のじいちゃんの姿やしゃべりが、しっかりと心に焼きついている。いつのころからか自然に心の中で「じいちゃん頼むよ」が口癖になっていった。この おまじないが効くのには、自分で精一杯やってからなのだから、自分でもやるだけやったと実感できるかどうかを確かめるのだ。でも、やっぱりどうしようもないこともある。このとき「じいちゃん頼むよ」が、一番効く。

心の中に住んでいる、安心のおまじない。




心の風景のデッサン
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心の風景のデッサン




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くらづくり本舗の最中「福蔵」





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都内をふらり、錦糸町・北斎通りの甘味どころ「北斎茶房」で“手作り最中”に出逢いました。

最中の種(皮)に、大納言の粒あんを手で詰め込んで、ぱくっと!
さっくりした歯触り、独特な感触です。

最中も、こうした食べ方に変身すると、なにか新しいものに思えるのですから不思議です。

葛飾北斎が通り端で、並んで種屋のご先祖さまが、にっこり微笑んでいるように思えたのです。

そうそう、今日1月10日は、城下町・山形市の初市です。かつて、種屋として店を出し、縁起物の飾りを道行く人と話していたことを思い出しました。

 

http://kamesan.net/blog/archives/2005/01/post_134.html Kamesan Dailyより「あえて皮を分ける:北斎茶房」





風雅すたいるカフェ(神楽坂)





風雅すたいるカフェ(神楽坂)

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風雅すたいるカフェ(神楽坂)


最中バニラアイスですが、この種(最中の皮)は餅を使って焼いた本物です。証拠に、型に入れて焼くときに付く餅の四角い跡がくっきり、そしてパリッと焼き上がったものを口に運んで噛んだ瞬間、その香ばしさが広がる贅沢品です。

温泉人(おふろうど)は、小学校2年生まで、最中の種屋で産まれ育ちましたので、本物の最中の皮にはこだわりが在るんです。




城下町・山形市に生まれた意味
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城下町・山形市に生まれた意味



“八幡石(山形市)”への想い
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“八幡石(山形市)”への想い



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年越しの帰省:雪下駄への想い、父への防寒靴



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ヒルズサンピア山形でのバイオリン・ピアノミニコンサート(2013.12.31)



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新春・新雪の「もみじ公園」を歩く(2014.1.2 山形市)



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宇佐八幡宮の新しい神殿に参拝(父の畑横:山形市)



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太田尻浜・再建中の鵜の島温泉旅館(2014年正月)



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本物:最中の種(皮)



温泉人(おふろうど)
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略 歴(写真活動):温泉人(おふろうど)


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感謝!(2013年12月)



時間の配分(一日を3等分して過ごす)
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時間の配分(一日を3等分して過ごす)


木札:温泉人(おふろうど)
 温泉人(おふろうど)の意味

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ofuroudo at 00:00│Comments(0)

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