こんにちは!

オガサ製工の小笠原孝彦です。

最大津波高が34.4m(予測)という黒潮町(旧佐賀町)

そのド真ん中にある日本一の津波避難タワー。
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タワー自体は高さ22mと7階建のビルに相当します。

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周囲を見渡しながらスロープをゆっくり上ること約4分。

各階に地元中学生が描いた看板が設置しています。

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2階でも危険!
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4階でも、もっともっと上へ!!!
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7階、20m以上へ上がらないと安心はできないんですね。。。
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周囲を見渡しても全てがタワーより低い建物ばかり。


タワー北側の山の麓にある保育園、小学校、中学校も、

2階もしくは3階建ての低い建物です。

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仮に予想通りの大津波が発生すると・・・この街は壊滅状態。

全てが水没してしまう。

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最上階で周囲を見渡し、
実際に予測とおりの津波災害が起こったことを想像すると

強烈に胸に込み上げるモノがあります。



築年数の古い住宅が殆どの街。

それも重量がある瓦で葺かれた昭和56年以前の旧耐震基準の建物が

78割でしょうか?

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倒壊する建物はどう考えても、半数はあると思います。

地震発生時に自宅の倒れた家具に挟まれ、
倒壊した建物から逃げることが出来なければ・・・



その30分後・・・大津波が襲う。



街の人々が倒壊から免れ、

このタワーへ逃げ込みさえすれば命は絶対に助かるでしょう。。。



幾らタワーが高さも十分で頑丈で避難対策品なども準備していても、

自宅から逃げ出しここにたどり着けれなければ・・・何の意味もありません。



実際にタワーを間近で見て、そして上り、

周囲を見渡すコトで地震津波の巨大さがより鮮明になりました。


資料や防災マップを見て、数字としての情報を幾ら取り入れても

この現地での鮮明さには絶対に勝るものはありません。



南海地震の発生確立は100

自然歴史の繰り返しですので、絶対に発生するといわれています。

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高知市沿岸、会社の近くにあるタワーは普段、閉鎖しています。

ですから上ることはできません。


そんなんで地域住民の方々がどうやって

災害への危機感と防災意識が高まるのでしょうか?


想像以上の高さや現実・・・

それは現地で「見て・上って」初めて感じるもの。

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現地へ来ることによって、想像がより現実に近いものとなる・・・

その現地感が本当にここへ来てわかりました。




ですが、、、立派なこのタワーが無用の
「平成の公共遺産」となることを願いたいものです。
(現実逃避になりますが・・・)


では、また明日!


金属屋根と遮熱で高知の屋根を快適にする、
雨漏り修理も専門の【株式会社オガサ製工】の小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。