こんにちは!

オガサ製工の小笠原孝彦です。



先週末、輪抜け様で参拝した山内神社。


社務所をはじめとする西の神門も

昭和初期の建設で約築90年です。


銅板の屋根も見事に緑青化しており

新緑にいい感じで馴染んでいます。

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実は、この銅の表面さびの一種である

「緑青」

昭和の後半まで猛毒だと信じられていました。


ですから、、、

この仕事を始めたとき、銅板屋根の専門家である我々でさえ

毒説を信じ、警戒して作業を行っていたんですよ。


しかし、その後しっかりと調査・検査を専門機関が行い

緑青は無害同様の物質であることが確認され、
 

この結果を受けた厚生省(現厚生労働省)も

80年代に入り国の研究として着手し、

3年間にわたる研究の結果、
緑青は「無害に等しい」との認定を出しました。

(他の金属と同等の性質ということ)


この結果は、当時のNHKニュースや新聞各紙に取り上げられ、

全国に向けて発信されています。

そもそものこの冤罪原因ははっきりしませんが、

おもに当時の教科書の記述が誤解を招いたのではないかと

考えられているんですね。



さて、銅板はこの酸化皮膜の一種

「緑青」を纏うことで錆の進行を防いでいます。


アルミやステンレスもこのように酸化皮膜を自ら形成して

錆を防いでるんですよ。


鉄も酸化皮膜(赤さび)を形成しますが、

荒くて脆いので保護膜はできない金属なんです。


大気の酸素と結びつき、

自らを保護して長期の自然現象に耐えうる「銅」



世の子供達も社会人になったとき、

「自分の身は自分で守る」

その術を学生時代にしっかりと養って頂きたい・・・と思った次第。

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自分の子供をも含め。。。

オガサ現場監理主任の後ろ姿が語っています。


では、また明日!


金属屋根と遮熱で高知の屋根を快適にする、
雨漏り修理も専門の【株式会社オガサ製工】の
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。