こんにちは!

オガサ製工の小笠原孝彦です。


先日、隣町の春野町で起こった竜巻。


聞き慣れんゴーと言う音が響いて

これはいつもと違う!と、作業場内に逃げ込んだら

その屋根がバリバリと音を立てて飛ばされた!

と、修理のご相談。

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ケガが無くて良かったです。


数十秒の事でしたが、

外に居れば大けがになっていたかもしれない、竜巻。


この時期多いですね。

積乱雲の関係で注意報もよく出されています。


実際に一昨年、

一宮や布師田地区を襲った竜巻では車を吹き飛ばしましたからね。



さて、そんな竜巻に対する屋根の強度ですが、

正式に竜巻や台風への耐力という項目はありません。

あくまでも風速ベース。


地域別の基準風速に立地条件や建物の形状を考慮して

屋根に掛かる風圧計算を行います。


その屋根も軒や棟など部位によって掛かる風圧は

倍くらい変わるんですよ。


それに屋根材の耐風圧性能と留めるビスの引き抜き強度を

掛けて強度計算を行い、OK or NGを判断します。


NGの場合は再検討、若しくは対策を考えるんです。

実際、NGの物件は幾つかありましたが
全て対策を講じて再計算を行い、当然無事故です。


しかし、台風以上の瞬間最大風速が起こる竜巻。

それに対する完全な対策となれば・・・

正直、ありません。


住宅をはじめとする全ての建物や構築物を

全ての災害に耐え得る強度に基準を合わすと

おそらく住宅なんて、、、住宅じゃなくなります。


もはやシェルターです。


意匠的に構造的に、そしてコスト的にも

いろんな意味で「街」ではなくなりますね。


要は地域に合わせた過去の気象状況や被害状況などの

前例をベースに設計するしかないんですよね。


「人命と経済性」


天秤に掛ける訳には参りませんが、

まず、人的災害は絶対に防がなければなりません。


ですが、直接的や間接的に人への被害が無い災害は

少々ありがたいもので、

経済効果や街の活性化要因のヒトツになります。

(今の時期少し不謹慎ですが)

事実です。

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広い意味で自然とは上手に付き合わなければ。。。


では、また明日!


金属屋根と遮熱で高知の屋根を快適にする、
雨漏り修理も専門の【株式会社オガサ製工】の
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。