こんにちは!

オガサ製工の小笠原孝彦です。


先日の台風24号では暴風雨だけで無く

巻き上げた海水による「塩害」をも

各地にもたらしています。

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農作物からクルマまで

結構な被害が発生しているんですね。


とりわけ、都心では電車の架線がショートを起こしたり

電柱そのものから火花が上がったりして停電が発生。


このような塩害は風台風では特に起きやすいんですよ。


通常は台風の雨で洗い流されますが、

今回の様な風台風では、雨が止んだ後も強風が続いたり

通過後直ぐに晴天になると塩分が乾いて被害が発生します。


また、水を含んだ塩は電気を通しやすいため、

電柱や送電設備の絶縁部等「碍子(ガイシ)」に

付着すると通常と異なる電気の流れが生じ、

ショートを起こして停電になります。


そして、エアコンの室外機やクルマに付着すると

速効でサビも生じさせるんですね。


もちろん建物も同じです。


屋根はまだ雨が掛かりますからいいんですが、

軒下などの雨の掛からない部分はこの塩分が蓄積されて

アルミサッシやステンレス製金具でもサビさせてしまいます。


さて、一般的にステンレスはサビないと思われていますが、

ステンレスの成分の大半は鉄(Fe)です。

その鉄にニッケルやクロムを含めた合金が「ステンレス」です。

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一般的にSUS304を代表とするオーステナイト系は

サビには強いですが、、、

サビないワケではありません。



400以上で表面研磨されたステンレスは「まだ」

サビにはいくらか強いですが、

ヘアーライン(HL)といった表面仕上げ

(表面に細かいキズを付けたつや消し)の場合は

そのキズに不純物が付着するとサビを発生し易くします。


ですから、、、今回のような風台風による塩害では

建物の外部に使われている塗装や表面処理がされていない

素地金属は些か悪条件。(ステンレスでもね)


なので・・・屋根や壁に使うステンレスは表面塗装をされています。


条件によれば、表面処理をしていないステンレスより

メッキ処理や塗膜がある、「ガルバ」の方が

耐食性がある場合があります。


ステンレスは「サビない」と思われていますが

これは大きな勘違いです。


但し、ステンレスには50種以上の成分配合や熱処理の違う

種類があります。

もちろん、究極にサビ難い、

イヤ・・・もはやサビないといっても過言ではない

ステンレスもありますがね。


それはまた今度・・・


では、また明日!


金属屋根と遮熱で高知の屋根を快適にする、
雨漏り修理も専門の【株式会社オガサ製工】の
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。