こんにちは!

オガサ製工の小笠原孝彦です。


先日,雨漏りのお問い合わせを頂いた工場さん。


屋根は折板ルーフデッキでして、

そこの採光部分(ポリカルーフ)からの雨漏りでした。

LRG_DSC00407

よくあるんですよね!

このポリカルーフからの雨漏り。


昼間は照明が必要無いくらいに明るいので

工場や倉庫では屋根の一部をこのように

ポリカーボネートやFRPの樹脂製にして

自然光を取り入れる屋根工法を使っています。


ガルバリウム鋼板とのジョイント部分は

単純な構造でして、シーリングにより

止水処理を行っています。

何回修理しても止まらなく、
そこが今回も雨漏り。 

んでもっての、お問い合わせでした 。


実はね・・・

このジョイント部分からの雨漏りが非常に多いんですよ。

ポリカーボネートのシーリングには

脱アルコール系シリコーンじゃないと

剥離やクラックの原因となりますからね。


このチョイスを誤って使用すると

わずか、12年で必ず雨漏りを発生させるんですよ。


また、ルーフボルトのアスファルト系パッキン

(タイトフレーム固定ボルト用)でも

ポリカルーフのひび割れにつながります。


こちらもパッキン材のチョイスミスが雨漏りにつながるんですね。



さて、この工場さんでも例外なく、

ジョイントのシーリングは

カートリッジ製の不定型シーリング材。

LRG_DSC00408

いわゆるシリコンシーラント

ホームセンターでも入手できる

ごく一般的な1500円程度の汎用品。



そりゃ 割れるわなあ


またカートリッジ製の不定型シーリングなので

作業者により塗布量がバラバラ・・・


そりゃ 漏るわなあ



そしてもう一つ、

大事な施工知識がポリカルーフの熱伸縮の考慮。


ポリカルーフの線膨張係数はガルバの約6倍です。

温度差の大きい環境下や長尺での施工には、

伸縮クリアランスを十分考慮して設計しなきゃダメ。


また、ボルト止めをする場合も、

伸縮を考慮したルーズホールとしなくては

歪み亀裂が発生します。



素材や用途に適合した屋根材とパッキン材や接着剤の選定。
 

その適合性が分かる知識も

雨漏りさせない強い屋根つくりの技術なのです。


では、また明日!


金属屋根への葺き替えで地震に強く
遮熱工法で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。