こんにちは!

オガサ製工の小笠原孝彦です。
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雨が降れば雨漏りが発生します。


いや~ でも、雨漏りは

屋根ばかりではありませんよ。


時には雨樋からも漏ってきます。


軒樋は屋根軒先に付いた

側溝水路みたいなモノですから

漏れ出すと結構な量で落ちてきます。


コレはタチが悪いっちゃアリャしね~んですよ。


工場などのデカイ屋根は雨を受ける量も多いので

軒樋も大型サイズが採用されています。


また、軒先が数十mにもなる建物もザラです。

それどころか100200mを超えることも。


建物が大型化するほど大事なんが「樋」です。

屋根に降った雨を集水して

地面の排水設備へ導く「樋」


もちろんその大雨量を

雨量計算で算定して設計していきますが、

20mを超えてくる軒樋は

合わせて「熱伸縮」も考慮しなければなりません。


今は塩ビ製大型軒樋を

採用している物件が殆どですので必須です。



今回、修理依頼を頂いた流通業さんも

軒樋の長さが50m弱ある大型倉庫です。


数十年の長い歳月で軒樋が伸縮に耐えられずの破損。

屋根が大きいので集まる雨の量もハンパ無く多いです。

なので漏れる雨も・・・莫大! 「滝」と化しています。


そんな樋の雨漏り修繕を雨樋専門家でもある

オガサに依頼して頂きました。


この樋の破損原因は

40mを超える軒樋にも関わらず、

伸縮処理を行わられずに

新築時の施工が行われていたコトです。



早速、破損部分を切断して

伸縮用エキスパンションジョイント(メーカー既製品)を

取り付けます。

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この軒樋ジョイントは二重構造になっていましてね、

両端に軒樋を「ガチ」で接着させても

数センチ、スライドします。

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モチロン内部には

高耐候なパッキンが内蔵されていますので

伸縮によるスライドが起こっても漏れません。



本当なら20m毎に

軒樋を完全に切断して止水処理を行い

そのまた中間部分に

伸縮ジョイントをセットするのが

「長持ちする」施工だと思うんですね。

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ガルバリウム鋼板やステンレスは熱伸縮が大きく、

1つの長さが)数十mになれば、

熱伸縮を考慮しないといけませんが

樹脂製品は更に熱伸縮が大きいので

事前の設計が非常に大事です。


新築時は1級建築士が設計しているでしょうが、

(してない場合もありますが・・・笑)

屋根や樋は我々側、つまり

専門施工業者が設計施工しなくてはいけません。

と、思います。

設計士さんに全てを任せて、おんぶに抱っこでは

いいモノはつくれませんからね。

(設計士さんには建築法など
 もっと上のレイヤでたくさんの仕事があります。)


自社が扱うパーツの面倒ぐらい

こちら側で管理しなきゃデス!よね。


では、また明日!


金属屋根への葺き替えで地震に強く
遮熱工法で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。