こんにちは!

オガサ製工の小笠原孝彦です。

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故郷の朝倉で今、

店舗の新築工事を行っております。


店舗といっても鉄骨5階建ですから

この辺りでは「ビル」と呼べるでしょうね(笑)


屋根は陸屋根で防水仕様なので今回は

出番がありません。。。


その代わり(? )ではありませんが、

外壁が全てスパン(ガルバリウム鋼板製のスパンドレル)です。
 

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このような建物の外壁は一般的に

防火基準の関係や施工スピードの問題で

軽量気泡コンクリート(ALC)や

押し出し成型セメント板(ECP)を使用する場合が多いです。


しかし、今回の物件は

コスト的な事情やメンテナンス(ほぼ)フリーを希望されてか

スパンが採用されています。


スパンの場合、ALCECPに比べて

目地シーリング圧倒的に少なくなり

長期に渡って耐久性が向上します。(特に目地の止水性)


スパンは11枚の接続にシーリングやパッキンを使わずに

水切り形状で外壁の防水性を高めます。


またスパン自体の固定方法も

片面固定で、もう片方は嵌合差し込みで

フローティング的な固定です。


なので、揺れに強いので割れが起こりません。

(上手く表現できませんが・・・)


その代わりっちゃなんですが、風に弱いんです。(少しだけね)


住宅はモチロンですが、

階高4階ぐらいまでなら全く問題ありません。

(自宅の外壁もスパンです!)

それ以上になると強風による負圧に(少し)弱いんです。



負圧って・・・?


強風が吹いていてピタッと止まれば

そこは真空に近い空間になるというか

霧吹きの原理で風が吹くと吸い上げられる現象です。


シャッターが外れたりするのもこの現象に近いです。


自分達(オガサ)はこの負圧係数を求めて

屋根(外壁)の風圧強度計算を行ってます。
 


ですので、この現場では4階以上の外壁には

スパンを留めるビスとは別に

脳天から負圧破壊防止用のビスを打ってるんですよ。
(ステン製パッキン付ビス)
 

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これはオガサに設計図面が届いた時点で行った

風圧強度計算でスパンがNGになったからです!

なので、正面からビス固定です。 



せっかくの留め付けビスが隠れる

意匠性の良いスパンドレルですが

台風の突風で壁を破壊されたら

たまったもんじゃないですからね。


個人的な見解では4階ぐらいになりますと

ビスはもう目立ちません!(たぶん)ので

意匠的には気にならないでしょう。。。
 

足場が解体され全景のお披露目が楽しみです。
 

 

ところで、幼少の頃は田んぼだらけだった朝倉東南部。

景色

40年も経てば、その面影はもう無いな~


では、また明日!


金属屋根への葺き替えで地震に強く
遮熱工法で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。