こんにちは!

オガサ製工の小笠原孝彦です。

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久しぶりの銅板による装飾加工です。


五台山公園の木柵柱に付ける

銅板製のキャップ。


こんな仕事もオガサなんですね。。。


実は何百年もの昔、

ボクらの仕事の原点は

このような装飾金物つくりでして

やがて平板状の金属板を作る圧延技術ができまして

屋根をつくり始めました。


現在のような長尺屋根が生まれたのは

ホンノ60年程前の事なんですね。


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さて、今回は数十個の依頼なので

職人さんが手加工で叩いて丸めて作り出し

現地にて取り付けます。


今度の木柵も、いくら耐候処理をしていても

木材は切断面から水分を吸収しやすいものです。


まして、屋外で天向いて立ってる支柱ですから

なおのことです。


そこから腐食したり劣化が進んだりしますから

このようなキャップを取り付けるんですよ。



ところで、、、

銅は人が触れる事にメリットがあります。


実は、銅には殺菌作用があるんですね。


知ってました?


サルモネラ菌やO157などの食中毒関係の菌に

かなりの殺菌効果があることが分かっています。


研究結果や学術的にも

その効果がハッキリと示されているんですね。


その昔、蛇口やドアノブそして手摺に多く使われていたのは

触るコトで手を殺菌する効果があったからです。


ただ銅だけだと柔らかく傷が付きやすいのです

亜鉛を混ぜた合金「真ちゅう」がよく使われます。

黄金色の金属で身近にあるのは5円玉ですね。


ですから、銅板を屋根に使う場合は

野地板など木材の腐食になりますし

玄関やら縁などの

独立柱基礎部分に銅板が巻かれているのは

防腐やシロアリ予防などの目的があるんですよ。


「にわか抗菌」ではなくて、殺菌作用のがある銅は

台所の排水口やゴミカゴとしても使われていますよね。


ヌメリや臭いを抑えるのもその殺菌作用の効果です。


花瓶に入れとくと水が腐りにくいですし

靴の中に入れとくと臭いも軽減できます。(らしい)
 

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大昔から建築に使われていた銅。


扱い易いだけじゃなく

木材の防腐効果や

使う人をバイ菌から守る効果があるんです。


今では高騰しちゃった「銅」ですが

その費用対効果を考えると

高価のモノでは無いかも知れませんね。。。


では、また明日!


金属屋根への葺き替えで地震に強く
遮熱工法で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。