こんにちは!


オガサ製工の小笠原孝彦です。

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数年前に中古物件で買われた住宅の

相談がありましてね。


35年の住宅ですが

耐震も含めたリフォーム済みで購入。


買ってから直ぐに起こった雨漏りに

販売業者さんは

その都度キチンと対応してくれますが

雨漏りは止まらず、ずっと修理中。


そして修理業者も変えても直らない・・・



そこでオガサに修理の相談を頂きました。


1階天井の際へ少しだけ

偶に起こる雨漏りです。


この場合、大抵の業者の皆さんは

壁からだと思うんですね。


実は、オガサも壁からだと思い

原因を調査していました。


いくら調べても原因らしきモノは無い。


以前に行った業者さんは

アチラコチラにシーリングを打ちまくっていましたが

どうやらそれは訳も分からず行った

「手当たり次第シーリング」でしょう。


そんなとこからは入んないよ!


低い場所から順に散水をして

上部へと調査していきます。


そして屋根へ。


ここで一発、原因発見!


カラーベストの割れが原因です。

そして屋根の端部が反ってるのも発見!
 

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屋根の隙間から入った雨水は反ってる関係で

下に流れずに横方向に流れて漏ったのでしょう。


これを修理すれば完全に雨漏りは直ります。


原因さえ突き止めれば、後は作業ですからね。


当初、お客さんからは

「屋根も塗装したばかりですから大丈夫ですよ」

と言われてましたので

鵜呑みにしたコチラはチョイとプロ意識不足。


モチロンお客さんの話はしっかりと伺いつつも

プロ目線で調査をしなきゃ!


ん~まだまだですね。
 

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ちなみに

塗装は雨漏りの修理ではありません。


色の修復です。


キレイになりますが、雨漏りは止まりませんよ!


モチロン、基材が蘇る何てコトもございません。


そこんトコ良く考えて塗り替えと

雨漏り修理を考えてくださいね。


〜ドローン屋根調査始めました〜
金属屋根への葺き替えで地震に強く
遮熱工法で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。