こんにちは!

オガサ製工の小笠原孝彦です。

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先日から行っている

製造業さんの工場屋根リフォーム。


夏の暑さ対策をエコ遮熱ルーフで

リノベーションしてます。



さて、このガルバリウム鋼板製ルーフ88の固定には

M8のルーフボルトを使ってるんですね。


その締付け作業で重要な品質管理が

ルーフボルトの締め付けトルクです。


そのルーフボルトは

パッキンを完全に潰すような構造ではなく

特殊ワッシャーで

パッキンを潰しきらなくして防水性を高めています。


ですから、ルーフナットを工具で

馬鹿みたいに締め込むと

その特殊ワッシャーがパッキン諸共潰れて

防水機能が極端に落ちます。


かといって、締め付け弱いと

その後に緩みが起きて雨漏りし、そして

最悪は屋根が吹っ飛ぶ場合があります。


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この様に、ルーフナットの締め付けトルク管理は

非常に重要なんですね。


精密レベル的に管理を行って締める必要はありませんが

手で締めるのではなく

インパクトドライバーを使って締めてますので、逆に

締め過ぎ(オーバートルク)の管理が必要になってきます。


今のインパクトドライバーは非常に強力でして

何も考えずにどんどん締めていくと

簡単にボルト切れを起こします。


ベテランの職人さんはその辺、

インパクトドライバーの振動や音、

ワッシャーとパッキンの潰れ具合を

目と耳と手で長年の感覚によって

確実且つ正確に

ルーフナットを締め込んでいきます。


しかし経験の浅い職人は

その塩梅が分からないので

アホみたいに締めちゃいます。(笑)


ボルト切れを起こすと

それはそれで、ど偉い大変な事件なんですけど

厄介なのがボルト切れの寸前の状態。


いわゆる金属疲労が起きている状態なのが

非常にマズいのです。


その後、長期間に渡って小さな振動や熱伸縮で

ルーフボルトに負担が掛かり、いずれボルトは破断。


雨漏りが起き、最終的には

台風などで屋根が飛ばされちゃいます。


ですからこのルーフボルトの固定には

正確なルールと管理が必要なのです。


残念ながらメーカーには

そのルールは数値化されておらず


そんなら!と、


オガサ独自で

締め付けトルクのルールを作っちゃえ!って、

工事部長と決定!


今、不具合が起きている訳ではございませんが、

このようなちょっとした品質管理システムが

経験の浅いスタッフと

ベテランとの技術力の差を埋めることになるんです。



ベテランは当然経験が長いので

正確な作業が感覚的に行えますが

若手はまだそこまでの感覚的技量に達してません。


でも、それなりに一生懸命作業を行っています。


しかし結果的に・・・

経験不足から不具合を起こしてしまうのは

とても残念なことです。


平成から令和に元号が変わる様に

職人さんの感覚だけに頼る品質管理では無く

数値で管理するシステムへと

変わらなければいけませんね。


〜ドローン屋根調査始めました〜
金属屋根への葺き替えで地震に強く
遮熱工法で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。