こんにちは!

オガサ製工の小笠原孝彦です。

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先々週から行ってきた

製造業さんのエコ遮熱ルーフの工事。


今週でほぼ工事が完了しますので

社内完了検査に立ち会って来ました。


キズや凹みは無いか?

留め忘れは無いか?

図面通りの施工ができているか?


このタイミングで職人とは別の目線で

終盤工事を色々と(ねちねち)チェックしていきます(笑)


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その検査項目のヒトツに

ルーフボルトの締め付けチェックがあるんですね。


留め忘れは無いか?

締め付け不足(オーバー)は無いか?

など、当たり前の作業チェックを行います。


実はこのルーフボルト、

製造メーカーによる

締め付けトルクの規定が無いんですよ。


ボルト系に「締め付けトルクが無い?」って、

変な話ですが

ワッシャーに防水用のタールパッキンが付いていますので

締め付けるとネジ山にその成分が填まり込み

適正な締め付けトルク管理ができないからでしょうね。。。


それに夏と冬じゃ、パッキンの硬度も違いますしね。


で、メーカー曰く、

パッキンの潰れ具合を判断して

ボルトの締まり具合をチェックせよ!と。


THE目視」



ですが、気になるオガサは

今回の検査でトルクレンチを使い測定してみました。


既に屋根を葺き終わっている

ルーフボルト数十本の締め付け具合をチェック。


標準的なM8の締め付けトルクは8.41Nmなので

先ずはそれで締め込むが、パッキンの潰れ方がイマイチ。


その上の強度区分、16.9Nmで締め付けると

チョイとパッキンが潰れすぎ。



そんなこんなで

12.0Nm」がベストな締め付け具合だと

オガサスタッフと共に適正値を発見!
 

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でもね・・・

スゴいんですよ・・・


既に締め終わっているルーフボルトを測定すると

殆どが1015Nmで締められてるんです。



職人さんがインパクトドライバーを使って、


目でパッキンの潰れ具合を

耳でインパクトの音を

手でその振動を


感覚・感触でコントロールしていたんです。



毎日使う工具ですから、

もう身体の一部なんですね。




しかし人間です。。。ウッカリ!

何てことあるじゃ無いですか。


感覚だけに頼るのは少しだけ危険です。


ヒトツの屋根で

そのセクションを全て一人の人間が行うとは限りません。


最初はベテランが行い、

途中から若手にバトンタッチする場合もあります。


その時「こんな感じで・・・」って

感覚だけの引き継ぎは超危険。


定性的には「こう」で、

因みに定量的には「こう」


数値を交えていないと

人の感覚って違うモノですからね。



しかし、ベテラン職人の感覚ってゴツいな~


〜ドローン屋根調査始めました〜
金属屋根への葺き替えで地震に強く
遮熱工法で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。