2007年05月09日

山下晃氏(JICA専門家)による公開研究会と懇親会

山下晃氏(JICA)報告山下晃氏(JICA)報告山下晃氏(JICA)報告



5月8日、経済研究所の公開研究会において山下晃氏による「インドシナ地域の越境問題と環境」の報告が行われました。山下氏は、インドシナ地域において日本の支援による「東西回廊」と中国の支援による「南北回廊」の整備状況や、開発と環境問題について現状の地政学的認識を説明してくださいました。またインドシナ諸国は国境を越えた物流活動や人材交流活動が盛んになってきていますが、メコン川、紅河の越境問題、電力セクターや海外投資セクターの越境問題が、地域住民や少数民族にどのように深刻な問題を及ぼしているのかを地図やパワーポイントを使って丁寧に解説して下さいました。今回の報告によって、アジアの現状と、その歴史の見方に知見を得ることができ、私たちの夏季現地研修(アジア・インターンシップ2007)としてベトナムを訪問する際の問題意識を明らかにすることができたと思います。
 また報告会終了後の懇親会では、私たちのゼミの環境班(CDM)および地域開発班の研究活動について山下氏から直接アドバイスをいただき、論文作成の指針となりました。今後、この機会を生かしてよりよい研究成果を生み出したいと思います。
                                                                  (文責:3年ゼミ 中倉 高志)
  

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2006年10月30日

NEU創立50周年記念

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2006年10月10日 ハノイ国民経済大学(NEU)創立50周年記念会議

このたび、ハノイ国民経済大学(NEU)創立記念行事に中央大学経済学部から2名の教授(佐藤文博教授と緒方教授)が招聘されました。現地では、前日の歓迎式典に、英国、フランス、カナダ、スウェーデン、オーストラリアなど、NEUとの共同研究者が招かれ、彼らの共同研究・教育活動が紹介され、高く評価されました。日本からの参加者は、私たちだけでした。
大講堂での記念式典では、前列の招待席に案内され、記念品と記念バッチの贈呈を受けました。また、午後には大学構内での各学部の記念ブースを案内していただきました。今後のベトナムでの共同研究・日越関係を深める意味で大変有意義な参加でした。
  
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2006年08月29日

FLP演習A 緒方ゼミ ベトナム現地研修

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私たちFLP演習A(国際協力:緒方ゼミ)は8月1日から8月7日までの7日間、ベトナムで現地研修を行ってきました。今回の研修には緒方教授の研究サイトにFLP演習生7人、文学部からの参加者2名、大学院生1人を引率していただきました。私たちは4月に専門研究を始めたばかりで、今回の研修の目的は、アジアの持続可能な開発のあり方を知り、現地住民の生活を基盤に問題意識を育成し、今後の私たちの学習の土台とすることでした。
 一日目は、参加者全員がはじめて訪問したハノイ市内市場を視察し、二日目にはハノイ国民経済大学(NEU)の学生と合流し、ホアビン省のJICA天然林回復プロジェクトサイトを見学し、現地住民の意見をお聞きすることができました。その後、ハノイから180キロ離れたソンラ省モッチャウ高原まで移動し、翌日はNEUの学生や少数民族(モン族やザオ族)など地元の若者と一緒に植林を行いました。ハノイに戻り、四日目はハノイ国民経済大学副学長のド教授を表敬訪問し、その後、国営企業(植物栽培)を訪問し、それからタンロン工業団地を見学しました。タンロン工業団地では、工業団地を経営している住友商事の方から説明をお聞きし、工業団地内のTOA工場(監視カメラ等の製造)を見学させていただきました。五日目には循環型農業を行っている畜産農家に赴き、養豚場経営や糞尿を活用したバイオガスを視察することができました。最終日はハノイ市内にある孔子廟を訪問しました。ここは、ベトナムで始めての大学となった施設で、「文廟」と呼ばれ、敷地内の石碑に科挙試験合格者の名前が刻まれ保存されています。越南国(ベトナム)自立を支えてきた文化です。最後に歴史博物館を訪問し、ベトナムの歴史を学びました。

 この研修では、普通の観光旅行では訪れることのできないような貴重な場所を訪問し、現場の話を直接聞きくことができました。ベトナムはいま経済開発の「離陸」の時期にあたり、世界から注目されています。経済成長率はかなりの高い伸びを見せ、ハノイ市内の道路はバイクで溢れています。しかもハノイの中心部から一歩市外に出ると、自然環境が次第に失われ、「貧困の悪循環」に陥り、経済格差が広がっています。地域経済は農業が中心ですが、次第に工業化の波が押し寄せ、経済開発と自然環境の保全をいかに両立させるか、「エコ・エコノミー」の実現に多くの人々が試行錯誤しているという印象を受けました。このように、私たちがNEUの学生や地域住民と一緒に学んだこと、発見したこと、感じたことなどを生かし、今後のゼミ活動もNEUの学生と連絡をとりながら、より広い視野でより活発に進めていきたいと思うようになりました。

(文責:FLP演習 2年 落合 直)
  
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2006年02月22日

中央大学経済研究所 2006年3月海外調査

e8ae97c0.JPG中央大学経済研究所(環境と経済研究会)は、アジアの急速な経済開発と深刻な環境破壊の現状を分析し、国際環境協力政策のあり方を検討するために海外調査に出掛けます。


海外調査(1)中国の経済開発と「退耕還林政策」の現地視察
       3月2日(木)〜3月8日(水)…上海、蘇州、南寧


海外調査(2)ベトナムにおける環境保全と森林政策
       :「日越友好の森」植林予定地と地域農村の調査
       3月12日(日)〜3月23日(木)…ソンラー省、ゲアン省、フエ郊外


調査結果は、帰国後にお知らせしますので、ご期待ください。  
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2005年12月17日

エコプロダクツ2005

エコプロダクツ2005

 12月16日、緒方ゼミ生は東京ビックサイトで行われた「エコプロダクツ2005」
に参加してきました。
このイベントでは、企業、自治体、NPOなどが環境に配慮した活動や製品を紹介
していました。COP/MOP1など環境に関する国際会議も開催され「地球環境問題」が大きく取り上げられている今、企業活動にも変化があらわれ、エネルギー効
率がよい製品などがいくつも紹介されていました。ある企業の環境本部の方が「環境
問題は企業活動のように短期的に成果をあげられるものではない。長期的な視座に立
ちながら、短期的に成果もあげられるように、苦しみながらも不断に取り組むべき」
と企業が環境問題に取り組む際の難しさを踏まえながらも活動されている姿をお聞き
することができました。  
 また会場には小中学生が団体で多数訪れていて、「環境教育」の場としても有効に
活用されていました。  
 今後はこのような取り組みを無駄にせず、いかに環境に配慮した取り組みを円滑に
進められる制度を作っていけるかが大きな論点なのではないかと強く感じました。

文責:緒方ゼミ3年 浅川 学



エコプロダクツ
エコプロダクツ
エコプロダクツ
  
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2005年12月14日

第20回 環境ゼミナール

環境ゼミナール1環境ゼミナール2環境ゼミナール3



日 時: 2005年12月14日(水) 17:00〜18:30

講 師: 建入 ひとみ氏
     経営コンサルタント
     有限会社アッシュインターナショナル 代表取締役
       http://www.h-intl.co.jp

テーマ: ベンチャー企業から見た環境ビジネス


日本環境財団が主催する「環境ゼミナール」にて、
有限会社アッシュインターナショナル代表取締役社長、建入ひとみ氏によるベンチャービジネス論を聞かせていただきました。

経営コンサルタントの立場から、ベンチャー企業の創業と健全な運営のためには、
優れた成功例であるベストプラクティスを研究し、取り込んでいくことで、自らの強みを伸ばしていくことの重要性を、お話下さいました。

環境ビジネスに関しては、磁場エネルギー、水素エネルギーの将来の大きな可能性や、その他エネルギー開発の難しさについて、説明してくださいました。

最後に、人生を豊かにするためには、健康かつ向上心を持ち、行動力があることが、とても重要であると強調されていました。

ゼミナール終了後の夕食会では、建入氏やニーム協会会長の稲葉氏らと率直な意見交換ができました。


           (文責:緒方研究室2年緒方ゼミ 明石 祐美、桑名 大輔)  
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2005年09月16日

アジア・インターンシップ2005

 屮▲献◆Εぅ鵐拭璽鵐轡奪2005」
 緒方ゼミは9月4日〜16日までベトナムを訪問し、「アジア・インターンシップ 2005(以下AI2005)」を行いました。AI2005は、学生がアジアの発展途上国 を訪問し、机上や受身の勉強に偏りがちな現代の大学教育において、学生に合同セミナーや植林活動等の実践の場を提供し、現地企業訪問、ベトナム戦争被災地視察等で、現場で本物を見て、学生対話を行うという現地研修プログラムです。
 AI2005のプログラムの特色として、日本の学生がアジア発展途上国を訪問し、調査 活動をするだけでなく、現地学生とも交流し、AIの各プログラムの活動に参加するということが挙げられます。これが、日本の学生と現地学生の双方向の学習を可能にし、ただ外国を訪れただけでは得ることのできない体験をしています。
 AI2005の毎年の目玉はベトナムのハノイ国民経済大学(NEU)との合同ゼミ、 そしてフエ大学の学生との共同による「日越友好の森」植林活動です。さらに、今年は、ソンラ省モッチャウ村、ハノイ市水道局、野村ハイフォン工業団地および王子テックを訪問して現地の方々にヒアリングを行いました。
 今年は、学生たちが春合宿(河口湖)から準備を重ね、現地の様子を身を持って体感することにより、多くのことを学ぶことができました。What’s Newでは、々臚吋璽漾↓◆崙越友好の森」植林活動、4覿繁問、ぅ愁鵐蘊淵皀奪船礇β辞ケ鶻屮謄譽啣餤帖↓μ鄲執業団地に分けて報告していきます。
                         (文責:緒方ゼミ3年 浅川 学)  
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2005年09月03日

8月現地調査 ◆-ラオス-

王子製紙 ビエンチャン事務所 (LPFL)王子製紙 植林地人民委員会 訪問


インドシナ3カ国調査で2番目に訪問したのはラオスです。私たちはまずJICAビエンチャン事務所を訪れました。JICAビエンチャン事務所では2002年に訪れた際に視察した現地プロジェクトの成果や、現在ラオス北部で行なわれている森林プロジェクトの現状、ラオスの森林政策の課題等をお聞きしました。
翌日、私たちはまず東京本社からご紹介いただいた王子製紙ビエンチャン事務所(LPFL)を訪れ、王子製紙がラオスで行っている植林事業の概要をお聞きし、その後LPFLの方と一緒にビエンチャンから南に約200キロのタケク近郊に存在する植林予定地視察を行いました。アカシアを中心に森林管理の整備がされている植林地は今後プロジェクトを進めていく上で大変参考になりました。
翌日、タケクにあるLPFLの苗木センターを視察し、その後現地の人民委員会やポント村を訪問し、ヒアリング調査を実施しました。
植林をする土地には、多くの場合、現地の住民が生活を営んでいます。私たちは今後森林開発と森林保全プロジェクトを進めていく中で、住民との対話をできるだけもち、現地住民にもしっかりと受け入れられるプロジェクトを行ってゆきたいと考えています。
文責:杉本昌弘
  
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2005年07月28日

ベトナムでのアンケート調査に関しての会議

アンケートアンケートアンケート


7月29日、2号館10階の会議室において、この夏に日本の大学生と、ベトナムの学生に実施するアンケート調査の内容に関しての話し合いを行いました。
緒方研究室では去年から日越学生意識アンケート調査を実施しています。今年は中央大学経済学部社会学の原山教授にも協力を依頼し、日越の学生の環境への関心を、日常の生活においていかに環境に配慮して生活しているか、政府はどのような環境政策を取るべきかなどをアンケートにより聞いていこうと考えています。また、「温暖化防止のためのECOチェック」などというユニークな設問も企画しています。
このアンケート調査をもとに、次世代の環境への取り組みをいかにすれば制度設計できるか、また政府の環境政策はどうあるべきかを探っていきたいと思っています。
                        (文責)緒方ゼミ3年 浅川 学
  
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2005年06月14日

GPS,GISとリモートセンシングに関する報告会

山下氏報告1山下氏報告2山下氏報告3


2005年6月14日、アジア地球環境プロジェクトの一環として、中央大学企業研究所主催の「GPS,GISとリモートセンシング」の研究会が、中央大学研究所客員研究員の山下氏をお呼びして行われました。
山下氏による報告は、まずGPS,GISの説明を行い、その後、ベトナムの大学院で確立された成果と経験をもとに、地域フィールド研究の新しい方法や新ビジネスを解説してくださりました。
研究会会場は立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。(文責:浅川 学)  
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