コンサルティング士業への道

司法書士法人・行政書士法人 名南経営 代表 荻野恭弘 公式 究極のコンサルティング士業の目指し方                       

2015年01月

法務省から出ましたね。

これをどう評価するか。

極めて政治的な気がします。


70年の総決算的な基本法の改正が、続きます。


20年位前
簡易裁判所の訴訟代理人の資格を司法書士が得るずっと前の話。
簡裁に支払命令、いまは支払督促という、書類の提出にいったときのこと。

となりの事務官が高齢の市民に、気色ばんでいいました。

「わかりました。わかりましたよ。日本の裁判所は、あらゆる訴えの申し立てを受付ますから。簡易裁判所は、おっしゃるように、申し立ては口頭でしてもいいんです。内容が受理されるかいなかは別として。じゃああなたのいいたいこと、整理しましょう。」

駆け出し法律家の私は隣で聞いていて、民事訴訟法に書いてあるとおりだな。すばらしい制度だ。と秘かに感心した。
日本の公共サービスはきめ細かい。

「そうすると、そのお医者さん を訴えたいんですね。治療ミスが、原因で暫く動けなくなったと。」

重い。
医療過誤事件か。
それを本人訴訟、しかも口頭提起。
大変だ。

「原告のなまえは、桜子ちゃんですね。」

孫か。さらに切ない。

「コザクラインコの桜子ちゃんでしたね。」

((((;゚Д゚)))))))

その後、軽いパニックに陥りつつも、何とか立て直し、整理してみると、どうもペットの桜子ちゃんの敵討ちのようだ。


昨今の高齢化と核家族化で、ペットが家族になり、ペットの関連事業が増えています。ペットに生活のための財産のこすために、信託するなどいうものまで。

社会の意外な法的需要にも果敢に取り組む。ペットの原告は、無理かもしれないが、ペットの受益者は、どうか。とらわれないこと。
大事な心構えですね。

《この話は、フィクションです。》


中国古代哲学の易経の言葉らしいですが深いですね。

個別事案や、適用すべき法律、判例を見ているようで、見ていないと、見えてないものが見えてくることがあります。

見えるというのは、頭の働きで、それは常に太古から今までの蓄積された記憶との応酬になります。

記憶に照らし合わせてしまうと、合理的な反面、ホリスティックな展開が困難になる可能性があります。

見えないものを見る。

はやりの妖怪の存在を感じる^ ^

そんな視点が、法律サービスにも求められていると思います。


贈与もして、遺言もせよ。


任意後見もして、裁判所は関与しないようにせよ。


ひもすがら禅問答公案のようなことを、プロアマとわず、語っておりますと、思いのほか皆様からいただく智慧の量に驚かされます。


やはり、矛盾をとく答えは、市井にありますね。


わたしたちは、それを紙にして、残してあげることだけです。


答えは顧客の中にありますね。


2月8日、14日と名古屋で家族信託セミナーです。


お時間あればどうぞ。



アメリカと日本の養子縁組事情は、百八十度異なると言われています。

彼の国は、未成年養子大国。

我が国は、成年養子大国。

未成年養子は、不確実な遺伝子に託し。

成年養子は、確実な遺伝子に託す。

いずれも、固有の文化を維持するためのもの。

両者、目的、手段に、間違いはない。



日本で、成年養子に、ハードルがないことが、社会正義に徴していかがなものかと、思います。

シミュレーション。

会社の社長が、お一人様。

家政夫荻野が、派遣。

社長と荻野で、あっさり養子縁組。

認知症発症。

荻野、財産管理を開始。

すべては、荻野の一存に。

映画のような物語が、すぐとなりに。

大変な、時代に日本は、突入します。

そんな時代に、

スーパーマルチサービス。

わが名南は、高齢資産家、経営者に、便利だと思います。


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