コンサルティング士業への道

司法書士法人・行政書士法人 名南経営 代表 荻野恭弘 公式 究極のコンサルティング士業の目指し方                       

2017年05月

民事信託預金口座・信託内融資の促進シンポジウム開催

銀行・信用金庫・信用組合向けですが、専門家も受付しています。

基調講演は西武信用金庫の落合寛司理事長。

金融庁金融審議会専門委員なども歴任されています。

パネルは・・・

ご存じ家族信託の大家。

「なんちゃって信託」を許さずバッサリ斬る。泣く子も黙る 遠藤英嗣弁護士


信託会社として唯一。

民事信託コンサルをする「ほがらか信託」 常務取締役 金森健一弁護士


「やりすぎ信託=法制と税制のズレを悪用」に対し税務から警鐘

日本最大相続専門税理士法人 税理士法人レガシィ 岡崎孝行代表社員 税理士


異業種連携の雄。

司法書士の独自性と強みを常に発揮し続けるため

信託審査機関と受益者代理人機関を立ち上げた 星野大記 代表社員 司法書士


この4名によるパネルディスカッションを開催します


東京ウイメンズプラザ大ホール 定員230名ですが、あと数名空席があるようです。

今週中に早期締め切りとなりそうですので、ご興味があればお早めに。


このシンポジウムは、民事信託の推進も普及するものではありません。

それらはすでに優れた先行組織もあります。

ここでのテーマは、「正しい民事信託のための社会的コスト論」です。

一見、大胆なポジションです。

が、決してポジショントークになることなく、単に司法書士その他の士業が安心して

高付加価値かつ低コストで信託コンサルティングに取り組めるような仕組みづくり

を、金融機関と公証人を仲間にしながらおこなおうというものです。

高い次元での取り組みです。

金融庁長官講演録5月25日

>先日、ノーベル賞を受賞した著名な経済学者から話を聞く機会がありました。
お話によれば、例えば医療において患者は、最先端の医療技術の内容を理解す
ることは難しいため、医者への信頼に基づいて自身が受ける処置を選択してお
り、同じことが金融でも起こるのではないかということでした。私はこのお話
を、フィンテックの進化により金融が高度化する中において、顧客がテクノロ
ジー自体を評価することは難しいので、人や企業への信頼に基づいてサービス
を選択していくのではないか、という意味に理解いたしました。


森金融庁のいう「FIDUCIALY DUTY」=信認義務=情報の非対称性による依存関係のことですね。

信じるしかないという顧客には忠実になれ。足元をみるな。今後は「いいね」で区別されるぞ・・・

しかし、これ、なにも金融機関に限りません。

こういう信認義務に基づく仕事をたくさん抱えるのが専門家なわけです。

我々の業で言えば、言語化された仕事なんてあっという間に丸裸でシェアされます。

成年後見がいい例です。

17年前に他の専門家が無視していたので、司法書士がひとり言語化して独占できました。

すごいことでした。

しかし、もうすでにキャッチアップされてきています。

他者による(省庁あげての)猛追です。

せっかくの「良い独占」の可能性は潰えました。

変化、つまり生産性を上げてこなかった報いだと思います。


産業の壁がなくなっているのと同じスピードで、士業の壁もなくなっていきます。

テクノロジーがもっともその壁の破壊に「貢献」してますが、賢い政府はその流れにチョコん

と思惑(国からしたら小さな話しですが、士業の整理・統合とか・・・)をのっけてきます。

いつまでもあると思うな親と「壁」

奇しくも森講演にある「C2B」が司法書士など法律・会計専門家の未来をも占っているようです。

「顧客を見て、それに応える。」

専門家の需要はそれこそ山のようにあります。

姿かたちを変えているので、旧態依然なアタマでいると絶対見えないようですが。





名古屋で初、暗号通貨で支払いができるお店にいってきました。

芳醇なベルギービールがおいしいです。

さて。

ベルギー・アントワープの土地登記システム

>>テックビューロが選出された理由は、価格と開発スピードだ。ハッカソンでは同社が提供している、土地所有権が移転可能な証明書をブロックチェーン上で発行できるオープンソースアプリケーション「Apostille」が利用され、アントワープの土地の登記システムを2週間で開発したという。今後はワンステップで複数者の署名による証明書を発行し、オンラインでの契約締結や自動履行が行える機能を追加していくとした。



ハッカソン=ハッカー+マラソン。

いやー早い。


3年ほど前、あるベンチャー企業の若者に「○○ポロ」「チ○ラ」などは、3ヶ月60万円で一から実装できますよー
などといわれていたのが遥か昔話のようです。

時代は2週間で国の登記システムつくるレベルということで。


どうでもいいのですが、「頭の中のアイデア」を「すぐ動かす」。

これが大事です。

POC=proof of consept=アイデア実証=俺たちイケてるね=ここにいかないと。。。

「イケてる人々」に、銀行、国家、法律家は、社会の「摩擦係数」と見られていますよ。

いや、わたしたちこそ、アイデアを実証し、世の中に広めていくべきだとおもいますよ。

専門家が感じる違和感・不都合とかあっという間にテクノロジーで乗り越える時代ですよ。


若い士業=U30はみな動いてますね。

最近、リーガルテック系の集いで弁護士や司法書士に会うわ会うわ。

よくいるのは、40代ボスの法人事務所+20代のデジタル若人の組み合わせ。

やっぱ法律はデジタルだけではない。

経験値がものをいう。

あと、プログラマー出身の法律家も結構生まれています。

経験つんだ彼らは強いだろう。


U50も頑張ります。。

   





1517年10月31日。 

当時蔓延っていた、「救済も金次第」という既存宗教家のあり方に一石を投じるため

「95か条の提題」を教会の扉に貼り出した。

彼の名はマーティンルター。

彼が扉にその書状を打ち付ける、ハンマーの音で宗教改革は幕を開けた。

その後、瞬く間にその動きは広がり、宗教の流れは大きく変わった・・・・・

(ホントかどうかともかく、そういわれている・・・)

 深井智朗「プロテスタンティズム」参考


既存の世界・秩序に慣れ親しむと、そこを安住の地として棲みつくのが生き物の習性です。

そして停滞が生まれ、その場が潰えていくのもまた常識です。

世の中の常識の全部をひっくり返す「革命」、あるいは半分近くをひっくり返す「改革」

常識まみれの法律家にはできないけれど

真のプロフェッショナルである法律家にはできるとおもいます。

革命家の供給源は、医者と教師(宗教家を含む)と法律家。

多数に押しつぶされる弱者への思いやり。

常識の圧力への強烈な違和感。

それをバネにして、あるべき理想を鮮明に描く力が世の中を変えきたわけですね。


法律家の1割が社会起業などを通じて社会に改革・革命を起すと日本の社会もぐんとよくなる気がします。

ハンマー打ちましょう。

「ピープルズ イラスト  驚く」の画像検索結果

どうぶつの脳は、生き残るためなのか、『強烈な違い』の情報を処理して進化したと言われてます。


「異様な音」、「深い穴」に危険を感じて、それらを、避けて生きてきたわけですね。


他者と違う者をも、ついには避けたくなる。

まあ、いまの時代でもそうなることが多いようですが、はっきり言って、差別するとは、人間の頭の中はどうぶつ並だというように思います。

違うものから学ぶ。

そういうことはきれいごと。

普通できない。
   
差別して、いじめたり、虐待したりして、つまらないポジション守ったり。

差別されて、要所要所で、パフォーマンスが落ちて、蓄えを取り崩し、貧困化したり。

違うものから学ぶ深み。

差別を乗り越える深み。

二つの深みを世の中に。

人はどうぶつだから、本能的に差別はあるもんだという前提に立って、賢く解決する策を考えていきませんと。
   
街の法律家なんぞやっていると、我が国に偏る富と絶望の淵にある子どもや若者をつなぐスキームが必要だし、今なら可能だと確信しています。

「待ち」の法律家じゃだめですね。
   

このページのトップヘ