コンサルティング士業への道

司法書士法人・行政書士法人 名南経営 代表 荻野恭弘 公式 究極のコンサルティング士業の目指し方                       

2017年10月

中学生の時に公開されたアルパチーノ主演、ブライアンデパルマ監督、脚本オリバーストーンの映画です。

公開当時、血気盛んな同級生らと話題にしていました。


キューバ難民から麻薬王。からの滅亡。

無から有。からの無。

有から無。からの有。

優れた物語には無限ループがあります。

それを断ち切るところに感動がある。




結局、人は、変わらない。

変わるのは、死ぬ時だ。

成長は、死への道程。

苦しい、からのサトリ。

ならば、今、どう生きるか。

そんなことが、名作の骨子になっているのではないか。

古今東西の名著オリジナルを読み流す秋の夜に思います。



今年も読書週間が始まりました。














平成32年6月2日までに新型民法が施行されます。


消滅時効について

1、2、3年の職業別の短期消滅時効はすべて廃止されます。

5年という商事時効も廃止されます。


それでもって、時効期間を2本立てにします。

権利を行使することができる時点から10年。

OR

「権利を行使することができることを知った時から5年」

いずれか早い期間の経過で時効完成となります。



飲み屋のツケは、1年で消滅していたのに、今後は3年になります。

司法書士報酬も2年が3年にのびます。

いまの飲み代や報酬は現行法なので時効期間は短いままです。

新しい時効制度は、基本的に施行後に発生した債権に適用されます。

ただし、不法行為による被害者の損害賠償請求債権は、新法施行前に

完成していないものは新法適用です。

司法書士業界の中枢を担う、各種団体の方々と話しをする機会が増えました。

登記の未来を語るとき、危機感があらわになります。

完全オンライン(申請代理人司法書士等が電子署名した電子データのみで登記申請が可能)の議論で

司法書士の責任が重くなる、

原資資料の保管をどうする、

個々の事務所では保管対応不可・・・

報酬高めるほうがいい、

やはり報酬規定を復活だ、

登記は司法手続きか行政手続きか、やはり司法だろう・・・


となると公信力か・・・(ため息)。


ここで黙ります。

みんな黙ります。

ここの民法改正ってどれくらい大変でしょうか。

想像付きません

ただ、このことはいえます。

日本の不動産登記は、おそらく世界一正確では・・・と。(比較したことありませんが。)

情報としての登記

やはり、この情報資産を公信力で保護し、さらに価値を高める。

そんな妄想が湧いてきます。

諸先輩に感謝です。







著者の先生から献本。「しっかり勉強しなされ」とのお言葉を言外に戴いていると思い、さらにナレッジとスキルの精進を致したいと存じます。

内容は、金融機関目線の大変実践的なものと、感銘いたしました。


さて、家族内の信託は、近年隆盛を見せておりますが、本書の著者のように、とくに弁護士を中心に、危機感をいだいておられる方々も増えてまいりました。


たぶんこの分野は、凄い有用性と凄い危険性が表裏一体のためプロフェッショナリズムがむちゃくちゃ要求されるものだからだと思います。

プロフェッショナルの4要件(D&RSuskind,2015)

Ⅰ.独占
Ⅱ.試験
Ⅲ.倫理
Ⅳ.貢献

とくに、Ⅲは自律的研鑽、Ⅳは社会的シェアを意味しています。

わたしも、自律的研鑽もなく、シェアもしない輩にならないように、プロとして細心の注意を払っています。

エゴシステムを捨て、エコシステムをつくりましょう。


リズムを刻む。

これは人間のように頭でっかちで常に危機感を感じてしまう生物にとって必須の行為だと思います。

リズムを刻むのは楽しい。

楽しい=たのしまう=手を伸ばし舞う(たしか『古語拾意』岩波書店)とのこと。

リズムを刻んで手を、ひらひら・ぶらぶら。

そうして、体の緊張を解き、頭をリラックスして、恐怖や怒りを忘れ、知性を高めるということですね。

昔、高校時代に沖縄空手をやってましたが師匠が教えてくれたのは「平常心」の意味でしたね。

ロシアや中国武術も、呼気により緊張を徹底的にコントロールする練習から始めるようです。


徹底的に、緊張を解く。


そこから幸福はやってくると考え、機械的に緊張を解く方法を学ぶ。

そこから始めるのがいいかもしれません。


リズム感のある人は、本当に仕事ができると思うのですが、それはリラックスしているからでしょうね。

リラックスしていると、「絞り(F値)最大」となり他の人が見えない背後のイシューにピントが合い、解決法に気づく。最高ですね。


そんな人になりたいと思います。







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