2年前に出たP・ティールのゼロトゥワンは、刺激的でわかり難くて何回も読みました。

それでもわからないのでオーディオブックで何度も聞いたものです。


何事もわかりやすいのを求める原理主義が隆盛です。

原理主義では、子どもでもわかる主張と神の奇跡の二分法ですべて割り切られます。

それでは進化しない気がします。


異端はその真ん中に身をおき、真実を探します。だれも真実だとおもっていない真実を。

攻撃的で知的です。



さて、世界を掌握する。

インターネットにおいて、人の意図を推定して望む世界を見せることは日常茶飯事のように行われています。
 
この活動を通じて世界を手中に収めることができるようです。

おそらくこの活動以外にはないかなと。


キリスト教は20億人、イスラム教は16億人という信者がいるようですが、

インターネットのない時代には、2000年、あるいは1500年かかって意図と行動を同じくするこれだけの信者を獲得しました。

それもたいしたものです。

やはり神業です。

しかし、いまは12年前にできた友達SNSがあっという間に16億人を獲得し、彼らの意図と行動を制御しようと
しています。


人の意図と行動を支配する機械の圧倒的な活躍に直面した今年。

来年は、日本人でさえ、その恩恵の享受と代償の支払いを余儀なくされるでしょう。

「メキシコ国境に壁」

「イスラム教徒入国禁止」

【誰も賛成しないけど大事な真実】かどうかをすぐ検証できる仕掛けをもつところが

覇者になる時代

あいつバカじゃないのと言っている人間がバカを見る時代 

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