facebookのA.I.は交渉ができるようです。    
    
交渉相手との、やりとりのなかで、相手の意図を推定をして、意思決定を促進し、合意に至る。

職業法律家の技能が、ヒアリング、カウンセリング、ネゴシエーション、ライティングだとすれば、最後の砦がネゴシエーションだと思うのですが、どこか風前の灯火な感じです。

さてそれより興味深いのは、その交渉ロボットが、欲しくないものを欲しがって見せて、狙い通り、本当に欲しいものを手に入れるというプラグラムされていない「戦術」を編み出したという点です。

機械が、限定分野なら、言語化された知識を動員して、洞察して、仮説を立案、検証してしまうという事例ですね。


さらに抽象化すれば、これは、古典落語の『まんじゅうこわい』的な、受ける技術【ボケ】の開発と類似するような気がします。


こわいな〜まんじゅう。まんじゅうなんて見たくないよ(食べたい)。


最近でいえば、ダチョウ倶楽部的なリアクション芸に通じるような。


前に熱湯があるだろ、押すなよ、絶対押すなよ(早く押せよ)。


俺がやるよ、いや俺がやるよ、そういうなら俺もいきます。どうぞどうぞ。とか。

交渉ロボットは、人間の最高の知性である、笑いのツボの自律生成もウワテになるかも知れません。


古典という、喜劇でも悲劇でも、極めてバグの少ない、すぐれた「データ」が山のようにありますから。