さてはクソサポだなオメー

このブログでは試合内容を抜きにした浦和の話をしていきます。 最近は雑多な話が多くなっています。

さて明日はスルガ杯な訳ですが、ここでマウリシオが初お目見えになる模様。
にわかに「やっぱり行こうかな…」なんて言い出す人もいたりして…
いや、どんな動機でもいいから一人でも多く会場に来て欲しいわけですが。

個人的には5人の交代枠の中1人はアドや矢島などの出場機会を増やしたい選手、
別調整から万全になっていれば長澤などを出場させて欲しいなと。
ベテラン組と混ぜて投入しても面白いですね。
いずれにせよ後半は双方半分人が変わると見て間違いないでしょう。
スタメン組の疲労問題もありますし、ここであわせておくことで甲府戦のように
矢島を躊躇無く使ったのはいいが試合に入れず試合終了を迎えてしまった。
なんてケースも減らしていく予防にも役立つと思います。
とはいえマウリシオ1人変更になったのみ。
スタメンや布陣が大幅に変わる事は無いと思われますが、
それは明日のお楽しみと言う事にしておきましょう。

で、なぜこんなタイトルなのか、といいますと。

〇対戦相手のシャペコエンセと現地で向かい合った
 その時、若い人は色んな経験を瞬時に出来る

「飛行機事故から立ち直る過程で来日した」という状態のシャペコエンセ
浦和が試合をするのは、明日が最初で最後になると思われます。
そういった中で埼玉スタジアムまで来場した選手やクラブスタッフ、また、
サポーターを見るだけで我々も彼らに心情的に寄り添いたくなるのは当然でしょう。
しかしながら、彼らは試合の対戦相手でもあるわけです
勝てば堀監督に初のタイトルが与えられる。これは何としても手に入れたい。
心情的に近づきたい相手に勝たないと、自分の側に益がもたらされない。
こうした板ばさみの心情というのは、酷ながら若い人には貴重な経験となるでしょう。

しかし一方で、試合から離れれば言語・非言語のコミュニケーションを問わず、
様々な手段を介して私達は「シャペコエンセに寄り添う姿勢」を向けることが出来る。
簡単に言うと、覚えたてのポルトガル語でもいいし、簡単な英語でもいい、
遠くブラジルから来たサポーターに来てくれた感謝と労わりを伝える事が出来るし、
なんなら言葉でなくても笑顔と拍手で迎えたって相手には何となく
「浦和は友好的に迎えてくれているな」ということは伝わるわけです。
ツイッターやインスタグラムで歓迎の意をUPしてもいいのでしょうけど、
なるべく直に顔を向け合った人達にその気持ちを向けると、
後々貴重な経験として生きてくるような気がします。

天気もあいにくの雨模様となりそうですが、幸い気温はあまり高くなりませんし、
いつもと違って外を眺めながらゆっくり来ても損はしないのではないでしょうか。

監督交代後、非公開が多くまだまだ分からない堀新体制の練習。
しかし木曜のオフから明け金曜日から公開されるため、1日目に行って参りました。

関根が移籍した事や監督交代後調子を上げてきた菊池、新加入のマウリシオなど、
堀体制初勝利後も気になる点が沢山あるだけに練習は貴重な情報源…

メニューやけが人(怪我からの復帰情報)画像などは公開致しませんが、
可能な限り見てきた点をご紹介したしましょう。

〇結論:フィジカルメニューだった…
9時からの練習は池田・山田両新コーチの挨拶に始まり、恐らく趣旨説明、
けが人(阿部ちゃんは頭にテーピングで参加)を除いてほぼ全員が参加していました。
その後は詳しくは言いませんが、映像で普段みている方ならすぐ分かるであろう
いつもの「体幹」メニューが少し項目を増やした形で行われました。
マウリシオはロドに通訳してもらいながらメニューを消化していた模様。
選手の話し声からも内容が地味ながらハードな物だと言うのが分かります。
福島はかなり精力的にこなしていましたが「これ脚がバリ攣りそうッス」と正直な感想。
森脇は「あーあー…あーーー」とトレーニングのきつさに声を上げだし、
野崎トレーナーに「森脇あーあーじゃないの」と「きちっとやっておくのが大事」と
釘を刺される様子が(森脇はサボったりせず手も抜かないのだが、うるさい)
菊池が別のトレーナーにトレーニング内容のことを話しかけると
「そう、今日はかなり乳酸がたまるメニューにしてあるから」と言っていたことからも、
このメニューだけでもかなりのきつさだった事がわかります。
槙野はある練習で「もう少しきつい体勢で始めていい?」と言って始めるなど、
選手によってはハードルを上げるところもあった模様。

※たまにサポーターで「浦和にはフィジカルコーチがいない(だから弱点なんだ)」
という指摘をする人がいます。ですが、現在はコーチには数えないものの、
野崎信行アスレティックトレーナーが非常に細やかなメニューや体のケアをしている模様。
また同様に彼と一緒に行動する数名のスタッフ、トレーナーもおり、かえって
1名のフィジカルコーチがその任を担うより手厚い状況ではないかと考えます。
このような話をする人は多分2006~2010年くらいの体制と比較しているのかなと。

野崎氏は埼玉大学などでもセミナー講師を務めるなど(検索で簡単に出ます)
活動も幅広く、また実力的にも信頼できる人物。
来季以降どうなるかは分かりませんが、焦って中途半端なコーチを迎えるよりは…
と考えますが、如何でしょうか。

〇一時間ずっと体作りのメニューに
奥の面に移動してからは体力や体調面で選手ごとに
一部メニュー差し替えがあったものの、内容的にはほぼ全員が参加。
GK以外はずっと走る跳ぶといった「運動」なメニューが続き、
それが数十分休み無く続くためしまいには皆、肩で息をする状態に。
GK練習の合間に土田コーチからは「おい行くぞおまえらぁ!」

一同肩で息していて無言

土田コーチ「お前ら暗いなあ、おい!行くぞノブ(池田コーチ)!」

池田コーチ「おう!」 土田「だよなあ、いい味方得たよ俺は」
なんていう一面もありました。
なお、坂道走など私達にも映像などで馴染み深いメニューが複数回
取り入れられ
ており、金曜日以降の練習の基礎をここで作る意図があるのが
少なくとも分かるのではないでしょうか。
短距離走や体力基礎などまるで陸上部のようなメニューの連続に、
ある選手からは「この部活やらされてる感半端ねえ~」といった声も。

ボールを使った練習も少しありましたが、パスの基本練習でも、
ランダムに振り分けられた選手たちによるものであり、
ベンチ・ベンチ外・スタメンといった色分けは全く分からず。
ただ、ドリブルとパスという基本中の基本で駒井と菊池が組むシーンなど、
面白い場面も見受けられたのは確か。
また、以前とは違ってアドがかなりいい声で「ヘイ!」と掛け声を出しながら
興梠のように少しだけ触って後ろに流しながら体を反転させパスを出すなど、
上達がはっきりと分かる選手も見受けられました。

〇西川に対抗心満々の福島
なぜかこの練習中ずっと西川に対抗意識を燃やしていたのが福島。
最初からメニューを西川以上にこなし、体幹メニュー時には他の選手に
「福島すげえな何回やんの?」「腹筋やわらけえ」
など注目の的になって色々言われていました。
福島は森脇以上の不思議なキャラで一部に有名ですがこんな熱血だったっけ…
更に、その後のGK練習は兎に角きついことで有名ですが、
榎本も西川も終わるとふぅと一息つかなくてはならないほどのメニュー。
時には膝に手をつかないといられないほどなのですがそこへ福島がひとこと。
「周作下向くなァ!俺ァやるぞシャラアッ!」
ちなみにGK練でシュートを止める練習の際、シュートを蹴るのは他のGK。
福島の時は西川がその1人を担いましたが…当然シュートが全て本気のものに
それでもセービングが上手く行ったときには「ウッシャアアア!」とひと吼え。
終始大変暑苦しい福島でしたが、その意気は大変良い物でした。

〇連休の成果の一端が垣間見えるのはスルガ銀行杯か
以上が金曜日の練習ですが、土曜日からどのようなメニューになるのでしょうか。
それによっても堀監督がどこに向けてトレーニングしているかは異なりますが、
恐らく新体制が本格的に合わせた照準は19日ホーム東京戦ではないかと思われます。
15日のスルガ杯ではその「デモンストレーション」が一部だけ行われるかもしれない。
となれば、時間限定で色んな選手を試すことは容易に想像できる。
この試す、と言う部分が大変に面白いのはいうまでもありません。

そのスルガ銀行杯の前売り券ですが、結構、いや、
相当どころか大変苦戦しているようです。

新体制、そして新戦力。新しい布陣、甲府戦までの現地回収型サッカーではなく、
本腰を入れて堀体制を構築しだした現状を垣間見られるまたとない機会であり、
さらに対戦相手のシャペコエンセという、飛行機事故という競技史において
最も悲しい事態に直面したチームと試合をするという事も大変意義深いものです。
是非とも若い世代の皆さんには当日埼玉スタジアムへ赴いてもらい、
数は多くは無いかもしれないけど、
ブラジルから来たサポーターを目の当たりにしてもらいたい
そう考えます。一時的な感動とか熱に浮かされる気持ちでも構わないので、
飛行機事故に直面した後も、サポーターを続けている人々の顔を見て欲しいのです。

(数が少ないとこに多く駆けつければ、若いサポが主役になれるかもよという甘い言葉も)

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画像は新クラブハウス

関根貴大、独二部FCインゴルシュタットへ完全移籍。10日には渡独。
何にせよ試合から昨日の今日での発表だ。気持ちが追いつかない。

今回は個人的に関根を3年半見てきた思い出をつらつらと書いていくとしよう。

なお、別視点で関根を扱った私の知人シロさんのブログもどうぞ
blog.livedoor.jp/mub4614/


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       2015年1月REDSFESTAでの紹介。
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       なんだか終始ぬぼっとした顔でいた関根。プロ2年目を迎えた直後だ。

〇一度だけ、プライベートの関根に遭遇した日があった
浦和の映画一作目を、県内を走る路線沿いの街の映画館で見た帰りのことである。
正直2回目、見所も知っていたし内容も最後に行くに連れて重くなっていくため、
見て何か得をする内容ではなかったのを覚えている(横断幕事件の件などあるため)
気が乗らないながらも観賞後、席を立った私は、一緒に来てくれと頼まれた親と
通路を歩いていた。その際私が親と何を話していたのか詳しく覚えてはいない。
何となく、私は当時浦和所属だった原口元気達が寮で話しているシーンを見て
「ユースから昇格した皆も出ていて良かった」とかそんなことを言ったのだったか。
関根という名前を出したのだったか。詳しくは思い出せない。

ただ、私がそんな事を言いながらホールまで出てきた時だったのは鮮明に覚えている。
壁にもたれてスマホをいじっていた少年が私の話が耳に入ったらしく顔を上げた。
目が合ったのは今でも覚えている。
服は大学一年生が日曜日にコンビニに自転車で行くような、地味な物だった。
相反して、大層勝気な顔に強い印象をもつ目、ちょっとふてぶてしい態度。
もしかしたら俺がそのユースから来た奴だ、文句あんのかとでも思ったのかも。
当時は彼のプロ初年度という事もあり、自信が無いのでスマホで顔を確認。
やっぱり関根だ。同じ映画館で同時間帯に関根も浦和の映画を見ていたようだった。

彼とは駅のホームでも再遭遇した。
同じ車両に乗っていた浦和のTシャツを着ていた男性は終ぞ関根に気がつかず。
対して気付いている私はどうしてもちらちらと様子を伺ってしまう。
失礼とは思いつつ、2014年当時無観客試合で原口と共にチームの光明となってくれた
そんな選手が間近にいると思うと、やはり視線はその姿を追ってしまう。
ただ話しかけるのだけは悪いと思った(当時はチームも大変難しい状況だったのもある)
ただ、選手のプライベートには立ち入らないというのが90年代からの暗黙のルール
浦和で選手に遭遇したときと同じようにするべきだと考えたからそうした。
(坪井とばったり道で会って道を譲ったときは言葉を交わしたけど…)
わずか数十分の時間の出来事だったが、印象に残るあの目は忘れられない。

〇試合では徐々にレギュラーを獲得し、プレーの幅を広めた
なお、映画2作目の一番のハイライトシーンはあのまま行けば優勝へ
最高の演出になったのでは?という関根のアウェイ横浜戦の決勝ゴールだろう。
あの場面に至るまでだって、相手に研究されたりドリブルを防がれたり。
2015年当初には明らかに伸び悩んだ時期もあった。
だからかもしれないが、16年度には守備もかなり上達し
トラップだってお手の物、パスも長短こなせるようになった。
得点自体は13点という事だが、一つ一つが大変印象深いものである。
ホーム鹿島戦で叩きつけるようにして獲った1点など説明が要らないほどだろう。
彼のポジションにはライバルが大変多いとはいえ、今こうして移籍に至るまで
全く他の追随を許さないという印象を抱かせるのは、
こうした3年半のたゆまぬ努力と向上心の賜物だろう。
目標としていた原口元気がつけた24番も欲しがり、念願かなって今は24番、
元気とは少し違う24番像を余すことなく見せてもらえたと感じている。

インゴルシュタットは独2部のため、目標である原口元気との対戦は今のところない。
(元気自身ブンデスにいつまでいるか分からないが)とはいえ
「その背中だけ追いかけて、ここまできたんだ」
関根にはそういっても過言とは言わないだろう。

〇24番のその後
しんみりとした話は嫌いなので、これからの背番号24番はどうなるのかを。
「下部組織出身者の立志伝」を語る上で欠かせない番号となってしまった感のある、
浦和の背番号24だが、来季以降はどうなるのだろうか。
少し気は早いが、下部組織やその出身者に目を向けてみたい。

橋岡大樹:DFだがその向上心はこの数年で随一。
まず皆さんもすぐに思いつくのが橋岡大樹だろう。
DFなので24番が適当かどうかは分からない点も多いが、
向上心、責任感、頭の回転のよさ、統率力…どれも持ち合わせ、
次代を担う存在として申し分ない。
負けている状況で「顔下げるな!勝つ事考えろ!」といって
簡単なポジショニング修正を周りに指示する姿をみて、
これを出来るなんていい選手だなと感じた。
今月、静岡で行われるU18代表戦に選出済み。

井澤春輝:生粋の点取り屋、24番が似合う
橋岡より怪我で出遅れた感はあるが、全世代でU代表に選出され、
熊本から越境入学してきた攻撃的MFの井澤には原口、関根から
イメージが容易に流用でき、また彼自身の姿勢と気の強さは
サポーターに「井澤はやるぞ」というイメージを与えるだろう。
なんとしてもプロへの道をつかむために、8月末からのプレミアリーグで
出遅れた分の活躍をして貰いたい。同じくU18に選出済み

大西翔也:縁の下の力持ち。新しい24番像なるか
個性派の揃う今のユースにして、彼らの橋渡し役になるのが大西。
並み居るメンバーを抑えて3人目の二種登録をもぎ取っただけに、
派手な話題こそ無いが、彼の堅実さが新しい24番像を作るのも面白い。

萩原拓也:二種登録はならずとも、U代表選出のMF
3人の二種登録からは外れたものの、準優勝となったユース選手権では
大いに活躍してみせ、U代表にも選出。
サイドで起用されることが多いため、関根のイメージともまた少し違う
萩原がつければまた24番にまつわる話も広がるとも思われる。
まずはスタミナ自慢とプレーの堅実さ、守備とオーバーラップ、
長所を余すことなく発揮し、逆転のトップ昇格を果たしてほしい。

プロになっている選手
茂木力也:山形レンタル中の20歳は無尽蔵のスタミナを活かした存在に
大原のTMでは隅から隅まで走りまわっていた茂木は、
山形では殆ど休み無く試合に出場し一定の質を保ち続け、
プレーの質やボールの跳ね返しなど、着実にレベルアップを重ねてきている。
出場時間で言えば湘南にレンタル中の山田直輝よりも上だ。
木山監督が浦和に近い(堀監督になってもっと近くなった)
浦和に凱旋→24番となり中心選手へと成長していくという話になれば、
浦和からレンタルされる下部組織出身選手がいかに期待されているかという、
新たな指標も生む事ができる。

斎藤翔太:まずは水戸で一分でも長く試合に出場を

現在も所属中の選手
矢島慎也
伊藤涼太郎(下部組織出身ではないが、期待に応えるためにも)

彼らのうち誰かが24番をつけたとき、関根は(また原口は)どのように反応するのか、
また、私達サポーターはどのように新しい24番を迎えるのか。
移籍した関根がドイツで「なんか背番号でごたついてねえ?」なんて
彼らしいストレートな表現で、心配する事がないようにしたいものである。

※なおタイトルに関してはある歌の歌詞を引用しているので、
 検索するのもまた一考。

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