さてはクソサポだなオメー

このブログでは試合内容を抜きにした浦和の話をしていきます。 最近は雑多な話が多くなっています。

今回は連日の投稿となります。
昨日育成云々の話に触れたのでどうしても話題にしたいことが一つ。
それは「浦和を育成型のチームにしよう」という意見。

それ自体にはそこまで嫌悪感はございませんです。
もっとも自分は移籍してきた選手が13~6人くらい、
学生卒獲得選手が8~10人くらいでユースから昇格した選手が5~8人
これ位の比率が浦和という組織規模を考えると丁度よいと考えていますので、
育成比重寄りというよりは、今より少し移籍獲得者が見直された状態がベストか。
移籍者が多くて全く育成型じゃないとお思いかと思われますが、そこは今年の例を。
移籍で獲得した選手のなかにも例えばオナイウ阿道のように、
数年間で一線級になることを視野に置いて獲得する選手が含まれますので、
これで十分「育成型」クラブといえる浦和になるのでは無いかと考えます。

ユースからクラブ一筋の30歳と学生卒でそこそこ点を取り出した25歳、
二部から来た荒削りだが将来有望な19歳が浦和のFW枠を争う。
…なんてケースも時代によってはあるかもしれませんね

はい。こんな前置きをしなくても分かっています。
育成型のクラブにしたい、という意見している人の本音は
「大部分がユースから引き上げた選手」で構成された浦和にしたいという意味です。
かつ、この構成で選手を使いつつ優勝を目指すチームを作るとか、
外からの移籍獲得はしたくないが外国人はすぐに補強して欲しいとか、
こうした矛盾も含んだ本音ですね。
外国人で若い選手が出る枠を減らしてもそれはOKってどんなだ?

まあそれは置いておくとして、気になるのが育成に対する考えの一つ。
育成型のクラブは安上がりで済むという、度々話題に上るあれです。
浦和のサポーターで育成型クラブにしろという意見を持っている人のなかにも或いは、
この考えでもって「育成で浮いた分を中国で割を食った凄い外国人獲る金にしようぜ」
なんて話をしている人がいるかも。

そこで

〇育成は本当に金がかからないのか素人でも分かる分野から考えてみた
なお、今回考えてみるにあたりユース・育成部門だけを扱った本ではありませんが
青娥書房刊 大山高著「地域密着型クラブ経営」を読み一部参考にさせていただきました
直接的な本文引用はいたしませんので部分的に見て気になった方がいらっしゃいましたら、
本書をお手にとられては如何でしょうか。

育成は金がかからないというのは恐らく
・移籍獲得型のクラブと比べて高額な移籍金を払わずにすむ
・相手の主力選手を引き抜く事が多いので最初からその分高額な年俸が必要
・対して育成世代から上がってきた選手中心の構成ならいきなり年俸が跳ね上がり
 クラブ予算の割合の多くを年俸が圧迫していく心配がない

こうした部分をイメージした意見だと思われます。

ですが、それは既にプロ契約している選手たちの話。
育成型クラブというと一昔前の田舎クラブが粗末な土の練習場で練習、照明は市から借り…
なんて姿ではなく、今日びは下部組織が制度、施設共に大変充実している印象があります


…うん?本当にお金がかからないのでしょうか?
もしトップチームと育成部門の選手が別の場所で練習していたら費用はどれくらいかかる?
よく監督の年俸とか施設にかかった費用はニュースになりますが、それ以外にもあるはず。
サッカー業界の人でなくても仕事していれば分かる支出面をざっと見てまいりましょう。

・用地取得または借用する費用(更新も)
・施設建設費(建物がなくても練習場の柱や芝、便所など費用はかかる)
・上記施設等の維持管理費
・水道、下水道、電気(ガス)等契約費用
・下水処理用機材・水道器具・電気器具など設置費用
・上記ランニングコスト
・移動手段が車である場合、車両代(リースならばリース料)
・上記乗り物の運転手などへの人件費
・上記乗り物の燃料費
・遠征先が日帰りですまない場合の滞在費等(国外遠征含む)
・寮を設置する場合、土地取得他諸費と寮建設および維持費
・上記施設の寮長・寮母などの人件費

ユース生が通う提携先の学校などがある場合の経費
スクールとしての運営費
事務員などがいる場合の給与や手当
・監督、コーチ、スタッフ、ドクターへの年俸や手当
 (幼年部~ユース(U18まで)~U23チームがあればそれを含め)
・トレーニング用品(大型・小型・消耗型全て含む)
・芝刈り機や競技用品など各種大型の備品や燃料費
・消耗品、医療品など各種競技中に関係する小型の備品
・下部組織を積極的に広報する場合、広報費
・保険加入などの費用(更新・新規加入・変更なども)
・事務用品、事務機械、文具、各種オフィス用品など
・外部との契約でサイトなどを運営する際はその費用
・防犯警備会社などとの契約費

私達の職場で当たり前のように支出として計上されているものや、
新しく何か建物を建てる際に必要となる経費など簡単にあげてまいりました。
そういえば、何となくプロのスポーツチームでの地味な経費って
ファンの視線から故意にそらされているような気がしないでもありませんね。
他にも思いつく限りサッカー練習場に置いてあるものや使っているものや、
働いている人を思い浮かべるとこんな感じでしょうか。
まだまだ私達一般の人にはわからない支出もあるでしょう。
中にはトップの予算に組み込まれていて、支出には計算されないものもあるかも。
いずれにせよ「もう一つのチームを持つあるいはそれ以上の手間がかかる」代物。
これで注力する体制づくりとなりますと、当然…
施設関連にかける予算は格段に多くなります。よって維持費も馬鹿にならない
優秀なスタッフや監督の招聘一つをとっても他所より好条件、好待遇位は必須でしょう。

〇将来有望な子を下部組織に入れるために
有能な監督やスタッフを招聘するだけではありません。
プレーする子どもを集める際、将来を見越して有望そうな子どもを獲得したいなら、
競争相手である他のクラブに勝たなくてはなりません。
そのためには売りになる特徴が必要です。
クラブの志向とか指導者の優秀さ、プロになれるかどうかも重要ですが。
それだけでは今一つ押しが弱そう。ではどうしているのか。

関西圏では先を争って学校と連携しているようです

ここでは高校のみ挙げていきますが、大学とも緊密な連携を取っているようです。
中には大学との契約で食事と栄養学の講座を開いているクラブもあるそうで。
勿論教育機関にて学力はじめ社会規範等を学んでもらうという狙いも大きいですが、
保護者に「うちに来ればプロになれんでも大学まで安泰ですよって、就職も楽でっせ
なんて口説く材料にもなるわけです。

追手門学院高校と連携しているのがG大阪。
教育でも指導でも最新のものを子どもへ提供できるというのが最大の「商品」
進学校並みの偏差値を約束しているとか。

神戸でも神戸学院大額付属高校との連携を軸に、通学は勿論のこと
トップチームに上がれなくても大学進学まで面倒をみます。

という体制をとっているとか。また、施設充実も武器にしているようです。

京都では06年よりスカラーアスリートプログラムをU18年代で実施し、
立命館との緊密な連携をとり、立命館の系列校に通いながら寮生活を営み、
海外での練習参加もできるよう手配している
とのこと。

なお、これらの取り組みは早くから広島などで実施されていたそうです。
その後追いでは差が縮まらないでしょうから、これらの取り組みが
広島が行っていたそれを改良したものであるのはすぐ想像できますね。
もちろんこれらは全て「頭を使うタイプ」の支出がかかると容易に予想できます。
元にした取り組み以上のプロジェクトにするためには改良が必要ですから、
草案から計画立ての段階でも様々な支出がかかるでしょうし、
パートナーとなる学校その他との交渉の間も支出はかさんできそうですからね。
場合によっては公官庁とのすり合わせも必要になってくるでしょう。
これは直接支出にはなりませんが、計画実現に至るまでの壁として立ちふさがります。

これは余談ですが
今は子どもの数が少ないのでサッカー以外の競技も競争相手となるそうです。
また、寮母や寮長さんは子どもの世話や悩みを聞いて適切な距離を保てる人という
難しい立場をこなせる人が適任らしく、スポーツ業界だけでなく学校、大学といった
各分野で必要となっている存在なんだとか。
大学分野は省きましたが、大学サッカー部がある大学との連携には
「将来の指導者候補」にコーチの勉強させていくコーチの育成部の側面もあるそうです。

〇海外の例を見ようとしたら…
こうなると気になるのが先進中の先進ヨーロッパがどうなっているかです。
先のご紹介した本ではドイツ・ブンデスリーガの例が載っていたので、
立ち読みでぱらぱらめくったあと「これにしよ」と購入。いざ読んでみますと…
ドイツブンデスリーガではユース組織は…
地域住民で構成された非営利法人の登記社団e.V.に属していて
近年法人格を持ったトップチームとは
別組織なんだってさ…

e.V.はサッカーサポーターですらない本当に地域に住んでいる方が会員で、
年会費を払うことで運営されているそうです。
100ユーロ以下のところが多いとのこと。大体1万2千円くらいでしょうか。
育成組織なら運営できる額が集まるそうですが、トップチームとなると全く足りず。

浦和でソシオだなんだとうるさかった人が「これなら予算を心配せず済む!導入だ」
なんていいだして如何にも飛びつきそうな組織ですが、していないわけがあります。
これはドイツでは午後は学校も仕事も切り上げて、スポーツをする人は
地元のスポーツクラブで年齢も性別もばらばらな人達がお金を払っているから
実現できている団体だそうでして、日本ではまず実現は出来ないと思われます。

また、U23チームを保有しているチームもあるそうですが、
U18までとは異なるとはいえ、アマチュアの選手が多いため治療費の支払いで
トップチームが費用を持つか、U23が経費を持つか相談したりすることもあるそうで。
日本では全てクラブの組織になっているから、まずおこらない光景ですね。

〇費用は勿論のこと
もう一つ忘れてはならないのが育成型クラブになるには育成制度は勿論のこと
様々な要因が折り重なって存在しており、達成して成果を出していくには
非常に時間がかかる ということでしょう。
自治体が絡んでくる話は、時に5年は待つなんて話がザラです。
育成とは別ですが、スタジアムの話が数年暗礁に乗り上げている例もありますね。
かつて浦和は応援の中心にいた人物をして「2年も待ったのに成長しねえじゃねえか」
そういって育成型を目指した当時のクラブに我慢が出来ないと表明してしまいましたが、
2年という時間は育成が実を結ぶには「短すぎる」時間ではないかと思われます。
また、非常に優れた取り組みも担当が変わってしまった、クラブで方針が変わった、
などという原因一つで無用の長物化したり京都の様に形骸化してしまうこともあります。
施設の充実化には建設する・購入する・許可を得るといった時間や費用の問題が、
制度の充実化には年月経過による劣化・変質といった問題が付きまとうのです。
こうした事態を防ぐために色々な手立てを考えて、絶えず国内や世界の潮流を見定め
制度や情報を新しくしていく努力は常に必要とされます。
そしてその情報を取り入れて精査するにも時間が必要です。
また情報を手に入れるためにもコストがかかります
いまや情報というのは一つの商売が成り立つほど重く見られています。
外部からすればなるべく役に立つ情報は渡したくないでしょう。
よい情報、詳しい情報ほど高い費用がかかるのは当然の事です。
内部に情報収集を主な役割とする人がいたなら、その人に報酬が支払うことになります。


ここまでごく簡単に3つの点をあげてまいりました。
海外先進事例が役に立たなかったのは予想外でしたが。
まあ素人が本を読んで少し関連事例を調べて考えてみただけでも、
育成部を充実化させるためには様々な費用がかかりそうだと分かります。

少なくとも監督を辞めさせて「明日から育成チームになって」と言った所で
それは予算的にも人材的にも時間的にも圧倒的にリソースが足りない。
お金をかけて時間をかけないと育成型のクラブとして実を結ぶのは難しい
そうしたことはご理解できたと思います。

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もう二日前の試合となってしまいましたので、早速本文行きます。
生憎の荒天となった水曜日の天皇杯。
試合前にあんな事を書いた身としては観戦だけでなく

声出しもいつもより一生懸命に頑張りました。
それに関連した話はまた後ほど別項で述べます。

さて。

〇矢島は水曜日どうだった
天皇杯二回戦。満を持して先発となった矢島慎也。
ゲームを作る役割を担い出場となりました。
私自身二回も矢島について取り上げましたし、直近の練習やTMは中々よく動け
案外やってくれるのでは…と正直期待していたところもありました。
なお、伊藤はベンチのため、最初から今日は出場は難しいかと予想。
残念ながら予想通り出場はかないませんでした。

運よく五時ごろに天候も回復し、風があるのとピッチが滑り易い以外
あれ、これならそこそこ何とかなるのではないかな、というくらいの状況に。
さてこのまま試合だと、いざフタを開けて見て見れば。

矢島慎也は

途中交代・・・・まさかの45分・・!動きが良くない・・!それどころか・・・
むしろ悪いほう・・・・!ずれる・・・パスが・・!ことごとく・・・・・!
少ない・・動きが・・・!できない・・・味方の動きを引き出すのも・・・!
活躍不能・・これでは・・・!やむなし・・・・!交代も・・・・・・・・・・

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             福本口調にしたら矢島の動きが悪かったの無しにならないかな

見ていて確かに「これは消えてるな…」「消極的だな」という実感はありましたが
後半頭から交代させられてしまった時は
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こうなりました。

状況は最初に矢島の近況をまとめて書いた時と殆ど同じでした。
たまに最終ラインへボールを受けに現れ、ボールを持って散らした後…消える。
ただこれの繰り返し。たまに相手PA前で横に横にボールを回す位。
チームのファーストシュートを放った以降は相手陣を脅かす事も少なく、
段々とチーム全体のそれと同じようにチャレンジもなくなり、
ただでさえ前線に収まらない試合展開は一層難しいものに。
ゲームを作る役割を担った以上、全体の動きも悪さを払拭できず
自ら展開を作る事も周囲との連携を練り直すことも叶わなかった以上は
与えられた役割を果たせなかったと見なされます。
そこに「周りが悪かったから矢島が埋もれてしまったんだ」という
都合のいい言い分が通用しないのは言うまでもありません。
全体が悪い中でも良い動きをする、手ごたえのある動きをする、
そういう選手はいるものです。
兎に角水曜日の出来では前半だけで交代させられても致し方ないです

皆さんの中の何割かは、「矢島を先発させてみればいいんだよ」
という考えを持っていたのでは。
また知り合いとの会話で一度は「矢島を使えば活躍するんだけど」
なんて話した方もいたかもしれません。
自分も今年矢島が起用できれば先発の疲労軽減にもなるし、
来年以降中軸に据えるための先行投資ができるしいいなと思っていました。
しかし現状は芳しくなく終わってしまったという結果に。

〇試合結果は辛勝も、手ごたえを掴んだ選手
対照的に手ごたえ、または以前より進歩を見せた選手もいました。
3点目を決めたオナイウ阿道は格好悪くても何かあると走っていたことが結果に。
2点目のアシストは何度もポジションが変わって行った長澤から。
田村は以前はトラップ一つでも難儀していたものですが、全体的にレベル向上。
それでもまだまだまだといったところですが、動きが悪く交代された二人とは
明暗を分ける結果となりました。
重要なのは三名が確実に歩みを進めていることです。
「監督やチームが育成してくれないから若い選手が出られないんだ」という意見は
私も何度も批判的ではありますが取り上げてきました。
しかしながらこちらの三名、数度見た中で確実に質をあげてきています。
全ての選手が停滞しているわけではないのです。伸びている人は伸びている。
それがリーグ戦出場に手が届くまでの伸びか、まだカップ戦序盤のみに留まるか。
それぞれ違いはあるわけですが、全く可能性がないわけではないことが分かります。

〇そも「育成」「出場させてもらう」などはプロ選手に当てはまる考えなのか
上で取り上げた意見は若手とはいえ、プロ選手に当てはめるべき考えでしょうか。
その話の前にもう一つよく使われる言葉を「選手はみな個人事業主」
個人事業主はみな自己責任であり、自己判断の下に契約し活動しています。
勿論プロ=個人事業主という言葉通りの意味ではなく比喩でしょうが。
とはいえプロ選手は社員などとは違い「使ってくれる」のを待っていたら
どんどん活躍の場を他の選手に奪われていきます。
ついこの間まで学生服だった18歳の高卒ルーキーも例外ではなく
プロになった時点で競争社会にその身一つで放り込まれ、その身一つで渡世し
身を立てていかなくてはならないという、
大変厳しい状況におかれているのです。
学生さんのように朝来て机に座っていれば講義や授業を先生や教授が始めてくれる。
プロが置かれているのは、そんな環境ではないわけです。
もっとも18歳のルーキーなどは最低限チームなどが社会人としての面倒を見る機会も
最近ではあるのでしょうが、先輩選手が優しくプレーのイロハを教えてくれるなんて
絶対に無いでしょうね。だって互いにライバル事業主の関係ですから。

自分の仕事が無くなるようなことは意地でもしないと思います。
話はそれますが、昔は社員選手という運営会社などに社員として登録され
プロではない選手もおりました。選手として目が出なくても社員として働く、
そうした選択肢もあったということです。実際Jリーグ誕生時、JSLから移行する際
プロにならず選手をやめ社員として生きる道を選択された方もいたそうです。
社員選手は90年代中後半までは存在していたと記憶していますが、
今はそういった制度もありません。まさにクラブ内競争に敗れればそこまでの世界。

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             こんな奴は絶対に大成できない業界

やはり、当然のことながら「育成」というのはアカデミー・育成部・下部組織段階まで。
プロになったら自分の力で練習から頭角を現し、試しに使われた試合で成果を示し
着々と実力をつけ、出場時間を掴む…というのが正しい考えでしょう。
また「出場させてもらう」という考えが通用するのは記念出場のような場合のみ。
出場できるように状態をもっていき、試しに使ってもらう機会を増やす。
こういった考えなら分からないでもありません。

〇柴戸海の特集で感じた点 
さて、天皇杯当日は柴戸の記事が幾つか公開されていました。
一つは動画配信もしたとか。
これらも含め、以前から柴戸の話を読んできてまとめると、彼は
「大学進学は高校時点ではプロになる選手には勝てないと判断して」
「進学する大学もプロになった選手を丁寧に輩出している明治を選ぶ」
「プロ入りが目標ではなく、プロになった後に目標を設定している」
「自分の特徴である守備を一番欲しがり、かつレベルの高いチームを探す」
「選手がレベルが高いほど、練習でレベルアップできると考え浦和へ」
といった考えを持っているのが大きな点であると思います。
しかも浦和で全く通用しなければ自分はそこまでの選手ときっぱり諦めるとまで。
なんとなくそうなったという感じがなく、全て自分で選んだ選択で
プロ内定を勝ち取った選手であるというのが分かります。
少なくとも「使ってくれるのを待つ」とか「育成」という言葉は似合わないですね。
自分で目標を設定し、それが達成できたら更に上の目標へというタイプでしょうか。
来年はどんどん練習して頭角を現し、若手にいい影響を波及させて欲しいものです。
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    ※柴戸はクールで頼もしく礼儀正しい印象を持つ選手で、人気も出そうです。
     浦和カピバラフレンズとしても期待されています

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今回は何の捻りもございません。
ただの天皇杯におけるサポーターの心構えについてのお話です。
リーグ戦がよくない結果となりまだ二日。
サポーターの短慮、浅慮がネットなどでは色濃く出ています。
そんな中での天皇杯となります。

よくない結果が続いており、ただの「期待感」だけを根拠にして
「試合出場が多い選手と控えを変えてくれないかな」
そう考えている人は大変多いでしょう。
その控え選手が中心になりそうなのが天皇杯です。
しかしいざ試合となるとその控え選手が攻めあぐねていれば
「何してんだよ早く攻めろー!」「行けー!行け勝負!勝負!」「集中ー!」
なんて控えが取って代わる事を望んでいた人自身が野次ってしまう。
ただ焦りだけが増幅される悪い癖のような声を出してしまいかねません。

〇日頃あまり出てない選手が中心となる試合
これが大変重要な点です。
冒頭述べたような声は、普段よりかなり「悪循環」を呼び込みます。
何故かって?
普段よりかなりボールがつながりませんし、試合運びも拙いです。
客が入った状態での試合自体に慣れていない選手もいるかもしれません。
こう述べた時だけ都合よく「プロだからそれ位…」なんて言わないでください。
中にはまだ、プロ契約をしていない選手が出る可能性もあるのです。

みもふたも無く申し上げますと雑音が大きくなればなるほど集中が削がれるのです。
ましてや「どうしたらいい…」と迷うシーンで外野がやいやいうるさくては堪らない。
どんどんドツボにはまっていきます。これは確実に申し上げられます。

控え選手を勝たせたいなら、必要なのはただ一つ
どんどん勢いに乗せていけるような後押しをしていくことしかありません。
ヤジっても状況は全く変わらないどころか、焦れて打って出るプレーを誘発しかねない、
こうなれば相手の思う壺だと、私は日曜日に既にお話しております。
ちょっとでもチャンスの兆しがあればわーーーーっと歓声が上がる、
シュートで終わるとどんどん客が乗ってくる。
パスが繋がるとチャントがどんどん始まる。
こうなれば理想です。
以前代表試合の中継でこういう話を聞いたことがありました
「歓声がいつでもあがって、相手チャンスでもないのにピンチなのかと錯覚する」
対戦相手が駒場でこの心境になってくれればしめたものです。
こういった状況を作るしかありません。たかが天皇杯の序盤戦ではないのです。

控え選手を押し上げたいのなら、絶対勝つべき試合
が明日の試合なのです。いつものスタメンではなく、流動化して欲しいなら、
明日は声や手拍子、座って観戦していたら何でもいいので熱量をピッチに伝える
その必要がある試合なのです。
ここで敗退するような選手達では結局スタメンを奪取する可能性も限りなく0に近い。
そうなりたくないのなら、お客さんである私達が脇目も振らずに応援するしかない。
大変なんて言葉が陳腐に聞こえるほど重要な試合なんです。

ところがどっこい一番頼りないのがゴール裏中心部。
ところがどっこい一番頼りないのがゴール裏中心部。
明日も殆ど突っ立ったままでしょう。
チャントをいつ始まるかな、なんて期待していると私たちも90分地蔵化しかねない。
ぼやぼやしているとモンスターサポーターのヤジが駒場を包みかねません。
明日は雨です。客の入りも悪いでしょう。
それでも入場した人それぞれが、こうしてあげてきたネガティブなポイントを避け、
選手を試合にどんどん乗せていけるような声をひとりひとりでいいから出しましょう。
いいぞー!とか、その調子で撃ってやれ、とか、ドンマイなんてのでもよいのです。

中心に付き合って試合中ずっとお地蔵さんになり、
時折ミスに対して飛ばされるモンサポのヤジを聴かされ
ストレスだけが印象に残るのはもうこりごりです。

若手を大事にしたいというのなら、彼らが勝てるように惜しみなく応援しましょう。
この試合が最後のチャンスの選手もいるかもしれないのです。
どんどん声出していい雰囲気を作りましょう。
ひいてはそれが浦和の新しい空気感を作るきっかけになるかもしれません。

兎に角、明日は若手や控え選手をいつもより頑張ってサポートしましょう

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大事な事なので沢山言いました

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