さてはクソサポだなオメー

このブログでは試合を抜きにした浦和の話をしていきます。 ついでに言うと流行りの話もあんまりしません。

少年少女サッカー年代の話をよく耳にする環境にいるのですが、
その世代独特の問題があると聞きました。

それは、親の身勝手な行動によって子どもが退団におい込まれるケース。
身勝手な行動と申しましても、実に様々な事があるようです。

〇保護者同士の喧嘩が原因で、子どもがプレーを続けられなくなるケース。

これを聞いたとき、真っ先に「うちの子供を使え」とかで口論になり、
仲たがいしたような話を想像しました。こうした例もあるそうですが、
喧嘩の要因は「あの保護者が荷物や飲み物の持ち運びを負担しない」
などといった保護者間でのトラブルが原因になることも多いそうです。

正直子ども関係ないんですが…

〇保護者がコーチスタッフとトラブルを起こし、退団するケース

こちらがうちの子供を起用して欲しいとかのケースですね。
ただ、困った事に最近は「こういうチーム構成のほうがいい」と
保護者がコーチの指導法に口を出して果ては退団、という件もあるとか。

監督になっちゃう人はサポーターだけではないのか、という感想。

〇保護者がチームとトラブルを起こすケース

練習中に子どもが怪我をしたのはクラブの責任だ、とかの例ですね。
実際に聞いた話では、プレー中の交錯で足を痛めたので損害賠償を支払え、
というものでした。怪我の関係で、少年団やクラブチームの中には入団時に
「練習時プレーが原因で起こるサッカーにつき物の怪我については自己責任」
という誓約や同意書を作る所もあるそうです。

モンスターペアレントと同様の事例と見てよさそうです。

私自身町の駐在さんに電話があって、大慌てで小学校のグラウンドに行ったら
サッカー少年団の保護者同士のトラブルだった、という顛末の話を直に聞いたことが。
親が原因で、レギュラー争いもせずにチームを去ることになる子どもは不幸だなあ…と。 

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             俺たちのボール(自信ありげに「ジオンの新兵?おちょくってやるぜ」)

はい、アウェイG大阪戦の結果は1-1のドロー。
見ごたえのある内容とは裏腹にスコアは一本のチャンスを点にした大阪と、
数あるチャンスをフイにしながらも何とかPKへこぎつかせた浦和の痛み分けと。

試合内容はいつものとおりでございます。
最近はよくラファエル談義に華が咲くのですが、こちらの管理人さんいわく
まだまだ点が取れそうとのこと。PKもアレだけ落ち着いてる20代前半は…頼もしい。
今回はGK西川の不調や、失点はあれどカウンターを無防備に喰らっていた頃から、
だいぶん改善された守備の話など他ではあがりにくい話も部分的に出てきます。
blog.livedoor.jp/mub4614/


さて、表題のとおり今回は試合中に相手GKの藤ヶ谷選手が負傷交代、
急遽交代したGK田尻選手に対して槙野・森脇が「シュート打つからな~」
「槙野のシュートはぶれるぞ」と話しかけ、第4審も思わず吹き出した光景からの話。

〇駆け引きか、競技を一緒に行うプレーヤー同士か
真剣勝負の駆け引きと、プレッシャーを与え与えられというのが試合ではありますが、
こちらのやりとりと試合中にも関わらず皆が笑っている光景を見るに
(田尻選手の顔は入る前緊張そのものだったが、このとき口をあけて笑っている)
これはこれで「今後の競技自体に良い影響を与えてくれる」光景ではないでしょうか。

また、見落としがちなのが「田尻選手を惑わせる目的」としてみた場合。
これなら、もっと他に効果的な言葉があると思います。
「今日はすべりやすいな」とか「指示の声、歓声で消えるぞ?」とか、
新人GKにえ、そうなの…という心境にさせる言葉をかけるはず。

萎縮させる目的なら、それこそ言葉ではなくボールを早くよこせとぶつかったり、
そばで威圧する、早く入れと怒鳴るなどの行為のほうが効果が高いでしょう。
ですが、今回はこうしなかったということです。

新人が入ったら兎に角「精神的に追い込んで潰してやれ」という空気だと、
確かに目先の勝利には結びつきやすい状況は作れます。
反面、個人的には時に前述のような「弱い点を徹底的に攻め、付け込んで勝利を得る」
こうした割り切ったことも重要だとは思います。
実際、都築龍太は昔新人FWにファールされたことを利用して一喝、プレーの幅を狭め、
心理面での優位にたつこともありました。

こずるいとか、卑怯とか言う以前にそうした面でやりあうのも勝負、という前提。
これを無視して勝負事を深く見ていくことは不可能であろうと思います。
例えフェアプレーを求めても、そこで足をすくわれれば敗北なのです。
そしてルールに則ってみてもそれが違反していなければ何を言っても
「負けてしまった方が悪い」ことになると思います。
勝負はそういう面を持っている。

そうした側面を持つが故に。
この間新人がやられたから、今度はこちらからあの若手を狙ってやろう、
アイツは汚い手段を使うから、ファール気味に乱暴にやってやろう。
という状況を作りがちなのが試合中の興奮というもの。
報復行為の連続で怪我をした選手と言うのは枚挙に暇がありません。
対して本日のやりとりが割と好意的に受け止められているというのも
「田尻の緊張をほぐしてくれた側面もある」という見方が出来るためでしょう。
(ガンバ大阪側からしてみれば、上手く「リラックスできる状態として捉えなおせた
こうした言い換えも出来ようかと思われます)

〇原口元気ら若手に大きな影響を与えた槙野
さて、ここからは槙野の話です。
槙野について軽視されがちなのが、自クラブの若手に大きな影響を与えたこと。
トイレの流し方も知らなかったという嘘のような本当のような話のある原口も、
主に合宿中や練習生活で槙野が色んな体験を一緒にしてきたことで、
その後海外移籍してからの生活に大いに役立った。
これは間違いないでしょう(勿論原口の奥さんがかなり出来た方というのもある)

「俺の背中を見て育て、プレーは盗め、兎に角ガッツだ根性だ」
こうした風潮全盛の時代が去り、必要なら上の世代が話して教えていく、
良くも悪くも上下関係に親愛感情が求められることとなって久しいですが、
槙野は黙って俺について来いという感覚ではなく、上記のような関係で
下の年代や新加入選手に其の都度「チーム」「選手」二つの役割を伝えてきました。
関根も無関係ではないし年齢はそれより上ですが宇賀神も年々波がなくなっています。

親愛関係を結ぶ、この考え方で育てられてきた世代。
槙野森脇西川柏木らが感覚的に近しい存在として映るのは偶然ではないと思います。
また、槙野自身広島下部組織で最も成功した世代、寮で暮した日々に出会った
寮母・父、ユースのコーチ陣からもかなりの影響を受けていることが予想できます。
私自身は下に部下を持ちにくい職であり、また子どももおりませんが、
ひとえにスパルタ・親愛性・友愛性…と見ていったところで
どれが最も良い人の育て方である、という答えは出しにくいと感じています。

話を戻しましょう。
これで優勝も複数回していれば槙野への普段の評価も異なるのでしょうが、
優勝を寸でのところで逃し続けてきたことや自身の八方美人さもあり、
「昔はもっと厳しかった、練習で厳しさが足りない(から優勝できない)」
「槙野が勝手をするから悪い方向に転がる」
という論拠の一つにされてきたのは言うまでもありません。
ですがそれはチーム全体の問題として捉えるべきであり、
槙野個人に10割の責任を負わせるというのは筋違いです。

ほら、槙野の方向性はアンタだって間違いかもって言ってるじゃねえか。
槙野が気に入らない方はこうおっしゃりたい話が続いた所で。
個人的にはここからが非常に重要なのですが…。
槙野以前に、監督で槙野以上に父性をもってチームを纏めた人がいます。
はい。ギド・ブッフバルトですね。
彼(か)の監督は非常にこと細やかに「貴方には今、何が足りないか」
「どうして君を起用しなかったか」「お前が良かった理由を教えよう」
という選手ごとに説明を惜しまない人として幾度も話題になりました。
普段の選手やスタッフへの対応も、どちらかといえば後のオジェックの管理型、
研究者のようなフィンケとは異なり、親密な交流を図るタイプ。

面白いことに、皆さんが練習に非常に厳しさがあったという時代で、
黄金期で、タイトルも沢山取れていたときに、ですよ。
選手と監督という違いはあれど同じような志向性を持った人がいたのですね。
こうした事実をないがしろには出来ないと思われます。

〇興梠や李からは厳しさを教えることで、よりチームは高まるのでは
とはいえ自分も最初に申し上げましたように、時に理不尽なまでに厳しいのが勝負事。
こうした弱肉強食にも似た世界で渡り合うには図太い部分も必要なのは否定できません。
ただし要はそれだけではないということ、バランスが大事ではないかという話です。
アプローチが選手ごとに異なることで、多彩な面での成長も促せるでしょう。
硬軟織り交ぜるという表現も可能かもしれません。

トーキング・レッズでは水沼貴史氏も同様の話はしていましたし、それにはやはり
梠はもっと自説を前面に出していいとのことでした。
また、李は大舞台への心構えを見せられる選手とも話していましたね。
そして中には信じたくない人もいるでしょうが、厳しさを求めるにあたって
柏木陽介の姿勢が若手に非常に良い効果を見せ始めているという話もしていました。

槙野だけでは十分にカバーできない点(彼が苦手な所)は、他の人が補えばいい。
視点を少し変えればこうした見方も見えてきます。

田尻選手と槙野のやり取りから
長々と申してまいりましたが、
結局は人(選手)が上手く力を発揮するにあたって特別な事は必要なく、
当たり前に社会で人が上手く才能ですとか長所をいかすこと、それら
なんら変わりの無いことが求められるのではないかと感じます。

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天罰が下ったボール「おちょくった罰が当たったぜ」

仕事柄関係ある人がなでしこで少し有名な人と細い関係があるんですが、
本当にしょうもない話を聞きまして。

なでしこの選手に「自分が特別応援しているサポーター」だと認識させたくて、
ちょっと困った行動をとる人がいるとか。
丁度シンガーソングライターの女性への一方的な憧れから憎悪を募らせ、
傷害事件に発展した裁判がニュースになった後だったのでそういう話題になりまして
個人的な好意をメール等で送る人は「なでしこにもいるだろう」という話でした。

雑談ではありましたが、具体的に起こった事も教えてもらえました。
「(サポーターが持参した)枕に頭をつけてほしい」
「自分だけに毎試合挨拶して欲しい」
「(自分とは別のサポーターの事を指し)あいつは悪い奴だから相手をするな」

また、行動としての内容は
「個人的に無許可で撮影した生写真をやりとりする」
「練習終了後過度に出待ちする」
「選手と個人的に仲の良い人を排除する」などだそうです。

今は個々のチーム・クラブでの対応に留まっているようです。
(協会も全く把握してない事は無いだろうけど…とは言っていた)
ただし、最近写真撮影などがクラブごとに厳しくなっていることなどは
「無関係ではない」とのこと。

今はなでしこリーグ全体でお客が少ないようなので、こうした人達に
クラブも強く対応できないという現実もありますが、
今後エスカレートすると対応が厳しくなるのではということです。

たまに都合がつくと駒場に行く私ですが、これはう~んと唸る他ない話でした。
レッズレディースには無い事を祈ります。
 

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