監督交代後、非公開が多くまだまだ分からない堀新体制の練習。
しかし木曜のオフから明け金曜日から公開されるため、1日目に行って参りました。

関根が移籍した事や監督交代後調子を上げてきた菊池、新加入のマウリシオなど、
堀体制初勝利後も気になる点が沢山あるだけに練習は貴重な情報源…

メニューやけが人(怪我からの復帰情報)画像などは公開致しませんが、
可能な限り見てきた点をご紹介したしましょう。

〇結論:フィジカルメニューだった…
9時からの練習は池田・山田両新コーチの挨拶に始まり、恐らく趣旨説明、
けが人(阿部ちゃんは頭にテーピングで参加)を除いてほぼ全員が参加していました。
その後は詳しくは言いませんが、映像で普段みている方ならすぐ分かるであろう
いつもの「体幹」メニューが少し項目を増やした形で行われました。
マウリシオはロドに通訳してもらいながらメニューを消化していた模様。
選手の話し声からも内容が地味ながらハードな物だと言うのが分かります。
福島はかなり精力的にこなしていましたが「これ脚がバリ攣りそうッス」と正直な感想。
森脇は「あーあー…あーーー」とトレーニングのきつさに声を上げだし、
野崎トレーナーに「森脇あーあーじゃないの」と「きちっとやっておくのが大事」と
釘を刺される様子が(森脇はサボったりせず手も抜かないのだが、うるさい)
菊池が別のトレーナーにトレーニング内容のことを話しかけると
「そう、今日はかなり乳酸がたまるメニューにしてあるから」と言っていたことからも、
このメニューだけでもかなりのきつさだった事がわかります。
槙野はある練習で「もう少しきつい体勢で始めていい?」と言って始めるなど、
選手によってはハードルを上げるところもあった模様。

※たまにサポーターで「浦和にはフィジカルコーチがいない(だから弱点なんだ)」
という指摘をする人がいます。ですが、現在はコーチには数えないものの、
野崎信行アスレティックトレーナーが非常に細やかなメニューや体のケアをしている模様。
また同様に彼と一緒に行動する数名のスタッフ、トレーナーもおり、かえって
1名のフィジカルコーチがその任を担うより手厚い状況ではないかと考えます。
このような話をする人は多分2006~2010年くらいの体制と比較しているのかなと。

野崎氏は埼玉大学などでもセミナー講師を務めるなど(検索で簡単に出ます)
活動も幅広く、また実力的にも信頼できる人物。
来季以降どうなるかは分かりませんが、焦って中途半端なコーチを迎えるよりは…
と考えますが、如何でしょうか。

〇一時間ずっと体作りのメニューに
奥の面に移動してからは体力や体調面で選手ごとに
一部メニュー差し替えがあったものの、内容的にはほぼ全員が参加。
GK以外はずっと走る跳ぶといった「運動」なメニューが続き、
それが数十分休み無く続くためしまいには皆、肩で息をする状態に。
GK練習の合間に土田コーチからは「おい行くぞおまえらぁ!」

一同肩で息していて無言

土田コーチ「お前ら暗いなあ、おい!行くぞノブ(池田コーチ)!」

池田コーチ「おう!」 土田「だよなあ、いい味方得たよ俺は」
なんていう一面もありました。
なお、坂道走など私達にも映像などで馴染み深いメニューが複数回
取り入れられ
ており、金曜日以降の練習の基礎をここで作る意図があるのが
少なくとも分かるのではないでしょうか。
短距離走や体力基礎などまるで陸上部のようなメニューの連続に、
ある選手からは「この部活やらされてる感半端ねえ~」といった声も。

ボールを使った練習も少しありましたが、パスの基本練習でも、
ランダムに振り分けられた選手たちによるものであり、
ベンチ・ベンチ外・スタメンといった色分けは全く分からず。
ただ、ドリブルとパスという基本中の基本で駒井と菊池が組むシーンなど、
面白い場面も見受けられたのは確か。
また、以前とは違ってアドがかなりいい声で「ヘイ!」と掛け声を出しながら
興梠のように少しだけ触って後ろに流しながら体を反転させパスを出すなど、
上達がはっきりと分かる選手も見受けられました。

〇西川に対抗心満々の福島
なぜかこの練習中ずっと西川に対抗意識を燃やしていたのが福島。
最初からメニューを西川以上にこなし、体幹メニュー時には他の選手に
「福島すげえな何回やんの?」「腹筋やわらけえ」
など注目の的になって色々言われていました。
福島は森脇以上の不思議なキャラで一部に有名ですがこんな熱血だったっけ…
更に、その後のGK練習は兎に角きついことで有名ですが、
榎本も西川も終わるとふぅと一息つかなくてはならないほどのメニュー。
時には膝に手をつかないといられないほどなのですがそこへ福島がひとこと。
「周作下向くなァ!俺ァやるぞシャラアッ!」
ちなみにGK練でシュートを止める練習の際、シュートを蹴るのは他のGK。
福島の時は西川がその1人を担いましたが…当然シュートが全て本気のものに
それでもセービングが上手く行ったときには「ウッシャアアア!」とひと吼え。
終始大変暑苦しい福島でしたが、その意気は大変良い物でした。

〇連休の成果の一端が垣間見えるのはスルガ銀行杯か
以上が金曜日の練習ですが、土曜日からどのようなメニューになるのでしょうか。
それによっても堀監督がどこに向けてトレーニングしているかは異なりますが、
恐らく新体制が本格的に合わせた照準は19日ホーム東京戦ではないかと思われます。
15日のスルガ杯ではその「デモンストレーション」が一部だけ行われるかもしれない。
となれば、時間限定で色んな選手を試すことは容易に想像できる。
この試す、と言う部分が大変に面白いのはいうまでもありません。

そのスルガ銀行杯の前売り券ですが、結構、いや、
相当どころか大変苦戦しているようです。

新体制、そして新戦力。新しい布陣、甲府戦までの現地回収型サッカーではなく、
本腰を入れて堀体制を構築しだした現状を垣間見られるまたとない機会であり、
さらに対戦相手のシャペコエンセという、飛行機事故という競技史において
最も悲しい事態に直面したチームと試合をするという事も大変意義深いものです。
是非とも若い世代の皆さんには当日埼玉スタジアムへ赴いてもらい、
数は多くは無いかもしれないけど、
ブラジルから来たサポーターを目の当たりにしてもらいたい
そう考えます。一時的な感動とか熱に浮かされる気持ちでも構わないので、
飛行機事故に直面した後も、サポーターを続けている人々の顔を見て欲しいのです。

(数が少ないとこに多く駆けつければ、若いサポが主役になれるかもよという甘い言葉も)

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画像は新クラブハウス