【ボードゲーム・レビュー・評価】オロンゴ（Orongo）

■オロンゴの外箱・パッケージ

本日のおすすめのボードゲーム
「オロンゴ」のレビュー・評価・解説です。

■スペック
プレイ人数　：　2～4人
対象年齢　　：　10歳以上
デザイナー　：　ライナー・クニツィア
外箱の大きさ：　縦29.7㎝×横29.7㎝×高さ7.2㎝
（パッケージサイズ）

■オロンゴの評価
平均点（Average score）
　▶7.13（Max.7.5/Min.7.0）
初心者向き度（For beginners）
　▶4pt.≪★★★★≫
盛り上がり度（Excitement）
　▶3pt.≪★★★≫
テーママッチ度（Theme matching）
　▶3pt.≪★★★≫
戦略性度（Strategic）
　▶3pt.≪★★★≫
運度（Luck）
　▶3pt.≪★★★≫

評価については、こちらを参照ください。
http://blog.livedoor.jp/ogu_resort/archives/2016-05-08.html

■オロンゴのルール・レビュー・評価

≪オロンゴのテーマ（目的）≫
オロンゴは、モアイをイースター島の海岸線に連なる場所に、そして神聖なオロンゴの遺跡に出来るだけ早く建てていこう！というテーマのボードゲーム。自分用のモアイを全て建てたあとに１つしかない儀式のモアイを建てられるようになります。その儀式のモアイが建てられたら、ゲーム終了です。そして、その儀式のモアイを建てた人の勝利です。

≪オロンゴのルール≫
全員、衝立１組、トークン４０枚（衝立の横に）、遊ぶ人数によって異なる貝殻（２人：２４、３人：１６、４人：１２）（衝立の中に）、遊ぶ人数によって異なるモアイ（２人：１０、３人：６、４人：５）（衝立の前に）を持ったら、ゲームスタートです。

ゲームは大きく下記３つのフェイズを１ラウンド（回）として進行します。
①資源タイルの配置
②スペースの入札
③モアイを建てる


①資源タイルの配置
遊ぶ人数と、現在のラウンドによって異なる資源タイルをタイル置場から引き、ボード上の対応するマスに配置する。

②スペースの入札
任意の数の貝殻を手に握り、全員同時に開いて数を確認します。最も多くの数の貝殻を握っていた人は、使用した全ての貝殻をボード上の専用の置場に置き、自分のトークン３枚を取ります。２番目に多くの数の貝殻を握っていた人は、貝殻を自分の衝立の中に戻し、トークンを２枚取ります。その他の１つ以上の貝殻を握っていた人は、貝殻を自分の衝立の中に戻し、トークンを１枚取ります。貝殻を握っていなかった人は、ボード上の専用の置場にある貝殻を全て取って、自分の衝立の中に置きます。

③モアイを建てる
上記②で３枚のトークンを獲得した人から順番にトークンをボード上に置いていきます。トークンはまだトークンが置かれていない資源タイルの上か、自分のトークンと最低１つは隣合っているまだトークンが置かれていないヤシの木マスに置きます。
トークンを置くことで、以下の２つの条件を満たした場合、モアイを建てなければなりません。
・トークン１枚もしくは２枚が以下の資源タイルの上にある
　採石場１か所／寺院１か所と神１か所／バードマン１か所と鳥の巣１か所／食料２か所
・トークンのうち１枚が海岸に面しているヤシの木マスに置かれている
そして、資源タイルの上にあるトークンの上に貝殻を置き、使用済であることを示します。

以上をゲーム終了条件まで繰り返しておしまいです。

≪オロンゴのレビュー・評価≫
オロンゴは、トークン配置数と順番を入札しながら必要な資源を確保してモアイを建てていく面白いボードゲームです！
ボード上に置かれる資源タイルは毎回ランダムで出てくるので、運の要素があります。欲しい資源タイルが出てこなかったり、ここにきて～！などと盛り上がります。ルールは一見難しそうなものの、やってみると意外と簡単で初心者の方にも理解しやすいです。

やっぱり競りの相場がどうなるかという、競りゲーム特有のデメリットはあります・・・

■オロンゴの好き度数・おすすめ度数
好き度（Like）
　▶3pt.≪★★★≫
おすすめ度（Recommended）
　▶3pt.≪★★★≫
子どもと度（With kids）
　▶1pt.≪★≫